１月３１日
は……
じゃーん
それは…
コアラの
お誕生日ですっ
……何もこんな日に
生まれなくてもいいですよね
４年前の１月３１日、
忘れもしない、姉コアラの入試前日。
塾から励ましの電話をいただいた時、
我が家は
コアラのお誕生会の真っ最中だった
先生の
『緊張してない？』
の言葉に、
『大丈夫です』と答える姉コアラ
背後の賑やかな雰囲気に、
『今、祖父母が来てるので……』
と説明する姉コアラ
先生は
『応援に来てくれたのかな？』と。
まぁ、当然そう考えますよね
『いえ、コアラのお誕生会です』
先生
『…………』
わかってますって
なにも今やらなくてもって思いますよね
そりゃ、落ち着いてからにしよう
とワタシだって、必死に説得しましたよ
でも、コアラ、
『万が一ねぇねが受かってた時に、合格祝いと一緒になるから、絶対にイヤだよー』
と、言い張ってきかない
まぁ、確かにそうなるよね
あーあー、なんで入試前夜になんて
生んじゃったのかなー
しかし、今思うと、コアラを生んだとき
とても不思議なことがあった。
お産婆さんが、
日付が変わってすぐに生まれたコアラをみながら『３０日にする？３１日にする？』
と、聞いたのだ
一瞬、何を言ってるのかわからなかったが
ここの仕組みは選べるらしい……
(お産婆さんの家で産み、その日に帰る)
ただの、ヨボヨボ婆様だと思ってたけど……
もしかして
受験をするってわかってたんじゃないの
その配慮？に気づかず
『そのままで……』と言ったワタシ
さて、勿論やって来る
２０１６年の１月３１日。
本人の入試前夜であり誕生日だ。
今度は、一緒でいいだろうと
『今年は合格してから盛大にやろうね！』
と、言ったら
まさかの返答。
『イヤだ』
な～～～に～～～
！？お誕生日は、お誕生日
合格祝いは、合格祝い
だと言ってきかない。
前日にパーティーをしている家庭など
あるのだろうか？⬅若干やる気？
しかし、やらないで
ヘソを曲げられたり、もとからないやる気が
更になくなる方が怖いではないか
かくして、我が家だけは
前日に
お誕生会を決行した。ライバルたちよ……
笑っておくれ
で、普通のご家庭の前日の過ごし方は、
《早めに寝ること》
もはや、出来ることは、
このくらいしかないのではないか。
１０時間寝た姉コアラは
奇跡の合格をはたした。
それに、
変にわからないところを確認しようとすれば
焦るだけ。⬅姉コアラで立証済み
せいぜい、
まな板の上の鯉とか
人事を尽くして天命を待つとか
状況にあった語句でも復習をして、
たっぷり寝ようではないか
学校ですが、姉コアラの時は、
３日前くらい前から休ませました。
半月休む人、受験当日しか休まない人、
それぞれの方針だと思います。
多かったのは１週間前から。
我が家が３日前からにしたのは
インフルエンザになった時に
３日あればなんとかなるから……です。
１月の末に移れば、
２月の上旬の３日間は、学校によっては
受けられない可能性もあるから。
そして、登校だが、正直、
終わった後の登校のことなんて、受験前は
考えないですよね。
そんな余裕ないし
決まったら行けば良い。簡単なことだから。
ただ、ところがだ、
我が家の場合、
こちらの方が問題だった
２月に入り、
みんなが次々と登校をはじめるのに、
姉コアラは２月の４日まで引っ張ってしまい
なかなか登校出来なかった
受験をしないお友達から、
どうだった～？
いつ学校に来る！？
と、容赦なくメールが来ます
さすがに受験組は気を使ってるのか
こちらから連絡するまでは
音沙汰なしでしたが……
姉コアラは、特別気にもせず
『落ちちゃったからもう少し頑張るよ！』
『このままだと最短で５日に行くよ！』
等と返信していたが、
ナイーブな子だったらキツいだろうなぁ…
と、思っていた。
これは、
親の目の届かないところで交わされることなので、もし、お子様がナイーブで、かつ、
志望校が確実ではないのなら、
最初から、最長のパターンで、
『２月の何日まで休むよ！』と
友達に宣言しておくことをおすすめします
そして、１日に決めて、
２日に登校すればいいのですから
ﾈｯ！後、我が家の失敗談としては
リクエストの紅茶を水筒に入れたのだが
冷まさないで入れたら、
熱すぎて飲めなかったということ。
一口目で、口の中を火傷するし、
本当に可哀想なことをしてしまった
落ちたのはこの、熱すぎる紅茶のせいだと
思っている
ｷｯﾊﾟﾘ皆さん、魔法瓶って、本当に魔法のように
いつまでも、冷めないですから、
気をつけてくださいね
成功例は
雪用ブーツを用意していたこと。
４日に降って大活躍しました。
結果は滑ったけど、
滑らず歩けました
もし、用意しなかったり買わないで当日雪になってしまったら(雨でも)靴下を忘れずに。
替えの靴下を持たないと
濡れた靴下で試験を受けることになり、
とても寒いし冷たいので。
そして、一番大切なのは
親は、動揺しないこと
平常心ﾉﾌﾘ何を忘れても、
どんなヘマをしても、
安全圏に落ちても、
命ある限り、
取り返しのつかないことは何もない。
わたしも、当日だけは
般若から菩薩になろうと決めていた。
姉コアラの時は試験会場に向かう背中を見ただけで泣けてきた
とにかく、５日間、
喜怒哀楽のアトラクションに
搭乗しっぱなしだったのだ
振り返ると、
もう少し落ち着けば良かったと
反省している。
コアラの時は、
落ち着きすぎて
もう少し緊張感持てば良かったと
反省している。
と、何をやっても、
反省点は浮かんできちゃうので
気にしないことですね！
ｳﾝｳﾝ来年になれば、こうして、この時を
笑って話せますから
ﾍﾍｯでは、また
