![チョコがけハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/446.png)
桜の花びら柄の付け下げ小紋に、
裸婦がダンスしている名古屋帯。
桜コーデ?というより、花びらをハートに見立てての、
バレンタインコーデ、です
裸婦は、ほら、「わたしを食・べ・て♪」
みたいな………はいゴメンナサイ
帯揚げはCHOKOさんの
サンライズレオパード。
(お太鼓山が、傾いちゃってる)
帰ってきてから撮った帯回りの写真。
![気づき](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/675.png)
![!?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/094.png)
かなりショックを受けながら着替えて、
コートをハンガーにかけたら、...ポトンと。
どこに入りこんでたのか、ひっかかっていたのか、謎だけど、見つかってよかった~
あらためまして、こんばんは。
アヤンティーヌです
今季の朝ドラ「カムカムエブリバディ」
大好きな深津絵理さんの出演回からは、欠かさず観ています
ドラマに出てくる回転焼き、
関東では今川焼き(大判焼き)。
江戸時代中頃、神田・今川橋の近くにあった茶店で、桶狭間の戦いで敗れた今川義元にかけて「今川焼き」と命名して売り出したのが始まりだとか
道路わきに由来碑がひっそりと。
注意ここからしばらく今川焼の話デス
(粉物スイーツ愛、重めにつき)
そんな今川焼き、ふと食べたくなって、真っ先に思い浮かぶのは、
月島家(麻布十番)
昭和26年(1951)開業。
手に持った時のずっしり感(かなりの厚み)に思わず笑みがこぼれます。
表面はサクッとしていて中はもっちりとした黒糖の香る生地。
一見少なめに見える餡は、生地の美味しさとの絶妙なバランス。縁起の良い寿の焼き印。
すぐそばにはたい焼きの浪花屋(→過去記事)もあるので、両方食べちゃお
甘党の店 博多屋(町屋)
昭和27年(1952)創業。
東京さくらトラム( 都電荒川線=チンチン電車)の町屋駅の真ん前。
薄皮なのにむっちりもっちりしっかりとした生地に、ほどよくねっとりした餡が、もうほんと、ぎっしり。香ばしい生地の香りと、濃厚な餡の美味しさに昇天。
今川焼 かしわや(三軒茶屋)
東急世田谷線三軒茶屋駅の出口を出て、右手すぐ。
そして、水曜日(と第2第4日曜日)は白い今川焼の日。この白い今川焼の生地にはタピオカ粉が配合されていて、もっちりもちもち、というか、もう「餅なのでは?」というくらいの食感(ならばもはや大福?)。
これをお目当てに、水曜日はいつも以上に行列が途切れません。
今川焼 あずきや安堂 (調布)
調布駅前に昔からあった「甘味焼き菓子 みやこ焼き」が、惜しまれつつ閉店した後、同店のスタッフが、布多天神前の通りに新たにオープンしたお店。
昔のホットケーキのようなほっくりとした生地。粒感のはっきりした餡子は、甘さはごくごく控えめで、甘いもの好きじゃなくても食べやすい。
おやき処 れふ亭(中野)
中野駅前に40年くらい前からあるお店。
初代も二代目も左利き(レフティ)だからの店名なんだとか。
生地は薄皮やわふわ系。餡は柔らか目でほどよい甘さ。
中身のお味別にくっきりした焼き印が。
青山 但馬屋(外苑前)
少し色白なこちらの名称は「青山焼き」。厚みもあって、柔らかくてふわふわもちもちの生地なのに、冷めてもヘニョッとしないで、形が崩れないのがすごい。
明治24年(1891)創業の老舗の豆菓子屋さんということもあり、オリジナルのピーナッツペースト餡も美味。
芋甚 (根津)
表面はカリッ、中はふわっ、としたパンケーキのような生地に、甘さ控えめな餡子。
厚み(高さ)がかなりあるのが特徴だけれど、直径は小さめなので、見た目のボリュームに反してペロリと食べられちゃいます。
今川焼 千駄木(千駄木)
千代田線千駄木駅の、団子坂下地上出口の真ん前。金土日のみの営業。
昔からず~っと、1個100円。
小麦の香りがしっかりする、力強い生地。甘すぎず、物足りなくもないちょうどいい甘さの餡。誰もが思い浮かべる、昔からある絵に描いたような今川焼き。
大丸やき茶房(神保町)
昭和23年(1948)創業。
『おいしゅうございます』の岸朝子さんも著書でおすすめしているというこちらは、
「カステラまんじゅう」という名前。
なるほど!人形焼きやベビーカステラの系統の味~。
餡舎 ひよ子(上野駅構内)
ひよ子の焼き印もかわいい
デパ地下や名店街にある、実演販売形態のチェーン店は、アクセスも良くお土産に便利。
「回転焼 御座候」
本社は兵庫県姫路市。1個95円!
