「甲斐よしひろさんのプロフィール」紹介は続き…武内さんが「…で、74年の2月に
第3回『ハッピーフォークコンテスト』全国大会で優勝なさるという…
で、この年の5月に甲斐バンド結成…またこの『甲斐バンド』って名前がカッコいいですよね
で、11月に『バス通り』でデビュー…で、翌年
2枚目のシングル『裏切りの街角』が大ヒット
…まっ、これ、スマッシュヒットするんですけれども
その後、1978年『HERO~ヒーローになる時、それは今~』もね、皆さんご存知の…
それから、79年の『安奈』などが大ヒットで、人気ロックバンドにおなりになります
で、現在もソロ活動とバンドの両方で活動中でいらっしゃいます
えーと…昨年、ソロ35周年を…(『そうですね、ハイ』と甲斐さん)
しかも、今月お誕生日で…(『うん』)…まっ、これ、放送の頃にはもう70…
(『そうです、そうです、ハイ』)
甲斐さん、70ってどうですか?な…70…甲斐よしひろさん70歳…」と紹介を終えられると
甲斐さんは「ナンかー、色んな、ねぇ?ちょっと…ナンすかね?
僕、基本的に趣味がなくて、ジム通いが趣味なんですよ、よくよく考えてみたら…
だから、週5くらい行ってんですけど…(『週5ジムですか!?』と武内さん)…週5…5行って
まっ、スイミングやったりとか、色々ちょっと鍛えたりとかはしてるんですけど…
(『全っ然、お変わりないですよね』)…うーん
(『ホントに前よりも…前…十何年前にお会いした時より、お元気かも?』)
ああー、なるほど…イヤ、そう言って頂けると、嬉しいですけどね
(『ジム行って、ナンかこう…重たいの挙げたりとか…?』)
それも…それはウチにもあるんで、家でもやってんですけど、基本的にはね」
…と体作りについて話されてましたが、恒例の?(笑)「キュートなヒップ」や
「27歳くらいから、こっそりジム通い」なさっていた話と
最近のトレンドでいらした「柔らかい筋肉」の話はありませんでした(笑)
そして、武内さんが「えーと…前回お会いして、私、そのあと、ちょっと双子産んだりして
色々忙しかったんで、ちょっと甲斐さんから…
私、ホントに高校時代がもう、あの…青春が甲斐バンドだったんですよ!
もう甲斐バンドにすがりついて…」って、奥さんがよく言ってるのと同じようなことを話され(笑)
「あの…私が忙しくしてる間に、甲斐よしひろさんが、ものすごく進化してらっしゃることに
(『イヤイヤイヤ…』と甲斐さん)…気づきまして…
(『そうなんですね、双子生まれたんですよねぇ』)…そうなんです(笑)
(『その前に、お子さんが1人いて、更にその…』)
ハイ、それが中学生になっちゃったんですけど…(『カアッ!そうなんだー!』)
ハイ、なんですけど、その間に…ちょっとビックリしちゃいまして…(『えっ!?なに?』)
35年間ずっとライブをしていらっしゃってね
えー、ライブハウスで…えー、あの…ずっとシリーズでやってらっしゃる、そのー…
(『あっ!あの…ビルボードライブでしょ?』)
それを拝見してですね、私が知ってる歌なのに、知らない歌になってて…」…って
これは「女性甲斐さんファンあるある」というか
キャリアを重ねて来られたアーティストのファンの方には
武内さんのように「産休」(笑)を取られた方や
環境の変化などで、そのアーティストの活動から、少し遠ざかっていらした方が
時を経て、またその音楽に触れられ、ファン熱が再燃…といったことがあるみたいですね(笑)
甲斐さんが「あの…僕が、1人1人ちゃんとオーディションした腕利きの…
まあ、若手…どっちかって言うと、若手ミュージシャンを揃えてるんですよ
(『アコースティック…』と武内さん)…うん、だから、アコースティックなんだけど
今、もうみんな…ナンての?最新の機器がスゴイから、フツーの…ナンて言うか?
こう…ボディにちゃんとした高性能のマイクとか付いてて…
だから、Wベースも、今もうスゴイんですよ!
エレキベース並みにクオリティが高くて、音量が出るし…
だから…(『アコースティックとはいえ』)…そう、今はもう、それ…
それね、アメリカーナっていうサウンドで
アメリカはもう、それが20年くらい前から、だんだんそう…そういうの主流になってて
アコースティックなんですけど、クラシック的なアプローチとかプログレ的なアプローチとか
そういうのも、やってる人たちがいっぱいいるんですよ、今…(『なるほど…』)
僕、それを…その動きを知ってたんで…だから、それをやりたいなと思って
2015…15年かな?…くらいから、えー、やってます」と
ビルボードシリーズ開始のきっかけを説明なさると
武内さんは「で、あのー、私の好きな曲でもある…まあ、皆さんもよく知ってる
『コールドブラッド』…『冷血』…『コールドブラッド』…これをまた聴いてですね
ちょっと衝撃を受けまして…(『あっ!アコースティックでやってる…?』と甲斐さん)
ハイ!アコースティックでやってらっしゃるのを…
まっ、甲斐バンドの『コールドブラッド』しか知らなかった私は、ちょっと驚いてしまいまして…
今日は、せっかくですので、皆さんに聴き比べて頂きたいなと思ってます
甲斐バンド時代の『コールドブラッド』…
(『昼間から…昼間から、こんなコワイ曲を聴くんですね(笑)』)…ちょっとコワイけど(笑)
お聴き下さい!1985年の…えー、甲斐バンドの曲『コールドブラッド』」
…と、まずは、オリジナル音源を1コーラス強流され
「えー、甲斐バンドで『コールドブラッド』をお聴き頂きました
もう、これはね、これは名曲ですよね!ちょっとコワイですけど…
『ガールフレンドが狂言自殺図った』っていう…
すごくまたカッコいい歌詞なんですけど、えーと…全体的に…
で、それで、ライブバージョンを…ちょっとお聴き頂きたいと思います
(『続けて?』と甲斐さん)…ハイ」とソロライブ音源を流され
「ハイ、お聴き頂きました!ソロライブバージョンで『コールドブラッド』
ギター1本、弾き語りっていうツアーをなさった…で、これ、2000年で…ですかね?
