今年も米作りに向けてスタートしました。
しかしながら、うっかりしていて昨年より1ヶ月遅れてしまいました(汗)
田植えの日から逆算してスタートするのですが、もう間に合いません・・・
まあ、どこかの工程を短縮することで帳尻をあわせましょう(笑)
まずは今年の種を選ばないといけません。
ギッシリと詰まった良い種モミを判別します。
これを「塩水選」といって塩水に種モミを入れるのです。
塩水の比重は1.13~1.15が最も良いと言われており、
ちょうど5kgの塩を22~23Lの水に溶かすとこの比重になるそうです。
塩水に去年収穫した種モミを入れてみます。
去年はこの比重でやるとほとんど浮いてしまったので真水でやりました(笑)
浮かんでしまっているのは、もみ殻と実の隙間に空気が入っているものです。
ギッシリと詰まっているのは沈んでいくのです。
沈んだものを今年の種モミにすると良いそうです。
この後、60℃のお湯で5分間、熱湯消毒をします。
種子消毒からいっさい農薬は使いません。
熱湯消毒が終わったら最後に冷水に20日ほどつけておきます。
これは「アブシジン酸」という発芽抑制ホルモンを洗い流すためです。
こうすることで発芽が揃うという訳です。
10℃以下でないといけないので、この時期だとベランダでは暖かすぎます。
なのでこっそりと冷蔵庫の最上段に隠しておきます。
バレて怒られるのは時間の問題ですが、バレたらその時にまた考えましょう(笑)
まあ今回はこの工程を大幅に短縮することにしよう(笑)
発芽が揃ってなくてもどうせ手植えですから関係ないんです。
機械植えなら苗が同じ長さじゃないと困るらしいですが・・・
今年も自然との闘い、いや自然からの学びがスタートしました。
3度目の米作り。
新しい田んぼに移って、いまからワクワクしますね。
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