昼、南城町2丁目の餅つき大会に参加してきました。
ところは南寿園、南城こどもの家と併設されている建物です。
建物横の空き地には大きな雪のすべり台が作られ、子供たちは大はしゃぎ。結構スピードが出るもので、勢い余ってひっくり返る子も。でも安全に造られているので、笑い声が絶えません。
役員さんの開会宣言の後、さっそくこどもの家の室内で餅つき。
地元の方が保存していた欅(か桜?)の臼と杵で本格的にペッタンペッタンと搗きます。子供らは、初めてみるのでしょうか、目をまん丸にして見つめます。そして自分たちもトライ!
わたしも勧められて、搗かせていただきましたが、14~5回であえなくチェンジ。
実は初めて搗いたのです。子供のころ、4~5歳でしたでしょうか、父や叔父が搗いているのを見た記憶はあるのですが、自分で杵を持った覚えがありません。ただただ、まだ若かった父たちが勢い良く振り下ろす杵の力強さと、もうもうとたち上る湯気の白さ、そして臼の中の餅を返す祖母や母の頭に杵があたるのではないかと怖かった事ばかりが思い起こされます。子供には到底無理な大人の所作に思えました。
さて出来上がった餅は、さっそくお汁粉として振る舞われました。こし餡のお汁粉で、上越では珍しいのではないでしょうか。雅で上品な味でした。
南城の皆さん、どこか垢ぬけて、気楽に楽しんでいる、大人も子供も笑顔が絶えない、そんなイイ感じがしました。「こどもの家とお年寄りの集会場が一緒の建物になってから、住民の交流が一層進んだんです」そういう声がありました。これからの施設のあり方の一つの示唆となる気がします。
また、こどもの家の地元町会への「払い下げ」の話も出ました。市にとっては行革、合理化の一環なのですが、地元の方々には激震に近い大問題です。ここは理解しあえるまでじっくり話し合う必要があるように思えました。これまでの経緯、それぞれの町会の意向、これからの方針を確かめなくてはならないですね。