ナンて言うか?自分の曲だけれど、またちょっとアレンジ…
アレンジも激しく変わっていて…」と、その違いに驚かれてましたが
その「My name is KAI」ツアーにあたって
甲斐さんは「強い楽曲を演りたい」と思って
「ブライトン・ロック」や「冷血」「漂泊者」等をお選びになったと明かされたあと
「逆に、そういう『強い楽曲』の方が、生ギター1本でやりやすい」とおっしゃっていて
その理由については、この武内さんの言葉をお聴きになって返された…
「イヤ、結局…甲斐バンドでやるのって、結局その…
ヒット曲がいっぱいある訳じゃないですか?だから、王道をやってる訳ですよね、だいたい…
こう…最初(普段やらないような)違う曲くらいから始まったとしても
もう…甲斐バンドのステージって、もう途中からはもう…
こう…ヒット曲を網羅して行かないと、お客さんも納得しないから、ね?
でも、ソロってさ、やっぱりその…どっちかって言うと、チャレンジなんですよ
もう…まっ、僕、あのー、10枚以上(アルバムを)ソロで出してるんで
もう、BOXセットも、こないだ出たんですけど…
その…どっちかって言うと、ちょっと…甲斐バンドって
ちょっとR&Bで、ちょっとアーシーなサウンドなんですけど
ソロは、こう…洗練されたポップス寄りのサウンドに…
こう…ちょっとミックスチュアな感じで、ラップがあったりとか
色んな…プログレっぽいテイストとか、色んな実験をしてるのね
(『えっ!?でも、やってみたかったっていう…?』と武内さん)
そう!そう!そう!もちろん、もちろん!
だから、それは、時代の音を上手く採り入れながら…みたいなのが
一番、ソロの…あのー、サウンドの考え方なんですよ
(『えっ!?これ(冷血)で言うと、すごく…ナンて言うか?
ライトでありながら…ナン…ナンて言うんですかね?』)
だから、これも結局、ソロアプローチじゃないですか?
だから、自分が書いた曲を、一番最初に…実は、作った時
こんな風に作ってるんですよ…(『ハアー!』)
で、それをメンバーに聴かせて…デモテープで…
で、そこからサウンドを構築して行くっていう考え方なんで、その…元に戻ったっていう…
(『一番シンプルな形なところに…』)…そう!そう!そう!…(『戻ってって…』)
だから、デモテープでやる時って、生ギターでやりながら…まっ、こんな風に…
そういうアプローチでやりながら、時々、間奏も…間奏っぽい方がいいじゃないですか?
だから、ちゃんとハーモニカも入れて…
で、まっ、いわゆる1人で弾き語りっぽく、ディランぽくやってる訳ですよね
それが元なんで、まあ、そこに戻ったっていうか…」…と説明なさってました
そう言えば…「COVERS」に出演された際に
エレファントカシマシの「今宵の月のように」について
「僕、こういうの…こう言うとナンなんですけど、宮本くん、絶対、生ギターで…
弾き語りで作ってると思うんですよ、アレ、構成が変なんですよ
ナンか『えっ!?どうして、こういう構成になる!?』っていう…
たぶん、僕も元々…僕、あの…実は、甲斐バンド作る前って
アマチュアの時、ずっとソロで弾き語りで…ハーモニカでやってたんで…
だから、その弾き語る人の…ナンかこう…作り方って、だいたい判ってるんですよ
で、それを、こう…バンド構成にして、あの…ハメて行ったっていうような感じだから
エレカシでやってるんだけど、はみ出してるんですよね、色んな意味で…
その…その個性もそうだし、作品の形もそうだから…
僕、それ、ちょっと似てるんですよ、自分と…僕が最初に作ってた作り方と…
それがあって、非常に惹かれたところもあるんですかね、ハイ」と話されていたし
「My name is KAI」のDVD発売に関するインタビューでも
「楽曲を作るアプローチが原形に戻ったね
昔は、生ギターだけでシコシコ作ってた訳じゃない?
ある時期から、ホントに適当にラフに作っておいて
最初からバンドで『せーの』で完成させて行った方が簡単だからそうしてたんだけど…
コードを探すのとか、めんどくさいんだけど、どうもその方が良いみたい
曲の全体像を把握しながら、曲の強弱というか
細かいニュアンスを自分で決定して行って
とにかく生ギター1本で最後まで歌えちゃうくらいに楽曲を仕上げた方が
バンドもアレンジしやすいらしい
どこで盛り上げれば良いのか的確に判るじゃない」とおっしゃっていて
甲斐さんがお作りになった数多の楽曲のデモテープを
是非とも聴いてみたい!と思ってしまいました(笑)