こんばんは、カニ蔵です
光の速さで今年も3分の1が過ぎてしまいました
GWの最終日、久しぶり(4月のかなまら祭りから丁度ひと月ぶり)に集まった、
ナンシー&アヤンティーヌ&私。
ここは、
やってきました、栃木~
本日はナンシーの運転で、まずは「栃木の小江戸」へ。
近くに広い無料駐車場あり〼
栃木駅からしばらく行くと、蔵造りの古い町並みが見えてきます。
昭和 レトロな建物も沢山。
町全体で、古い建物を大切に保存していこうとしているのが伝わってきました。
見かけるとついつい撮ってしまうご当地マンホール。
江戸時代に舟運河として利用されていた面影の残る巴波川(うずまがわ)には、有名なうずまの鯉のぼり。
1000匹もの鯉のぼりが約600mにわたって吊るされて風にたなびいています。
巴波川観光の名物は、『蔵の街遊覧船』。
30分ほど流れに乗って、
船頭さんが巧みな竿さばきで「栃木河岸船頭唄」と共に、川のほとりの風景や歴史を案内してくれます。
(乗船料 大人・千円)
今回、私たちは時間的都合もあって、こちらの遊覧船に。
風が気持ちいいわね〜
素敵な御屋敷・・・あっ!トンビが団子咥えて飛んでるわぁ(ウソ)
私、以前、海辺でパンを食べようとして、トンビにさらわれたことがあるの
本当に一瞬の出来事で何が起こったのか最初全然わからなかったのよ〜(ホント)
(小芝居?)
そうです。乗船切符売り場横のハリボテ撮影スポットでした。
巴波川沿いをのんびり散策していると、見えてきたのが、
明治・大正期に麻問屋と銀行を営んでいた横山家の住居と庭園を整備・開放した「横山郷土館」。
建物は「両袖切妻作り」と呼ばれる貴重なつくりで、巴波川沿いに建つその佇まいに長い歴史を感じます
(と、観光案内に書いてありました)
フォトスポットで番頭さんに挑戦
庭園には可愛らしい洋館も(ゲストハウスとして使用されていたそうです)。
すごい豪商だったんだろうなー。
隣接する、銀行跡には金庫が2つ。
開かずの金庫だった1つは『所さんの学校では教えてくれないそこんとトコロ』の番組内で開けてもらったんだとか。
中には書物とお金が・・・92円入っていたそうです
銀行奥の文庫蔵には、昔の生活雑貨など面白いものがたくさん展示されていました。
ランチは、ナンシーおすすめの、
外観もとても素敵
タイル張りの建物の軒や手すり部分には大正期独特のゼツェッシオン風の装飾が施されています
(と、観光案内に書いてありました)
国の登録有形文化財にも指定されているこちらは、江戸後期から煙草の卸売商を営んでいた関根家の邸宅だったそうです。
大正時代に建てられたこの洋館の奥には、鰻の寝床のような通り庭形式の、住居と土蔵が連なっていて、とても風情のある空間でした。
日替わりランチのキーマーカレーをいただきました。
スパイシーで消化に良い感じ。
ちょっとアーユルヴェーダを思わせるキーマーカレーでとても美味しかったです。
食後のデザート
それほど甘くなく、カラメルの苦味が大人っぽい硬めのプリン。
(アヤンだけは生クリームをプラスで注文)
初めて訪れた栃木の小江戸はレトロな建物が多くて、散策が楽しい場所でした
そしてこのあと、
本日のメインの目的地、
岩下の新生姜ミュージアムへ
実は、岩下の新生姜ミュージアムのホールで、
私達が大好きな「レ・ロマネスク」のライブがあるのです
まずはミュージアムを散策
フォトスポットがたくさん。
新生姜の真面目な説明や、これまでのコラボ商品の展示などもありました。
そしてライブ
席からの眺め
岩シカちゃんが登場したところで撮影タイム。
今回も、コール&レスポンス満載の楽しいライブでした
帰り道、
『植木鉢ご自由に』という張り紙発見
1番大きい植木鉢2つを、重ねてむんずと持ち上げ、片手で軽々と運ぶナンシー
1個でもかなりの重さだったのに
ところで。
「せっかく栃木まで来たんだから、名物の餃子が食べたい!」
「誤解されがちですが、餃子は栃木の名物ではなく、宇都宮の名物です。栃木の名産は苺です。栃木県は昭和43年から半世紀以上にわたり苺の生産量日本一なのです。」
「そうなの?それはともかく、とにかく餃子が食べたい!」
ということで、帰り道、ナンシーに送ってもらった小山駅構内にて、待望の餃子。
カンパーイ!
やっぱり餃子にはビールだよね〜
断然レモンサワー派!
1人12個
さっぱりしていて、ペロリといただきました(あと6個はいけた)。
それにしても。
年々夏が早く、長くなっている昨今。
3月には単衣を着ていたし、GW前半には綿麻着物を登板させました。
そして、
~5月6日、気温26度、3人のコーデ~
(前日の栃木の最高気温は32度)
ナンシー
細かいギンガムチェックの小千谷縮に藤井絞の半幅帯。
暗めの色のこの小千谷縮は、夏以外でも中途半端に暑い季節に着られるようにと思って誂えました。
ずっと名古屋帯派だったのが、去年の夏に半幅帯にしてみたら、あまりの涼しさに開眼して、暑い日はほぼ半幅帯に。
真夏に締めて汗びっしょりになったこの綿麻の半幅帯を水洗いして(藤井絞の帯を水洗い勇者)干したら、中の芯が縮んで、手先数センチ分は芯がない状態。
アヤンティーヌ
ベビーピンクと淡いグレーの縞の小千谷縮に、自作のフェイク柄の帯。
海島綿の襦袢にレースの半襟、帯とおそろいの自作のバッグ。
うずまの鯉のぼりにちなんで、栃木の陶芸作家・三宅友子さんの鯉の箸置きを帯留めに加工したものと、根付け帯飾りは鯉を捕まえているカッパ。
ショッキングピンクのストレッチメッシュ生地の帯揚げに、ピンクに白のふちどりの三分紐。
小千谷縮を着るにしても5月ならせめて濃い色の透け感のないものに、とは思ったのですが、岩下の新生姜とレ・ロマネスクのテーマカラーのピンクにちなんだコーデにしたくて
5月に夏着物を着るときは、合わせる小物が一番の悩み。
半襟や帯揚げは、袷用のものも夏の絽のものもしっくりこなくて、あまり季節を限定しない、レース(レースの半襟はオールシーズン使って良いという説を信奉!)や和装用以外の涼し気な異素材のものを選ぶようにしています。
カニ蔵
ラメリボンの薄物単衣。
透け感がある着物なのでまだ早いかなぁ〜と思ったので、襦袢を濃いめの色にしてカモフラージュ。
後ろ姿
CHIKOの半幅帯を、毎度お馴染みのパタパタ結び。
帯周り
帯が蝶々の柄なので帯留めは蜘蛛に。
早朝からの日帰り旅だったので、結構疲れたけれど、楽しかったです
これからどんどん気温もあがってくるので、無理せず少しでも体に負担なく着物を楽しめるように、コーデや着付けを工夫していきたいと思います。
オマケ
栃木散策中に発見した意味深な道路標識
30プラスってどーゆーこと⁉️
何キロまで出せるんだろ?
調べてみたら(→国土交通省)歩行者の安全を守るための取り組みの一環と。
私も車を運転するのですが、知らない標識ってたくさんあるなあと、あらためて思わされたのでした。
今日もお読みいただき
ありがとうございました