江戸期高田藩をドラマチックに彩る乃可勢そして初花。 | 地方都市は死なず! 滝沢いっせい ブログ爽創通信  *09016693890*kpissey@rf6.so-net.ne.jp*

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上越市議会議員滝沢一成のブログです! 日々感じたこと、考えたことを、できるだけ素直に書いてゆきます。
滝沢一成のテーマは「雪」「老い」「貧困」、これらを追及します。

今朝の新潟日報上越かわらばん。
「越後の都高田と徳川家康の血族」について学芸員花岡公貴さんが熱く語っています。
ぜひ子供たちに見てほしいと。

茶入れ初花も銘笛乃可勢も戦国時代から安土桃山、江戸時代の天下人たちに愛された逸品です。
蟄居謹慎させられ、父家康をたった一人看取れなかった忠輝への形見分けであった乃可勢。
母勝子通称高田姫から息子光長へ引き継がれながら、高田藩騒動で光長が蟄居謹慎させられたとき将軍家のもとに戻った初花。

いずれも高田に深いえにしがあり、また悲劇に彩られたドラマチックな品です。
なんとなく上越に漂う悲劇性はこのあたりから醸し出されているのかもしれません。

こんな凄い品々をこれから先上越で見られることはまずないでしょう。
見逃さないで。