こ、こんなにおいしい大トロ、地元でしかもお値打ちで食べれるなんて、もう贅沢すぎます。
 
 
これだから三重はやめられません。
 
 
私がモーレツにおすすめしたいお寿司屋さんがここ三重県にあります。
 
最近は寿司といえば回転ずしになってきましたが、やはり本物は違いますね。
 
 
本日は全国の食通が集まる地元の名店をご紹介します。
 
素材はもちろん、調理技術、雰囲気、接客、どれをとっても最高のお店がこちら。
 
 

鮨いの上

 
住所:三重県亀山市川合町1197-50 
電話:0595-83-5400
営業時間:11:30~14:30 17:00~22:00 
定休日:水曜
 
 
こちらは以前、東京大寿司亀山店とされていましたが現在は「鮨いの上」となっています。
 
私もよく小さいころに津にある東京大寿司に父に連れられてよく来てました。
 
東京大寿司は現在、後継者難で閉店。非常に残念なニュースでした。
 
今でもよく覚えてますが、東京大寿司のお店に入ると、威勢のいい割れんばかりの声で、「らっしゃい!」と次々に職人さんがやまびこのようにご挨拶されてたのがとってもインパクトが強く残ってます。
 
しかしその血を受け継いでいるお弟子さんたちが、次々と三重県の各所で独立してお店を構えています。
 
桑名の「平和寿司」、津の「天鮨」、松阪と伊勢にあるの「君家」、松阪市の「徳太楼」、伊勢の「伊な勢」、和食のお店「伊勢大阪屋」、そしてこの「鮨いの上」。 
 
話を聞いていると、それはそれはもう厳しい修行だそうで、いろんなエピソードを教えてくださいます(笑)
 
しかし各店の大将のお人柄が本当に素晴らしく、そのお人柄に魅了されてしまいます。
 
 
人気店なので、予約していったほうが無難です。
 
いつ行ってもいっぱいだからです。
 
 
お店の庭もビシッとしていて、看板や門構えから本物であることが伝わってきます。
 
店内とてもきれいで、窓からの庭園は風情があって落ち着きます。
 
 
席はカウンターや個室など、とてもゆったりした造りで高級感があります。

私はいつもカウンターに座り、大将にいろいろと話を聞来ながら食事をするのが心地よいです。
 
小さい子供が居るのですが、子供用のイスを準備して頂けたり、子供に話しかけてくれたりして、ほんとに気配りが素晴らしいんです!
 
 
ネタは本当に良質なものしか置いてなく、新鮮です。
 
というのも朝3時か4時に名古屋の市場に行き、新鮮なネタを仕入れてくるからです。
 
良質な魚介類は、全部名古屋の市場に集まるからなんです。
 
仕込みにかける職人魂みたいなものが、全然違います。
 
これはもともと修行されていた大寿司の系列のみなさんは、皆さんそちらに出向いて毎朝市場で良いものを見極めて仕入れられています。
 
これはもうプロフェッショナルだからこそなせる技術。
 
美味しいのも、こうした大変な苦労があるからです。
 
 
スタッフさんもキビキビと仕事されていて、めちゃくちゃ元気のよい挨拶があります。
 
私は、小さいころから大寿司さんにお世話になっていたので、この元気接客が嬉しくてたまりません。
 
そして何よりランチはとてもコスパが良い。
 
 
●こちらはランチメニューの「欄(らん)」のお寿司たち
 
 
ネタの宝石箱や~
 
回転ずしも好きですが、たまにはこうして本物に触れると、心豊かになりますね。
 
 
パッと見ただけで、ネタの輝きや、艶、そのネタの持つ独特の色気まで伝わってきます。
 
ビシッとしていて、スキのなさが芸術のよう。
 
●トロの巻き寿司
 
 
トロトロ~
 
トロって幸せになれる成分絶対入ってますよね。
 
脳みそもとろけそうになってしまいます。
 
 
 
●ちらし寿司
 

 
ご飯の上に、イラクと雲丹がのってます。
 
 
完全にうまいやつです。
 
素材も抜群なので、見事なうまさ!
 
