「YouTube」の功罪②とサツマイモ♪ | ほぼ・・・週刊一色塾

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「変わります。一色塾」の代表北條が(ほぼ・・・)毎週火曜日に更新していく「週刊一色塾」。
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週刊一色塾 Vol.541

2023.12.05 (英語科+α:北條博道)

 

「英語系」の「YouTube」に関して「個人の感想」を一つだけ。

 

これは英語学習者にとっては確かに恐ろしく便利ではあるものの、その一方で「キケン」だなとも思うのです。

 

これは「週刊一色塾 Vol.539」で書いたものです。

 

「YouTube」はとっても便利で役に立つ一方で・・・そこで言われていることの全てを信じ込んでしまうのは「キケン」でもあるかも・・・ということです。

 

今回もその続き。

 

今回は「キケン」かどうかと言うよりも、「それって余計なお世話ぢゃね?」という視点で書いてみます。

 

日本語の喋れるネイティブや、英語がペラペラのいわゆる「帰国子女(※この言い方もそろそろ「言葉狩り」に遭いそうな予感がしております・・・)」の方々のチャンネルに多いのはこんな感じのテーマです。

 

「こんな『化石』のような英語を使ってませんか?」

「ネイティブはそんな風には言いません!」

「あなたの英語は『失礼』に響きますよ♪」

 

例えば。

 

「時刻を訊くとき、いまだに『What time is it now?』って言ってませんか?」

※今後は「Do you have the time?」と言いましょう!

 

「挨拶の際に『How are you?』って言ってませんか?」

※それって日本語に訳すと「ご機嫌いかがですか?」って感じの何やら古めかしい言い方ですよ♪

 

「『~した方がいいですよ』と善意でアドバイスしてあげてるつもりで『You had better~』で始めてませんか?」

※その言い方は「~しないと大変なことになるぞ」という一種の脅迫に聞こえちゃいますよ♪

 

例を挙げだしたらキリがないのですが・・・「YouTube」にはこんな感じの内容の投稿が掃いて捨てるほどあります。

 

そこで言われていることはもちろん「正しい」わけです。

 

受験生であれば知っておいた方がいい知識があるのも事実ですし、仕事の場で英語を使う必要があるビジネスパーソンにとっては「失礼な言い方」は出来るだけ避けた方がいいと言う理屈も分かります。

 

でも、海外旅行の際や、日常生活の中で外国人との会話を楽しみたいだけのごく普通の日本人であれば、そんなこと気にしなくてもいいんだけどな・・・と思ってしまうわけです。

 

要はまず「英語を使うこと」、「コミュニケーションを取ろうとすること」が大事だろ・・・と。

 

「自分の話す英語は古めかしくないか?」

「奇妙に響いて笑われないか?」

「失礼に当たらないか?」

 

こんなことばかり考えていたら、萎縮してしまって言葉が出てこなくなると思うのです。

 

まずは鏡で自分の顔を見てみましょう。

 

バリバリの「日本人面」をしてませんか(もちろん人によりますが・・・)?

 

そしてアナタの発音は「ネイティブ」と間違われるほど流ちょうですか(少なくとも自分は違います・・・)?

 

つまり、ネイティブはアナタと英語で会話を始める時点で、アナタが「Perfect English」を使いこなせるであろうなどとは微塵も思ってないのですよ。

 

逆の立場で考えてみて下さい。

 

街中で一目で外国人だと分かる風貌の人から「とてもごめんなすって!~駅までの道のり・・・知る?」みたいに話しかけられたら・・・どう感じますか?

 

思わず笑ってしまうかもしれませんが・・・でもそれは「温かい微笑み」であって・・・「嘲笑」ではないですよね?

 

むしろ「流ちょうな日本語」で話しかけられたときよりもよほど丁寧に世話を焼いてしまうかもしれません。

 

昔、アメリカの大学に在籍していた頃、近所の(と言っても歩いて行ったら小一時間はかかる・・・)スーパーのレジの初老の黒人男性が、自分に会う度に笑顔で「イカ~ガデスカ?」と話しかけてくれました。

 

言うまでもないですが・・・普通のニッポン人に挨拶として「いかがですか?」という人はいないと思います。

 

多分この店員さんは以前に「How are you?」の直訳をどこかで教わったのだと思いますが・・・自分はもちろん悪い気持ちはしないどころか、むしろ凄く嬉しかったのを覚えています。

 

メキシコの繁華街(ティフアナ:メキシコとアメリカはカリフォルニア州の国境の街)に飲みに行くと、客引きの兄ちゃんが「シャッチョ(社長・・・)!イラッシャイマス?ベンキョーシトクヨ♪」と満面の笑顔で声を掛けてきました。

 

イマドキ「値引きすること」を「勉強する」などと言う日本人は皆無だと思いますが・・・ニッポンから遙か遠く離れた異国の地メキシコ「で日本文化」が守られていた?ことを知った自分は大いに気をよくしたものです。

 

いかがでしょうか?

 

もちろん外国人の話す日本語が色んな意味で余りにも「おかしい」場合(意味が分からない/逆の意味になってしまう etc.)にはこちらもやんわりとより相応しい言い方を教えて上げると思います。

 

逆の場合も同じであろうことは想像に難くありません。

 

ネイティブに憧れがちなニッポン人たちよ。

 

何も恐れずに・・・「第二言語話者」としてどんどん「英語」を使っていきましょう♪

 

ってなわけで・・・とっとと〆に向かいましょう!

 

今回のテーマはサツマイモです。

 

これ。

 

 

うちの大家さんは畑仕事という実に有意義で素晴らしい趣味をお持ちの方でして・・・季節ごとに色々な収穫物を差し入れして下さるのです。

 

とりあえずいただいた夜に冷蔵庫に残ってた食材と一緒に煮物にしてみました。

 

 

もう不味くする方がムズカシイという気もしますが・・・実際にとても美味しく頂きました♪

 

そして、一日挟んで昨夜がこれ。

 

 

ジャガイモではなくサツマイモのジャーマンポテト風です。

 

サツマイモが甘い分、カレー風味にしようかとも思ったのですが、こういうときに限ってカレー粉を切らしておりまして・・・普通に塩胡椒にしておきました。

 

もちろんそれでも旨かったですが。

 

ってなわけで・・・いよいよ本格的に寒くなってきたこの時期。

 

きっちりと栄養も付けて・・・頑張って行くぜよ~♪

 

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