甲斐よしひろ BEAT HARDWORK(10/1)1 | ボクの奥さん

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ボクの奥さんは、半世紀に渡る甲斐よしひろさんファン。このブログは、主に彼女の『甲斐活』について綴っております。

今月は、甲斐さんのもう1本のレギュラー番組「セイヤング」の生放送後の収録ということで
話題が重なるかな?と思っていたんですが、安定の大谷翔平選手ネタ(笑)以外は
ちょっと「サンスト」を彷彿させるような内容でした♪

「今、この収録している…えー、今日はですね、9月の25日…
先ほども、エンゼルス…マリナーズ(戦)、ね?観つつ、ジムに行って
えー、このスタジオに来たという感じなんですが…
大谷は、えー、昨日は3四球、ね?その前の日は四球4つ…4四球ということでですね
もう、申告敬遠が多過ぎて『しんこく』です!というような感じで…(笑)

まっ、他のフォアボールも、もうストライクゾーンほとんど外した球ばっかりなんですよ
まあ、基本的に…それと、一番の問題は、エンゼルスの大谷の前後の…えー、バッターが
みんなもう、ほぼ2割5分台、2割3分台…
えー、3割超したバッターなんか全然いないんで
全部もう…あの…イヤ、ほとんど好打者、ね?ヒットを打つ選手がいないんで
基本的に(相手チームは)大谷を歩かせればナンとかなるという…

だから(大谷選手の)前後が打ってれば、ゲレーロJrのトコ…ブルージェイズみたいに
全部が全部、良いバッターばっかり並んでると、勝負しなきゃいけないんですけど、ねぇ?
そうじゃないんで、えー、もう大谷さえ抑えとけばいいという、非常に悪循環…
もう(シーズン残り)10試合、切りましたからねぇ、えー、どうなんだろうという感じで…

まあ、ただ、あの…ゲレーロJrがスゴイんですけど、打点が10…
えっと…トップのペレスと10打点違うだけなんですけど
えー、まあ、だから三冠獲るかどうか?まっ、これも『ビミョーかな?』という感じなんですが
ゲレーロJrは、三冠獲っても、たぶんMV…M・V・Pか…にはならないだろうという…
三冠獲って、ならないってスゴイね?(笑)

えー、大谷のように、45本打って…ホームラン打って
えー、9勝…まあ、10勝できるかどうか?っていうことなんでしょうけど
それはもう、大谷、完全に行くんじゃないかと…」と話されてましたが
この収録の翌々日に登坂なさったものの、仲間の援護がなく
10勝へ向けて「3度目の正直」とはならず…(汗)

ローテーション的には、10月4日に登坂機会が回って来るはずが
今シーズンはもう投手としては出場しない旨が発表され
残念ながら、2桁勝利は来シーズン以降にお預けに…
って、大谷選手が良いピッチングをしても、エンゼルスが打線にテコ入れしてくれなければ
また、今シーズンと同じ結果になりかねないけど…(汗)

ただ、強豪チームとは言えない(失礼!)エンゼルスだからこそ
大谷選手の「二刀流」へのこだわりに応えてくれたんでしょうし
これで、二刀流でやれることを証明できたおかげで
FA取得した暁には、当初「打者」としての大谷選手を求めていた球団も
条件を変えて来る可能性は高いんじゃないかと…?
まあ、来季から外野の守備も…って話があるものの
大谷選手としては、やっぱりDH制アリの方がやりやすいかなあ?

ともあれ…「で、ペレスもキャッチャーで
(ホームラン)46本というですね、驚異的な数字なんですけど
あと10試合足らずで、どうなりますか?判んないんですけど
ホントに、あの…これだけヒートアップしてるっていうのは、もうホントに珍しい、ねぇ?
なかなか、えー、楽しみな戦いになっております」

…と確かに最後の最後まで目が離せないシーズンとなったみたいですが
大谷選手は、マリナーズとのシーズン最終戦に、1番DHで出場され
いきなりの先頭打者ホームランで、松井秀喜さん以来の100打点をマークなさったものの
ゲレーロJr、ペレスとのホームラン王争いには、残念ながら2本及ばず…
まあ、マリナーズはプレーオフ出場がかかっていたから
再三に渡り、大谷選手を歩かせたのはムベなるかなと…(汗)

それはさておき…
「ということでね、今日は、えー、ストーンズのチャーリー・ワッツが亡くなったんで
あの…ホントにチャーリー・ワッツを偲んでということですね、8月24日で…80歳…
えー、ねぇ?北米ツアーが決まってたんですが
えー、チャーリーがちょっと具合が悪いってことで

