古典文法とブライアン・ホーク | ほぼ・・・週刊一色塾

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週刊一色塾 Vol.540

2023.11.28(国語科:高村康典)

 

早いもので2023年も12月になろうとしています。

高3にとって受験勉強はラストスパートの時期です。

 

そしてこの時期に毎年思うこと。

 

それは、何だかんだいっても文法って大事だよな、ということ。

 

文法が曖昧でも何となく古文が読めて、何となく正解が出て。

解けるんだから良いじゃん、と弱いままずっと来てしまった子は、最後の最後で伸びに力強さが出ないことが多いのです。

おそらくは、バックボーンが薄っぺらいせいではないかと思っています。

 

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ボクシング漫画『はじめの一歩』のキャラクターに、元WBC世界ジュニアミドル級チャンピオンのブライアン・ホークがいます。

ホークはスラム街最強の喧嘩自慢で、その豪腕からボクシングの世界に入りチャンピオンにまで上り詰めた人物。

天才的な戦闘能力をもとに本能だけで戦い続け、そして勝ち続けているブライアン・ホークはボクシングの技術的な修練はほとんど積んでいません。

 

一方、鷹村守というキャラクターもおり、これまた喧嘩自慢で戦闘能力は天才的。

ただし、鷹村は鴨川ジムのジジイにボクシングの技術を徹底的にたたき込まれており、ボクサーとしての強靱なバックボーンが天性の戦闘能力に厚みを持たせています。

 

ブライアン・ホークV.S.鷹村守のタイトルマッチは壮絶を極めますが、第7ラウンドでボクサーとしてのバックボーンの有無が明暗を分け、ホークは鷹村に圧倒されK.O.寸前まで追い詰められたところでゴングに救われます。

 

 

そして最終的にブライアン・ホークを降した鷹村守がWBCジュニアミドル級チャンピオンの座につくことになります。

 

飛躍しているかもしれませんが、でもこれに近いものを感じるんですね。

何がって、最初に書いた古典文法の話です。笑

 

やはり、単語・文法・古文常識というバックボーンが弱いと、最後の最後で脆い。

「何となく読める」という子が特に軽視しがちなのが古典文法。

 

というわけで、古文に伸び悩みを感じている受験生は、いったん落ち着いて古典文法の知識の総点検をしてみてはいかがでしょうか?

 

 

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