防災対策調査特別委員会、東京DMATカー。 | 磯山亮オフィシャルブログ「きっと未来は、なぜから始まる」Powered by Ameba

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今日は防災対策調査特別委員会が開かれました。私は所属しているわけではありませんので、傍聴議員として参加です。
市民の防災に対する意識向上及び災害に備えた訓練などの促進をテーマに、担当の委員からの報告があり、活発な質疑応答がなされました。

内容は自主防災組織の組織率が21.5%(加入世帯数÷全世帯数)と、これから向上させる必要性や、そのための課題、また市の行っているデリバリー小平という、防災、防犯に対する出前講座の状況など多岐にわたりました。

委員会の中で市からの情報提供として、先日東京都が見直した被害想定についての資料をいただきました。

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平成18年とくらべ、目立つのは建物の損壊と、焼失建物が増えたことです。

すでに小平市では対策として、6月の補正予算で木造家屋、空き家の調査を行う事業を計上してます。

火災を防ぐため、火災が起こった際の対応を考える上で、大変重要なデータになると思います。

さて、もう一つ考えられるのは、火災、また火災による建物損壊の際には、負傷者が増加することです。

というわけで、公立昭和病院に視察に行ってきました。

こちらは3月に配備されたばかりの東京DMATカーです。
災害地などでの支援をするための車輌です。
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災害地などへの出動の際には、テントや寝袋、発電機、簡易トイレ、食糧などを積んでいきます。
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イメージとしては、病院の出張所としての役割を担う車輌といったところでしょうか?

出動にあたり、医師、看護士、事務局と最低3人のチームを組むそうです。
なので、救急車と違い現場で医師による治療ができます!!
ちなみにこの車両のお値段は、1台3000万円くらいとのこと。

その後、小平市で災害がおこった際の医療について、様々なお話を伺いました。
負傷者が増えることが予想されると、当然、昭和病院だけでの受け入れは難しくなります。
だから症状によって、また緊急度によってどのような対応をするのか。
さらに、小平市、その周辺市にある病院との連携方法の確立も課題になります。

医療現場の方からの生のご意見はとても参考になりました。

お忙しい中、対応していただきました皆様、本日はありがとうございました。

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