スティーヴ・ジョーダンがドラムになって
『うーん…どうなんだろう?』と思ってた矢先に、まあ亡くなったということでですね
えー、今日はチャーリーを偲んでという形で、お送りしようと思っております」と甲斐さん
先月の放送分の収録が行われたのは8月25日…
チャーリーが亡くなってすぐだったためか?
「一人ぼっちの世界」を流されただけでしたが
大瀧詠一さんや萩原健一さんが亡くなられた時と同様に、追悼特集を組まれたようです

「まずは1曲!この…えー、曲の前辺りくらいから、ジミー・ミラーというですね
えー、ドラムがムチャムチャ上手い…ドラムのことがよく判ってるプロデューサーになって
それで『レット・イット・ブリード』っていうアルバムを作るんですが
その…えー、矢先というか、そのリリースする直前に出たシングルがこれで

もう、全くドラムの音が…えー『ドラムの録り方が違うんだな』という…
えー、もう、チャーリーの一番良いタイムを出してるという、そういう曲です
ザ・ローリング・ストーンズ『ホンキー・トンク・ウィメン』」…を流されてましたけど
奥さんは、かつて甲斐バンド初の日比谷野音ライブで
甲斐さんが「海の向こうでストーンズも演ってるから」と
この曲を歌われたことを思い出して遠い目…(笑)

曲が明けると…「ハイ、ということで、ローリング・ストーンズ
『ホンキー・トンク・ウィメン』から始まりました」と甲斐さん
「えー、まあ、ナンて言うんですかね?イギリスのグループっていうのは
基本的には、もうあのー、ナンかこう…アーシーな
アメリカ南部のサウンドっていうのを、みんなやっぱり、すごい憧れてて…

あと、えー、50年代から続く…ナンてか?伝統的なブルースですよね
えー、アメリカ人特有の…えー、だから、ツェッペリンとか…
ジミー・ペイジはもう完全に、アレをどうやって掘り下げて
自分の新たな息吹きを入れながら、時代性を入れながら、新たなブルースバンドを作れるか?
…っていうのが出来たのが、ツェッペリンなんで…

えー、ストーンズはもう完全に…ナンて言うんですかね?
ブルース原理主義の人達が集まって作ったんでもう…だから、そこにもう迷いはないんで
ホントに、そこの…ナンかこう…50…まあ、まあ、キースとかはもうホントに
30年代から50年代のブルース、大好きなんでしょうけども…」…とおっしゃってましたが
奥さんが観に行った「ローリング・ストーンズ展」では、その結成のきっかけとして…

キースが地下鉄の駅で、久しぶりにミックと再会した時
「自分以外に聴いてるヤツはいないだろう」と思いつつ、手にしていたブルースのアルバムと
同じアルバムをミックも持っていた…といったエピソードが紹介されていたらしく
奥さんは、自分が小学生の頃に「裏切りの街角」を口ずさんでいたクラスメートに
ものすごい親近感を覚えたことを思い出したんだとか…(笑)

それはともかく…「えー、その50年代から…えー、アメリカの南部に息づく、ね?
そういう、ナンかこう…シチュエーションってか、サウンド…
ホントに、この曲はもう『スゴイな!』という感じがね、当時しましたけども…
ナンかこう…ナンて言うんですかね?乾いた感じが、完全に出てるんで
『これ、イギリス人じゃないよな』っていう…

まっ、だから、実際はこう…あのー、ナンての?
アメリカ人がやると、こうは行かないんだよね
結局、そこがもう、恋い焦がれてる人達と
元々…ナンての?そこに生まれて育った人達との差で
やっぱ、恋い焦がれてる人達の方が、マニアックだからね?執着心も強いし…
だから、やっぱりそこは並々ならぬ…やっぱり意欲があるんで
まっ、こういうサウンドが出来上がるということですね、ハイ」…と説明なさってましたが

甲斐さんが、デビュー曲「バス通り」によって「フォークロック・グループ」というイメージが定着することを良しとなさらず
「裏切りの街角」を書かれる際に「ストーンズやキンクスのようなブラックでアーシーなサウンドで
誰でも口ずさめるようなポップさに裏付けられているんだけど
表面上は黒っぽいサウンドで不良性があるというコンセプト」を打ち出されたり

その「裏切りの街角」が収録された、実質的なデビューアルバム「英雄と悪漢」のバックカバーを
ストーンズの初期の傑作であるにも関わらず、日本では未発売のアルバム
「ディッセンバーズ・チルドレン」と同一の構図になさったり…と
早い時期から「ストーンズ派」を表明されたのは
そういうストーンズの「並々ならぬ意欲」とか
得心が行くまで妥協することなく、とことん突き詰める姿勢に
プロとして共感なさった部分がおありだったからじゃないかと…?