ザ・ロイヤルファミリーその20 | ボクの奥さん

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ボクの奥さんは、半世紀に渡る甲斐よしひろさんファン。このブログは、主に彼女の『甲斐活』について綴っております。

優太郎さんに見送られて、山王邸を辞したあと

栗栖さんは、耕一さんに「よかったんですか?言わなくて…有馬記念のあとのこと…?」と訊ね

耕一さんが「それはちょっとズルい気がして…

『有馬記念が終わったらファミリーは引退します。だから来て下さい』って

ナンかちょっと無理やり来て貰ってるような…

まっ、でも、チームのみんなには、いつか言わないと…」と答えると


「ほんっとうに、いいんですね?」と念押しするも

耕一さんは「いいんです!ファミリーは生涯、不自由なく暮らせるだけの賞金を稼いだんです

もうケガと戦う必要はない。それに、僕には判るんです。ファミリーは今が最高なんだって…

あとは有馬で勝つだけですよ」と決心は揺るがず…


ここで、耕一さんのスマホに着信があり

相手の名前を確認して「わあ!マジか!」と耕一さん

「ナンですか?」と訊ねた栗栖さんに「ちょっと、手、貸して下さい、手!」と告げ

「ハイ?」と差し出したその手にスマホを渡し

同じく相手の名前を見た栗栖さんが「イヤイヤ、これは…」と返そうとすると

さっさと先に歩いて行きながら「あとはお願いします!」とペコリ(笑)


仕方なく電話に出た栗栖さんが「もしもし…

あっ、ちょっと今、耕一さんトイレに行ってて…」と話しているのを聞いて笑っていたら

栗栖さんが「今日の夜!?」と訊き返した言葉にビックリ!(笑)

その相手は、展之さんだったみたいで、相磯さんと4人で、おでん屋で食事しているシーンへ…


展之さんが「まずは、ジャパンカップの勝利を祝して…」と乾杯の音頭をとったあと

「イヤ、気持ちよかったよー!あの動じないレインボーがバタバタしちゃってさ

もう『ざまあ!』って感じ…っていうのは、ファミリーって、イイ時、沈むよね

アレ、身体がしなやかなんだなあ、伸びがあって…

調子がいい時は、それが沈むようにしなるんだよ。それが、強さの秘密と見たね」と

手で波打つようなゼスチャーを見せながら話し


耕一さんが「逆に俺はソーパーフェクトの勝てる理由が判った。オーナーの目が良い」と返すと

「お世辞!(笑)」と言いつつも「ファミリーのおかげで話題が増えたよ

マスコミも色んな角度から盛り上げてくれてる

勝つのは親か?その子供か?夢を果たせなかったオーナーと、その夢を背負った子供の物語の結末は?北陵 vs 日高…実に面白い!」とゴキゲン♪


更に…「ね?覚えてる?セリ会場でソーパーフェクトが良いって言ってくれたこと?

そんなの耕ちゃんだけだったからね

周りの連中は、身体の未熟なパーフェクトに全く期待してくれなかったんだよ

それが今は…」と手のひらを返す仕草を見せて

「俺が新しい血統を見出だし、これまでの常識を打ち破ったんだよ!時代を作ったんだ!」


…と熱く語る展之さんを見て「似てるよ、椎名さんと…」と耕一さん

でも、展之さんは「ふん!くっだらねぇ!似てたとしても、結果出してんのはこっちだから!

レインボーキャンプみたいに、強くても面白味がない馬に頼るしかないのが、あの人の限界なんだよ」と返し


栗栖さんが「ずいぶん、おっしゃいますね」と言うと

「だって、俺、キライなんでね、あの人のこと…栗栖さんもいたはずですよ?

