7月10日から12日、会派政新クラブで取手市、北上市、一ノ関市を視察。
それぞれ「ICTによる議会改革」(取手市議会)
「企業誘致先進都市としての取組と行方」(北上市)
「地域独自計画と元気な地域づくり(住民自治の最前線)」(一ノ関市)
がテーマでした。
視察報告は後日出しますが、ここではそれぞれの市議会での議会改革の進み具合について書きます。
一言でいえば、上越市議会が議会改革の先進議会だったなんて、過去の過去、うたかたの夢みたいなものです。自覚しないと取り返しがつかない、という結論。
取手市議会は、早稲田大学マニフェスト研究所が毎年発表する議会改革度ランキングで2年連続1位を取るなど議会改革の雄です。
今回はICTの利用について視察。
オンラインによる委員会開催(採決含む)、議会報告会、中高生らとの意見交換会など次から次へと実現しているのですが、こうした取組は、コロナ禍が始まった令和2年から、つまり全国の市議会とかわらない時期からスタートしたのに、すでにそこまでいっているのです。
一方上越市議会はまだオンラインをどう活用するか検討しているばかり。彼我の差はいったい何なのか…
北上市と一ノ関市は「議会改革」ではなく、それぞれ別のテーマで伺ったのですが、議会資料に目をやると、いずれも通年議会を既に実現し、当たり前に運営しているのです。
上越市議会は研究するとして早や10年近く牛歩のごとし、やるかやらないかさえ決まっていません。
上越市議会といえば長年議会改革の先進議会として全国の議会から注目されてきました。議会改革度全国4位だった事もあります。
しかし今は凋落し番外。
当たり前ですね、ずっとサボってきたのだから。ズルズルと引き延ばしてばかり。
そろそろ通年議会もICT導入も、その他の議会改革も、速やかに実行しなくては。
強くそう思います。