今年100冊マラソンというのをやっておりまして、暇さえあれば読書しているのですが、実は雑誌も良く読みます。
週刊誌からプレジデントのようなものまで結構読みます。
野次馬根性が凄いのでゴシップ記事も大好きです。
でも襟を正して勉強のつもりで読むのはこれです。

売っていないので定期購読になりますが経営者なら必読の書です。
今月号の特集は「人間を磨く」
その中で印象に残ったのが、古典を「心の漢方薬」と称し服用の仕方を説明したものでした。
1.一つの学派の主張だけでなく、相反する学派の主張も含めてバランス良く総合的に服用すること。
2.「論語」であろうと「韓非子」であろうと、それを教条的に丸飲みするのではなく、自分の唾液と混ぜて噛み砕きながら服用すること。
3.あなたの体質を考え、自分に不足の栄養分を補えるように、嫌いだと思う古典も読んでみること。
どんな栄養分でも、それだけを口にしていたら身体は弱ってしまう。
毛色の異なる古典も、飲まず嫌いせず、同時服用することで心の抵抗力が付いてくる、ということだ。
これはどんなことにも当てはまる真理だと思う。
例えば「人との付き合い方」に置き換えても良いだろう。
1.いろんなタイプの人と付き合い見聞を広める。
2.偉い人の話でも鵜呑せず自分の言葉に置き換えて理解する。
3.嫌いな人からも何か学べると思って付き合う。
月刊誌なのでいつも早々に読んでしまって次が待ち遠しい。
人間学を学ぶにはもってこいの一冊です。
今年の100冊マラソンもこの雑誌で紹介されているものが多いです。
みなさんも如何ですか?
これだけ宣伝すれば、何か特典あるかしら・・・