でもネタだけじゃなく、調理技術も超一流なので、素材がぶつかり合ってチームワークを乱さないように、まとめるのが秀逸。
 
 
●こちらは5千円の懐石。
 
 
まずはさざえから・・
 
 
ほのかに香る磯の香り。
 
しっとりしていて上品な味。
 
大将の腕にかかると、魚介類の好き嫌いがある方でも、なんでも食べれると思います。
 
それくらい、素材を極限まで旨味を引き出し、調理するその技術は食べてみればわかります。
 
 
 
あんきも
 
 
いやーー、これは(笑)
 
どろ~~っと口の中で淡雪のように溶けていきます。
 
生臭さが全然なく、ポン酢につけてさっぱりいただくと芳醇な香りが味わえます。
 
 
 
●茶碗蒸し
 
 
幸せ感じます。
 
 
出汁がほんとにおいしい。
 
熱々でぷるんぷるんで上品!
 
エビはプリプリで、銀杏がプリプリのホクホク!
 
 
●たい
 
 
ご覧ください。
 
こちらのお寿司はネタが肉厚!
 
それなのに柔らかい!
 
身がしまっていて絶品!
 
 
 
●ボタンエビ
 
 
こちらも肉厚!
 
ドローっと口どけていく~
 
 
 
●ホタテ
 
 
わたくしホタテちょっと苦手なんですが、独特の癖が全くありません。
 
肉厚で柔らかくて美味しい!
 
え?苦手なものがおいしいって、ちょっと嬉しい気持ちにもなります。
 
 
 
●トロ
 
 
じゅるじゅるじゅわ~!
 
脂ののりがいつまでもほどよく口のなかに残ってます。
 
もう至福感半端ないです。
 
 
 
●えびの味噌汁
 
 
えびの良い出汁が出てます。
 
アツアツでフワ~ッといい香り。
 
 
 
●いか
 
 
これまたわたくし、少し苦手な食材。
 
すっごく肉厚で、普通ならちょっと敬遠するのですが、癖が全くないので、ねっとり濃厚で、後味さわやかな味わい。
 
もうイカはここのしか食べられません(笑)
 
 
 
 
●カニ
 
 
一口で入りきらないほどの厚み。
 
身がシコシコ!
 
 
 
●いくら、うに、白エビの軍艦巻き
 
 
目の前に出された瞬間、この握りにうっとりしてしまいます。
 
シャリの握り具合も、ふわふわッとしていて空気が入っているかのよう。
 
これも長年修行しないとなしえない技なんだそうです。
 
 
●サーモン
 
 
とろけるサーモン。肉厚サーモン。
 
 
 
●たまご
 
 
ほんのり甘味のある玉子巻き。
 
白身系のあっさりからスタートし、赤身系の少しこってり系に行き、そして甘みのある玉子を挟み、最後にまたこってりに行くのが食べる順番の基本といわれているようです。
 
 
●大トロ
 
 
そして最後のトリを飾るのは、こちらの大トロ。
 
切込みが入っていて、じゅぶじゅぶじゅわーって食感。
 
こ、これは、、もう、、言葉になりません。
 
うますぎて、顔が変形してしまいそうな衝撃です(笑)
 
 
 
 

お茶は絶えずスタッフさんが湯呑ごと替えてくれます。
 
徹底した接客に本当に心地よいです。
 

●シャーベット
 
 
これも、なんですか!なんでこんなにおいしいの??
 
ということで、わたくしがおすすめする間違いなくおいしいお店、亀山市にある鮨 いの上をご紹介させていただきました。
 
 
 
ということで本日もご覧いただきましてありがとうございました。
 
 

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●三重のおすすめのお寿司屋さん
 
徳太楼(松阪市)