甲斐さんは、このビルボードシリーズ第2弾について…
「一番のトピックは、Wベースもフィドルもメンバーが代わったことです
もっと自由自在に出来る人材を探そうと思い、何度もオーディションをやりました
Wベースの木村(将之)くんは、強く太くインパクトのある
豊かな音色を出せるだけでなく、弓弾きも出来る
しかも、クラシック出身であるけれども、実は高校時代にバンドでエレキベースも弾いてました
そうしたユーティリティなプレイヤーを見つけなければダメだと思った訳です
フィドルの磯部(舞子)さんは、チャラン・ポ・ランタンと共演したりして
演劇的な要素を含んだ音楽もやって来ているプレイヤーです
この2人を迎えたことがすごく大きかった
より自由に開放的な形で音楽がやれるようになったし
それが、このシリーズのスタイルになって行くことにもなりました」…とおっしゃってますが
このシリーズ唯一無二のギタリスト・鈴木健太さんも
以前に…「木村くんの存在はとても大きいですね
僕からすると、彼が入ったおかげで、ずいぶん楽になりましたよ
まさにグルーヴマスターというか、ノリをちゃんと作ってくれるし
それに音色も良いし、理論的な部分ももちろんバッチリだし、頼りになる存在です」と大絶賛
更に、最新の甲斐報では…「彼のアグレッシブな一面が
そのプレイの安定感以上に、自分には刺激的
僕は、やっぱり歌について行くんですよ
セッションミュージシャンじゃないから…
そこで、場合によっては木村くんが背筋を伸ばしてくれるというか
ため過ぎちゃう所を正してくれる、みたいなこともあったりするんですよね」…と話されていて
それに対し、木村さんも…「回を重ねて来て、テンポにしても
『健太さんは今、こっちの方向に行きたいんだろうな』というのが
だんだん見えて来たような気はします
例えば、バンド全体で重くなって行きそうだなというのが見えた時に
それに合わせて行くのか、むしろ前に引っ張って行く方向に向かうのか、というのは
リズムパートが迷うポイントである訳で
現場では、その判断をコンマ何秒という時間で判断して行くことになるんですよね
そういう場合に、健太さんはわりと歌に寄り添って行くというか
歌の流れを重要視するタイプなので『たぶん、甲斐さんはこうやりたいんだと思う』
というものをキャッチして表現するんですけど
それに対して、僕はそこに、いつも従うというんじゃなくて
『じゃあ、僕はこっちへ』と行った方が、全体としては面白くなることもあるというか
それは、僕の好みみたいな部分でもあるんでしょうけど」…と返されていて
この2年目以降、お二人が不動のメンバーとして定着なさっている理由が判る気がします
ともあれ…「ステージでは、さっきも言った通り(前回の記事を参照して下さい)
冒頭2曲を僕と健太でやったあと、木村くんが入って来て弓弾きを聴かせ
オーディエンスの感嘆を誘うという(笑)そういう流れです」と甲斐さん
木村さんは、この年からツアー先に加わった名古屋ブルーノートでの開幕ライブで
3曲目の途中に、甲斐さん達が出て来られた上手側ではなく
下手側の出入り口からサラリと登場なさったかと思ったら
2コーラス目に入るタイミングぴったりでボウイングを始められたらしく
それまでギターだけで奏でられていた曲が、まるで別の曲になったかのように激変し
確かに、大いに「感嘆」させられたそうです(笑)
ちなみに…そのあと、木村さんが、弓弾きではない演奏を披露なさったら
ブルーノートのステージの低さもあってか?
足下から「ズンズン」という振動が伝わって来たらしく
木村さんのほっそりしたお姿からは想像もつかない、力強い音にも感嘆させられたみたいです
更に、甲斐さんは…「そして、そこからの4曲は、2年目でありながら完璧な出来映えです
そもそも、健太が普通のフィンガリングも抜群に上手い上に
ボトルネックも出来る、バンジョーも弾けるという、超ユーティリティプレイヤーであって
そうした特質が、ここでフルに発揮されてますね
3曲目『冬の理由』でまず、完璧なフィンガリングを聴かせ
4曲目『ブラッディ・マリー』では、ボトルネックを披露している
そこに僕の生ギターやハープも入って来るから
とても4人でやっているとは思えない音です」…と振り返っておられるんだけど
今回のBOXセット発売に先立ち、この年のライブDVDをリリースなさったことからも
いかに、この2年目のツアーに手応えを感じていらしたかが窺えますよね?
ただ、甲斐さんが、ツアーMCで「実はもうビルボードの映像が出来てて…
すごく良いんですよ♪『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』みたいなトーンに仕上がってて…
昨年も撮って、今年も撮って、どうするんでしょう?(笑)
健太には、去年の映像渡したんだけど、すごく良いんだよ♪
でも、それで逆に、健太がプレッシャーを感じてる(笑)
たぶん、気になるトコがあったんでしょうね?
