7月14日

 かみさん先生は朝から小金井の文化連盟の定例会に出掛けた。

 以前の会長が裏千家の正教授持ちのお茶の出来ない先生の扱いに困り、色々の事務の雑用を頼んでいた。

 代が替った時に、その先生が事務を頼まれていたのを逆手に取り、無い事在る事を自分の成果とPRし代理最高顧問の様に、自分の考えが先代の考えと摺替えて、趣味の会を、勝手に事務の会に変えてしまった。困ったものだ。

 〇〇部を多数作り、簡単な事も記録して残す様になってしまった。本来趣味の会では不要な事なのに。

 今の官庁と同じに動くのに大変労力が必要な組織が出来た。たかが趣味の会なのに。

 俺の居た本田は〇Jと言う、事務改革をして、とことん事務の簡素化をしてからパソコンの導入が出来たので、先日の日産との統合話の断り理由に、「日産の判断速度が遅い事。」を理由に出来た。

 トヨタ、マツダ、スズキは基本オーナー会社で即断が出来る会社だったので、パソコン導入でも問題が無かった。

 しかしその他の車屋、一般メーカーは、パソコン導入で多大のデータの処理が発生し、その対応が必要で、近年のAIでの事務改革まで、不要な多大のデータ処理で困っていた。

 本来は事務の簡素化後にパソコン導入すべきであったのに。

 抹茶が無くなる。

 茶葉を熱湯で洗い、冷風乾燥し壺に入れて半年、熱の掛らない様に粉にしたのが抹茶。

 だが、お茶で使う抹茶は、茶の木が違う。100年以上で元気な古木を日覆いし日陰で育て、その新芽のみを使う。

 100年未満の物は、玉露として使う。

 だから、明治中期から栽培した狭山の抹茶が漸く、近年出始めたのだ。

 観光客が大量に宇治や八女の本店で抹茶を買うので、その他の地域では確保が難しいのが現状。

 しかし、玉露用、一般茶葉の粉末を味を似せたのも抹茶に出来るので、多数出ている。

 御茶屋さんの良心を信じて、使う状態になった。

 今日はここまで。