ハイボーラーの備忘録 -7ページ目

ハイボーラーの備忘録

呑むと記憶を無くすので

ビゼーの有名な歌劇である「カルメン」の中から素材を得た華麗な変奏曲。
ホロヴィッツのトレードマークのような曲になっている。

【感想】
(1947.12.12版)
冒頭から異端な雰囲気が漂う。
曲芸的な技巧が散りばめられているのが聞いただけでわかるし、変奏を重ねるごとにエスカレートしていくのが怖い。
数あるバージョンの中で最も演奏困難で戦慄を覚える。

(1968L版)
この版が最も曲として纏まっている感じがする。
当然のことながら変奏が進むごとに演奏困難になっていく。
アンコールピースとしての演奏効果は高い。
「アート・オブ・ピアノ」というビデオにホロヴィッツの実演が収録されており、それを見て、度肝を抜かれると共に、自分で弾きたくなった。
ピアノ編曲で興味を持った最初の曲。