『くそーっ!』って思ったらしくて、今年はヤル気マンマンです(笑)」と明かされた時には
前年の「10$の恋」聴きたさのあまり「じゃあ、リリースしてよ!」と奥さん(笑)
もっとも、先日の配信に続き、今回のBOXセットで念願叶いましたが…(笑)
それはともかく…この年は、甲斐さんが鈴木さんを気遣うように振り返られることもなく
「1年経ってバンジョー弾けるようになって…エライね♪
俺がこの1年の間に出来るようになったことと言えば
少ぉ~しだけウニが食べられるようになったことくらい(笑)」と
少ぉ~しだけウニが食べられるようになったことくらい(笑)」と
鈴木さんが、新たな武器を手に、このシリーズに戻って来られたことを
頼もしく思われているのが伝わって来るくらい、嬉しそうに話されていたんだとか…
…で、その「冬の理由」は、甲斐さんが「大好きな曲」とおっしゃって
松藤さんも「サイモン&ガーファンクルみたいですね」と評されたにも関わらず
奥さんには、どうしてもその良さが判らないみたいで(失礼!)
この曲に関する記憶はないようだけど(苦笑)
「ブラッディ・マリー」については、原曲のイイトコをギュッと凝縮したような演奏に
思わず、立ち上がりそうになるのをグッとこらえ盛大に手拍子・足拍子しただけでなく(笑)
初日1stの演奏終了後に、甲斐さんが「YES!」と言わんばかりに
拳を握り肘を後ろに引いて、ガッツポーズを取られたり
思わず、立ち上がりそうになるのをグッとこらえ盛大に手拍子・足拍子しただけでなく(笑)
初日1stの演奏終了後に、甲斐さんが「YES!」と言わんばかりに
拳を握り肘を後ろに引いて、ガッツポーズを取られたり
「20代の頃のバンドでは出来なかった(笑)
レコーディングしたようにはやれなくて、だんだんやらなくなった
このメンバーだからやれる♪上手いんだよ!」とおっしゃったり
レコーディングしたようにはやれなくて、だんだんやらなくなった
このメンバーだからやれる♪上手いんだよ!」とおっしゃったり
その後のステージでも「何十年もずっとやりたいなあと思ってて
何回もトライしたりしてたんだけど…やっと出来た♪」
「メンバー揃えたからって出来るもんじゃない!上手くないと出来ない」とお三方を絶賛され
「メンバー揃えたからって出来るもんじゃない!上手くないと出来ない」とお三方を絶賛され
長年、思い描いておられた通りの演奏が出来たことが
「嬉しくてたまらない!」といったご様子だったことや
2日目2ndで「夢は、いつかこの4人で、1本のマイクに皆で寄り添ってやること」
…と話されたことは克明に覚えてるらしい(笑)
音楽ライターの兼田達矢さんもライブレポで…
4曲目にして「最初のクライマックスが訪れた」と「ブラッディ・マリー」に触れられ
「フィドルのノスタルジックな音色が
アメリカン・フォークのルーツでもある、アイリッシュの味わいを引き寄せ
忘れられない記憶のような滋味を含んだそのアンサンブルが
そこで歌われる酒にまつわる切ない感傷を、ロマンティックな思い出に昇華してしまうのだ」
…と、かなりの文字数を使って絶賛なさってます
そうそう!甲斐さんがMCで「鈴木健太の子供が
『♪あれは血まみれの…♪』って、口ずさんでるらしい(笑)」と明かされ(笑)
そのお隣でパパが苦笑いなさっていた(笑)っていう話もありましたね(笑)
ともあれ…「5曲目『500マイル』は、前年もやりましたが
この年の演奏は、もっと深みが出てますね」と甲斐さん
ただ、ライブMCでは「最初はやらないつもりだったんですよ
PPMの他の曲をやろうと思ってたんだけど、この曲が、今『月9』で流れてる
『ひとつ』『ふたつ』『みっつよっついつつ』って、ナンだアレ?(笑)」とか(笑)
『ひとつ』『ふたつ』『みっつよっついつつ』って、ナンだアレ?(笑)」とか(笑)
「福山君はガンバってる…でも視聴率は…低い…(笑)」とディスられつつ(笑)
この月9ドラマがきっかけで選曲なさったことは間違いないようです(笑)
もちろん「俺たちの方が断然ウマい!」とおっしゃったことは言うまでもアリマセン(笑)
「おまけに、歌ったことがない木村くんが『僕、歌えますよ』と
自分からチャレンジングな発言をするくらいの空気にもうなってたんですよ
つまり、構成として『ここ足りない』となった時には
献身的な犠牲も厭わないという人間が入って来たということですよね」と話されてますが
その木村さんは、初めてのリハーサルを終えられたあと
「コーラス初挑戦ですが、バリバリやります!ムズイけど楽しい」と呟かれ
実際にステージに立って、観客とご一緒に歌われてみて
「歌物っていいなあ!ずっとやってたいなあと思いました」とツイート(笑)
しかも、その次のツイートに「私、暗譜もコーラスもやりますので
歌ものポップス、是非ご用命下さい」と記されていて(笑)
歌ものポップス、是非ご用命下さい」と記されていて(笑)
ご自身の新たな才能に目覚められたご様子でした(笑)