右隣の席にいらした女性に会釈をして、お品書きを眺めていると
シャンパンのボトルを手にされた男性スタッフの方から「いかがですか?」と勧められ
「これが『1ドリンク付』ね」と思い「お願いします」と頷きつつ
お品書きにあった「甲斐バンド スペシャルドリンク『ANNA』も飲んでみたいんだけどなあ」
…と思っていたら「他に何かご注文は…?」と問われ
すぐさま、その「ハーブリキュールベース」のカクテルを注文(笑)
まあ、ビルボードでは、特製カクテルをお作りになるアーティストの方が少なくない中
甲斐さん仕様のドリンクが登場することがなかったので
テンションが上がったのも無理はないでしょう(笑)
やがて、反対側のお隣に男性が、お向かいの席に女性が
それぞれ着席なさったものの、顔見知りの方ではなく
周囲のテーブルも皆さん「お一人様」らしく、コロナ禍ということもあり
特に会話が弾んでいる様子はなかったらしいんだけど
同じバンドのファンで、しかもショータイムには近くの席に着かれる訳だし
「黙食」推奨のご時世とはいえ「袖すり合うも多生の縁」と考えて
このディナー会場に入った時から気になっていたこと…
メンバーの皆さんに各テーブルを回れとは言わない(笑)
でも、せっかくの初ディナーショーなんだから
甲斐バンドの映像を流すなり、音楽をかけるなり、何らかの演出はないのか?…
を右隣の女性に囁くと、その女性も頷かれ、そこから、ポツリポツリと会話が始まり
その女性が、奥さんの向かい側の席の女性との会話を伝えて下さったりして
お通夜のような雰囲気は払拭されたんだとか…(笑)
お通夜を連想したのは、やはり「フォーマルな服装でお越し下さい」という
ドレスコードに沿って、黒系の装いの方が多かったからみたいですが
本格的なイブニングドレスの方や、お着物姿の方
中には「えっ!?普段着?」みたいなラフな格好の方やスニーカーを履かれた方も…(苦笑)
奥さんが会った甲斐友さん達は、通常のライブでのカジュアルな装いから一変
皆さんフォーマルにドレスアップしていたそうだけど
終演後に「ン十年ぶりのヒール靴」で傷めた足を嘆く方多数…(苦笑)
でも、奥さんも通常は、ハイヒールがマストなのに
昨年のビルボードツアーから、かかとの高いスニーカーを愛用しており
パンプスを履くのは久しぶりとのことで「大変だったんじゃないか?」と訊ねたら
問題はそこじゃなしに「ホテルでパンプスに履き替えなくても
アンクルブーツのままで行けば良かった」と足元がゾクゾクすることに参ったらしい(苦笑)
それはともかく…「ズワイガニとアスパラのミモザ仕立て
カロリーヌとキャビア『クリスマスプレゼント』」という前菜に始まり
「フォアグラのフランと金箔を浮かべたチキンコンソメスープ」
「国産牛フィレ肉のパヴェ ピスタチオ風味のグラタン仕立て
彩り野菜添え 芳醇なトリュフソース」…といった
名前だけでは、どんなものかピンと来ない(笑)料理が供されたみたいですが
そこはそれ、コース料理だし、観客が入場するタイミングはまちまちだし…で
1品1品が出て来るまでの間が長く、メイン料理の前にパンを食べ切ってしまうのも躊躇われ
勢い、飲み物に手を伸ばす機会が増えて来て
最初はゆっくりと、シャンパンを一口一口味わっていたのが、かなり飲みやすかったらしく
継ぎ足しのお代わりを戴き、白ワインを戴き、赤ワインに口を付け
「ANNA」の香りと甘さがアクセントとなり…って
元々、アルコールはそんなに強くない人なので
普段なら、最初の一口二口で顔が真っ赤になり
そのあと、動悸が速まり、汗が出て来たりして、ペースダウンするはずなのに
疲れが溜まっていたのか?換気のため室温が低い場内だったからか?
