絢香さんの「I believe」について | こうじのブログ

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まず、この歌のタイトルは「I believe」ですが、この言葉だけでは、言葉としての意味を成しません。それは、目的語がないからです。多分、何かを信じる、ということを歌った歌でしょうが、それは、何なんでしょうか?


私は、この歌では、歌い出しのフレーズである「この胸の中に隠れてる 不安のうず 目の前にある 自分の進むべき 道はどれか」という言葉が、一番好きです。このような言葉は、綾香さんならではの表現であり、人生の一つ一つの分岐点で悩む人の心をすらりとかつ大胆に表現したものと思います。


人生で岐路に立つ場合とは、男女とも共通的に考えられるのは、結婚であり、誰と結婚するかは、その人の人生を大きく左右するものと思います。また、仕事についても、今は男女機会均等ですから、男女を問わず、何の仕事をするのかということで悩みを抱える人もいるでしょう。


そのような岐路に立った時、判断に迷い・苦しんだ時には、心の中に不安な渦が巻き起こって来るかもしれませんね?


人生の岐路、すなわち、ターニングポイントに立った時には、やはり若い時には、人生経験も少ないわけだし、判断が出来ずに悩むことは多々あると考えられます。ただし、そういう時に他人の意見にばかり耳を傾けて物事を決めていては、自分の人世では無くなりますよね?


次に、「人に流されてた日々 そんな自分に「さよなら」」と歌い、そんな主体性のない自分とはお別れするんだと歌っています。


「I believe myself 信じることで 全てが始まる気がするの I believe myself あたたかい光は まちがっちゃいない 歩いて行こう I believe」と次に歌い、「I believe」の目的語は、「myself」であり、自分自身を信じることにしたと宣言しているのです。ただし、「あたたかい光」が何を意味してるのか、難しいのですが、私が考えるに、人の意見に左右されず、自分自身で判断して、人生の岐路を進もうとしている時に見るものですから、それは、ある意味、希望の光を表しているのではないでしょうか?自分自身で考える希望の光だと思います。そして、それは、間違ってはいないと、自分自身でそう確信しているのではないでしょうか?


次に、「偽りの中でウソの微笑み浮かべて 生きる人を 幼き自分と重ねて見て ため息つく どんな色にも染まらない 「黒」になろうと誓った」と歌い、子供の目から見たら、大人のウソはたやすく見抜くことができますよね?そんな大人は嫌いであり、そのような大人の意見に左右されるぐらいだったら、闇黒や死や悪を意味する、私も嫌いな色である黒になろうというのです。ここでは、それぐらいの強い決意が歌われていると思います。


最後に「今 目に映る この広い空も 素直に生きる この気持ちも」と歌っていますが、不安で悩んでいた心の渦も、自分自身を信じて生きて行くことで、広く青く澄み切った空も迷いから吹っ切れた素直な心も、人を頼らず、自分自身を信じて生きて行くことで、自分のものとなり、強く生きて行けるんだ!それは、間違ってはいないんだ!と訴えかけているように聞こえます。


絢香さんの歌では、人世とは何ぞやと考えさせられることが多いですね!


絢香さんが歌う「I believe」はこちらです。

http://youtu.be/sJItuaykRRk


絢香さんが歌う「I believe 」の英語バージョンはこちらです。

http://youtu.be/jTNAzuuu03o