蜷川幸雄シアター | ボクの奥さん

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ボクの奥さんは、半世紀に渡る甲斐よしひろさんファン。このブログは、主に彼女の『甲斐活』について綴っております。

甲斐さんのビルボード東京ライブ2日目に
奥さんがキュートじゃないヒップを押さえながら観に行った(笑)
蜷川幸雄さんの一周忌追悼企画・第1弾「ジュリアス・シーザー」

そして、第2弾の「身毒丸」には、ボクも連行されました(笑)
続く第3弾「間違いの喜劇」は、今週末からで
ブルーノート名古屋での甲斐さんライブ2日目に観賞予定らしい(笑)

蜷川演出の舞台映像4本を1週間ずつ
全国15館で公開とあっては、時間も場所も限られて来るので
「かけもち」も致し方ないかなあと…(苦笑)

もちろん、生で舞台を観るのとは臨場感が違うんだけど
客席側から撮された映像を映画館の闇の中で観ていると
客席の一部が映り込んだりしてることも手伝ってか?

時折、自分が映像の中の客席にいるような気分になる瞬間があり
やはりテレビやDVDで観るのとは一味違いました(笑)

ただ「ジュリアス・シーザー」は、3時間に及ぶ大作で
舞台では途中に休憩があったんでしょうが
映画館では、ぶっ通しのノンストップだったらしく、かなりの持久戦(汗)

しかも、奥さんの目当ては主演の阿部寛さんではなく(失礼!)
吉田鋼太郎さんと藤原竜也さんなので
阿部さん演じるブルータスの苦悩のシーンは
正直、ちょっとキツかったんだとか…(苦笑)

でも、奥さんによると…ファンの贔屓目を差し引いたとしても
吉田さんと藤原さんが舞台に登場されると
思わず目を惹きつけられるというか、存在感がパないみたいで
セリフを口にされることなく、ただ立っておられるだけでも
「全然、違う!」そうです(笑)

ちなみに…「ジュリアス・シーザー」というタイトルが付けられてるけど
ブルータスが主演になっているのは
「鬼龍院花子の生涯」と似た感じ?と奥さん(笑)
「ナメたらいかんぜよ!」と名台詞を口にされた夏目雅子さんは
「花子」さんじゃなかったですよね

ともあれ、蜷川さんがシェイクスピアの作品を演出される際には
戯曲(台本)そのままのセリフをお使いになるため
「(舞台役者は)喋れないとダメだ!」が口癖でいらしたそうですが

これは単に滑舌が良いとか、流暢に話せるといったことではなく
古めかしく仰々しい表現が多いとされる古典文学のセリフを
いかに生きた言葉として観客に伝えることが出来るか?という意味じゃないかと…

言葉つきは古くても、シェイクスピアの戯曲には
人間の普遍的なテーマが込められており
時代や国という背景が違っていても通用するものとされてるようですし…
(受け売りですm(__)m)

「僕の楽屋は劇場の廊下なんです」と蜷川さん
異なった感受性を持つ役者さん達の様子を見て
気になれば、すぐに声をかけられるようになさっていたらしいんだけど

お得意の「灰皿投げ(笑)」「パイプ椅子投げ(笑)」などを繰り出し
役者さんを追い込まれた後には
そっとベテランの役者さんにフォローを託されたりしたんだとか…

さて、そのボクが観賞した「身毒丸」は
1997年に15歳で見出だされた藤原さんが
2002年の「身毒丸ファイナル」を経て
2008年に「復活」した時の映像で
26歳になられた藤原さんが演じておられるんですが
奥さんの萌えぶりがスゴイ!(笑)

まあ、男のボクが観ても
藤原さんのある種、毒のある色気を感じたくらいだし
ただでさえ、奥さんはこの当時の藤原さんのことを
「若い頃の甲斐さんに似てる♪」と申しておりますので…(笑)

特に「母を売る店」で買われ、家族になった撫子(白石加代子さん)が
実の母恋しさに反抗する身毒丸の視線が怖いと
丑の刻参りで、身毒丸の目を潰した後
盲いた目の演技をなさっている藤原さん
…おそらく、甲斐さんのように視力が悪い方特有の目付きかな?…や

カーテンコールを受けておられる時の凛とした表情
…これは、甲斐さんがライブ終了後にお見せになるお顔ですね(笑)…
か〜ら〜の(笑)舞台袖に下がられる際に、白石さんへ向けられた笑顔が
「クリソツ!」なんだとか…(笑)

あっ!もちろん、この舞台そのものも楽しんで観賞してましたよ!(笑)
というか、奥さんは以前にも映像で観てるし

藤原さんが、身毒丸の行水シーンばかり取り沙汰する観客に対して
「あえて、そちらの方に体を向けるようにしている(笑)」と話されていたことや

身毒丸が「何処にでも行ける穴」を使ってたどり着いた地の底で
日本一コワイ「かごめかごめ」が繰り広げられること

身毒丸が義母の連れ子を殺し「家」が崩壊して初めて
なさぬ仲の母と子ではなく、一組の男女として

「もう一度、僕を妊娠して下さい!」
「もう一度、もう二度、もう三度、お前を産みたい
お前を妊娠してやりたい」と、壮絶な告白をすること等々…

猥雑で官能的な愛憎劇をくまなく味わったのは間違いアリマセン(笑)
確かに、一つ一つの表情や動きが鮮烈なところは
甲斐さんに似て見えましたし…(笑)

藤原さんが、蜷川さんの告別式で
ご自分を生み出したのは蜷川さんだとおっしゃってましたが
蜷川さんもまた藤原さんに触発された部分が多々おありだったんじゃないかと…?