顔が赤くなっただけで、動悸も汗もなく、本人も「今思えばおかしい」と気づいたようだけど
そもそも晩酌をする習慣がなく、お酒を戴くのは、甲斐さんのビルボードツアーの時くらいで
開演前にソーダ割を1杯…それが2ステージで計2杯
そのあと、甲斐友さん達と打ち上げに行ったとしても、アルコールは1杯だけ…という
1日に3杯飲む機会が2ヶ月間で10日ほどだった人間が
約2年間、全くアルコールを摂取していなかったんだから
当然、以前よりもアルコール処理能力が衰えているはずですよねぇ…(苦笑)
…という訳で「KAIBAND Christmas Dinner Show in Hiten
SHOW MUST GO ON」と書かれたホワイトチョコのプレートが飾られたデザート…
「ラズベリーとフロマージュのムース ホワイトクリーム
マンダリンオレンジのスープ仕立て『メリークリスマス』」…のお皿が運ばれて来た時
いきなり、動悸が激しくなり「えっ!?」と内心驚いていると
お隣の女性が、お皿を見つめるだけで手を付けない奥さんをご覧になって
「甘い物、苦手ですか?」と声をかけて下さったそうですが
「いえ…」と言ったあと、何と答えたのか記憶がなく
ふいに眩暈がした…と思ったら、床に倒れていたらしく、そのことにまたビックリ!(汗)
ホテルの方が数名そばにいらして「大丈夫ですか?」「すぐそこに救護室がございますので…」
と、あれよあれよという間に、バッグを預かって下さり、車椅子に乗るよう促され
お隣の女性の「大丈夫ですか?」という心配気な声に見送られ退場となった次第…(汗)
ただ、本人によれば、この状況に少し正気を取り戻したみたいで
「恥ずっ!」と一気に汗が吹き出したらしいんだけど(苦笑)
でも、完全に正気ではなかった証拠に、車椅子で搬送される直前にゲットしたとしか思えない
ホワイトチョコのプレートを持ち帰って来てました(笑)…って、ナンでそれ?(笑)
ともあれ…同じフロアの一角にあった救護室へ運ばれ、ソファーに座らされ
冷たいお水やおしぼり、ペットボトルのお水などを差し出されて恐縮しまくり(汗)
「救急車をお呼びしましょうか?」と訊ねられた時は、さすがにお断りしたそうですが(苦笑)
ベッドは遠慮なく使わせて頂き、しばらく横たわっている間に考えていたのは
「夜会巻きにしなくて正解だったな」って…?
女性の方はお判りかと存じますが、髪をアップにするのに
ヘアゴムやヘアピン、クリップなどを使わずに、一つにまとめた毛束をグリグリとネジ上げ
毛先を毛束の中に隠し、ネジった毛束が解けないようコームで止めたエレガントな髪型らしく
ベッドに横になったりすると、残念なことになってしまうようです(苦笑)
奥さんは今回、フォーマルな服装に合わせ、その髪型にしようとしたものの
以前に夜会巻きでライブに参戦した時、いつも通り暴れている内に
コームがズレて来て、毛束が解けそうになり、何度も修正しなければならなかったみたいで
「やっぱりヤメておこう」と考え直したらしい
それはともかく…横になったおかげで、ずいぶん気分が良くなり
起き上がって水を飲んでいたトコへ、女性スタッフの方がやって来られたので
「もう大丈夫です、ありがとうございました」と告げると
そのスタッフの方が時計をご覧になり「開演5分前です、間に合って良かったですね」
…と、おっしゃって、まさかのタイミングに3度目のビックリ!(笑)
ただ、ショーの会場までは、再び車椅子で搬送されることになり(苦笑)
途中、エレベーターに乗った時、降下する振動も、到着した際の衝撃も全くなくて
「えっ!?動いてたの?」ってくらいスムーズだったことにまたビックリ!(笑)
ショーの会場に入ると、他の観客の皆さんの視線を感じ「恥ずっ!」AGAIN(苦笑)
でも、介抱して下さったスタッフの方々にお礼を言って、自分の席に着き
改めて場内を見回すと「アレ?間違ってない?」と思ったくらい
見切れとは程遠い良席で、またまたまたビックリ!?(笑)
イヤ、確かに下手側のブロックではあったらしく
センターブロックで言うところの3列目辺りが最前列になっていたものの
ステージが狭いにも関わらず、各席同士が1メートル間隔で設置されていたため
奥さんの前には「ちゃんとステージがあった!」んだとか…(笑)
…って、左端から右端まで、いったい何席だったんだ?
ディナー会場で、お隣の席にいらした女性が、3席横に座っておられ
奥さんと目が合うと「大丈夫ですか?」と声をかけて下さったり
車椅子で入場したのを見かけて、甲斐友さんがやって来てくれたり
「お騒がせして、本当にごめんなさい!」と消え入りたい気分になっていたのも束の間
上手側の袖からメンバーの皆さんが登場され「わっ!もう始まるの!?」…(笑)
イヤイヤ、おそらく奥さんが席に着いたのが開演時間ちょうどくらいだったはずだし
いつものように「甲斐時間」はあったんじゃないかと…?(笑)