こちらは新宿高島屋B1店舗
こちらは日本橋三越B1店舗。
「十勝あんこのサザエ」
「芭蕉庵」
本社は横浜。こちらは新宿京王百貨店B1店舗。
そんなこんなで、今川焼き三昧だった2月のある日、浅草生まれの友人に、
「私がこの世で一番美味しいと思ってる今川焼きがあるから」
と誘われて、入谷へ。
入谷といえば、
恐れ入谷(いりや)の
鬼子母神(きしもじん)。
びっくり下谷(したや)の広徳寺。
そうで有馬の水天宮。
の、真源寺の鬼子母神で有名。
江戸中期頃、とある大名家の奥女中の腰に、医者も匙を投げるほどの大きな腫れ物ができ、この入谷の鬼子母神にお百度参りをしたところ、帰りに橋でつまづいて転んだ拍子に腰の腫れ物が破れて、中の膿がすべて出て、完治した、との逸話が。
この話を狂歌師が聞きつけて、入谷鬼子母神のご利益に恐れ入ったということで「恐れ入谷の鬼子母神」と歌ったことが流行って、現在までこの言い回しが定型句に。
ということで、まずは真源寺へ。
心を入れ替え、お釈迦様に帰依して、子供を守る神となった鬼子母神は、
もう鬼ではない、ということで、”鬼”の文字から角「'」が取られているのだそうです。
入口を入って右手には入谷七福神の福禄寿。
左手には日朝上人像。
日朝上人は、お参りすると眼病平癒にご利益があると言われている方。
![お願い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/517.png)
安産と子育ての神として知られている鬼子母神ですが、信仰することで、家族の健康安全や縁結びなどのご利益もあるそうです。
三島屋(入谷・千束)
The・昭和。The・下町。
昭和27年(1952年)、今川焼き(夏はアイスキャンディ)のお店として創業。
その後、もんじゃ、たこやき、焼きそばなども扱うように。
先代店主が、新潟県三島郡(さんとうぐん)出身だったことから、三島屋(さんとうや)という店名にしたところ、お客さんはみんな「みしまや」と呼ぶので、もう「みしまや」でいいや、ってことになったのだとか。
店内で、そばもんじゃとたこ焼をいただきました。
粉物ジャンクフードも大好き
テイクアウト利用のお客さんがひっきりなしに。
なんと、もんじゃもテイクアウト可能
そして真打登場。
やや小さめの今川焼、1個80円。
お店の方にうかがったところ、昔はこれが今川焼きの標準的な大きさだったのだとか。
今よく売られているサイズのものは、だからこその、大判焼き、なのだと。
(あくまで、「と、いう説もある」、的なことでよろしくです)
帰りにデパ地下の今川焼き(左)も買って、並べてみました。
三島屋の今川焼には、生地こぼれの羽がついているのでわかりずらいかもしれないけれど、ひとまわり小ぶりな感じ。
(持ち帰り過程で形がいびつに)
焼きたての表面は、軽くさくっとしていて、
噛むと中はふわとろ。
おでんの中のはんぺんみたいなやわふわな食感(ちなみにたこ焼きも同じ食感)。
餡は甘さ控えめで、私その場でぺろっと2個食べちゃいました
(お土産にも4個買った、全部自分用)
確かにちょっと独特で、小さい頃からこれを食べてたら、他のお店の今川焼きは、
「なんか違うのよね(友人談)」
ってなると思う美味しさでした。
2月も後半のこの日は、
なごりの梅コーデ。
(着物歳時記的には、この時期はもう、なごりの梅、ってことになるらしい)
梅柄のアンティークの付け下げ小紋。
格子の袋帯もアンティーク。
この帯、実は、もともと冒頭↑の桜コーデで締めた帯と、表と裏(リバーシブル)になる、1本の袋帯でした。
今はなき、アンティーク着物の「ICHIROYA」さんで、10年位前に購入したもの。
バリバリ硬い帯芯が入っていたので、締めるのをためらって死蔵していたのを、二本の帯に仕立て直してもらいました。
このもともとの帯、アンティーク市などで、同じものを何回か見かけたので、昭和に大量生産されたものかな、と
![富士山](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/370.png)
今宵も長~くなってしまいましたが
最後までお読みいただき
ありがとうございました
![バイバイ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/128.png)