俺、ロイヤルホープとヴァルシャーレが戦ったメイクデビューのレース

場内で観てたんですよ」と明かした途端


耕一さんが「うそ?俺も!」と反応し「ええ!?ナンで!?いたの?」

「あそこ、いた!いた!」と若き馬主たちが盛り上がってるトコへ

相磯さんが「運命の糸ですねぇ!」と合いの手を入れると

展之さんから「うるさいわ!」とバッサリ…(苦笑)


そして…「イヤ、俺が応援してたのはロイヤルホープの方…

親父のことがキライな理由は単純です!馬に入れ込んで、家族を顧みない人間なんてクソ!

人生つぎ込むほどのもんですか!」という展之さんの言葉に

栗栖さんは、山王夫人のことを思い浮かべていて…


「あのデビュー戦、大金つぎ込んで育てたヴァルシャーレに

ノーマークのロイヤルホープが勝っちゃった!最高じゃん!

あの日だけは『ざまあ!』と思って、レース後の親父に会いに言ったんですよ。そしたら…」

…と、ここで、そのレース後の椎名社長の言葉が回想シーンとして流れ始めて…


「展之、これが競馬だよ。競馬が俺に突きつけて来る…まだダメだ!まだ足りない!

完璧な血統で、万全の態勢を整え、素晴らしいジョッキーを起用して

絶対に勝てると思ってもなお、簡単に足をすくわれる…競馬は俺の人生そのものなんだ」…のあと


「旧時代かよ!って…イヤ、マジでダサい!

だから、俺は負けないよ!一度も負けずに勝ち続けてみせる!

悲劇に酔ってるヤツに負けたくないでしょ?」と展之さん


更に…「耕ちゃんも『継承』『継承』って、継承の奴隷になるなよ

『継承』って言やあ立派に聞こえるけど、要は負債の繰り越しだから…

親の後始末するために生きてる訳じゃないんだよ!

ロイヤルとかホープとかファミリーとか、そんなの縛りだよ、全部…

自由になれ、耕ちゃん!俺たちの勝負だよ、有馬記念は…」と、熱く語ったものの、耕一さんの返事はなく…


ともあれ…ロイヤル陣営の皆さんに、ファミリーの引退を発表したらしき栗栖さんが

「どうぞ最後までよろしくお願い致します」と告げ、頭を下げると

「そうかあ…まっ、やることは変わらないから…

こちらこそ、よろしくお願いします」と広中調教師

「でも、引退となると栗栖さんはどうするの?

イヤ、耕一さんは限定馬主だし、マネージャーじゃいられないんじゃないの?」と訊ねると


栗栖さんは、一瞬、意表を突かれたような表情を見せたあと

「それは、有馬で勝ってから考えます」と答えたものの

有馬記念に勝つことばかり考えていて、その先のことは全くの白紙だったらしく

ひとりになると「どこに行く…どこに行こうか…」とポツリ…


その脳裏には、自分の財務調査の結果、ロイヤルの競馬事業部を撤廃に追い込んだ際に

山王社長から言われた言葉…「先生、夢あんの?夢はあんのか?」…が浮かんでいたんだけど

我が家の住人は、某バンドのある曲の歌詞を思い出していた模様…(笑)


それはさておき…有馬記念の公開枠順抽選会が終わり

抽選くじを引いたらしい広中調教師が「くじ運悪くて、すみません…」と謝った通り

内枠が有利とされる中山競馬場で7枠14番はイマイチな位置…(汗)


そのあとのミーティングのシーンでは、視聴者から「グッズにして欲しい!」と熱烈な声が上がった(笑)

馬のぬいぐるみを使っての作戦会議が行われ…って

奥さんは、TBSから発売される円盤の予約特典が、このぬいぐるみじゃないか?と期待して

その特典が何か?発表になる前に予約したものの、残念ながら期待は外れ…(苦笑)


某社の商品「サラブレッドコレクション」で

「ファミリー」によく似たダイワスカーレットを購入して

自分で「ファミリー」調にカスタマイズするかどうか真剣に考えておりました(笑)