採卵結果 | 二人めを我が家に! かぷりこの不妊治療

二人めを我が家に! かぷりこの不妊治療

35歳から不妊治療はじめました
2014. 1月~ 人工授精5回
2014. 8月~ 体外受精1回
2014.12月  新橋夢クリニックに転院
2016. 4月  女児出産
2017. 4月  職場復帰
現在42歳、働く母&二人目不妊 4年目。
2020年夏 ようやく妊娠できました。

先日は、変なところでブツ切りアップしました。


採卵日の続きです。


採卵日、診察はお初の先生でした。
話し方から、中国系の方かな?

医「えー、今回このL、大きな卵胞からいい卵が取れました。内膜が8mm以上なら新鮮胚移植ですが、内膜が4.5mmでしたので、新鮮胚移植はありません。培養して凍結となります」

し、新鮮胚移植?!
初めての単語で、一瞬フリーズ。

いや、新橋でもその言葉はよく紙資料では見るけども。
幻のレアアイテムかと思ってました。

「いい卵」

まだ受精も分割もしてないのに、ど、どゆこと?


いや、結局「新鮮胚移植はできないよ」って説明なんですけどね。

採卵した日にいい卵なんて言われたのが初めてで、動揺しました。


医「他に、小さな卵胞から2つ採れています」

ということで、卵子は3つ採れたようです。
画面が小さくて、MⅠなんだかGVなんだかさっぱりです。

医「もし凍結できたら、生理10日目、また採卵なら生理2,3日目に来てください」

ん?

凍結できたら、移植よね?
生理10日目って、自然周期のスケジュールよね?
(ホルモン補充の場合、生理1,2日目通院してホルモン剤内服他)


今回もこの薄い内膜なのに??


私「あの。次の移植は自然周期ということでしょうか」
医「はい、そうです」
私「私、前回と前々回ホルモン補充移植してるんですけども、次は自然周期になるんでしょうか」
医「はい」

あれ。そうなの。
もう一回トライするの?

医「前回、ホルモン補充してますか?」
私「はい」
医「んー、あ、倍補充して、それでも6mm、延長して8mm。そうですね、確認します」

パソコン画面をいろいろ見て先生が。

医「えーと。凍結までに、またよく聞いてください。ホルモン補充になる場合は、生理1,2日目になります」
私「はい」

だよね。
もう今更自然に再挑戦とか、しなくても。


おじぎをして診察室を出ました。


この後は培養士説明。
3Fに降りて旦那と合流。


45分ほど待ったので、旦那がちょっとイライラしてました。
いやーー。普通よ、これ。


培養士さんからのお話で、
首席卵胞からMⅡがひとつ、
小卵胞からMⅠとGVがひとつずつと分かりました。

培「今回の旦那さまの結果ですが…」
まずは精子についての説明でした。

数量、濃度、直進精子アリ、いつもと変わらない結果に見えましたが。

培「今回、内容に問題がありませんのて、ふりかけも可能ですが、どうしますか」


は?

ふりかけ?


ふ、ふりかけ?!



不妊治療歴3年、体外受精歴2年、毎度毎度顕微授精でした。
夢クリ初診なんて、理事長にボロクソ言われて旦那がへこんでたくらい。


ふりかけ…!

私たちにそんな選択肢が発生しようとは。


思わず目を見合わせる私と旦那。


培「当院では顕微だったようですが、その前に他院でも体外受精をされてましたよね。そのときは?」
私「そのときも顕微でした」
培「あ、そうですか。そうしたら、顕微のほうがいいかもしれませんし、ふりかけをご希望でしたら…」


えええ?

いやいやいや、それ決めるの難しいー!
私から卵がぽこぽこ採れるわけじゃないし。
貴重な卵が、ダメになっちゃうかもしれないわけで。

そりゃ、やってみたい気持ちもあるけど。

私「ふりかけで受精が確認できない場合のレスキューは、できますか?」
培「可能ですが、そのときの状況によって必ずレスキューができるわけではありません」

そ、そうだよね。

旦「受精率は、変わりますか?」
培「そうですね、ほとんど変わりがありません。顕微の場合は85%、ふりかけですと78%です。ただ、ふりかけの場合は顕微に比べて異常受精の確率が高くなります」

異常受精の確率。
ふりかけは12%。
顕微は4%弱でした。

そうだよねー。2つ入っちゃったりすることあるもんねー。

旦那「では、顕微でお願いします」


数値を見て、旦那は迷いなくそう言いました。

ほっとした反面、ちょっと残念。

ていうか、旦那に決めてもらえて良かった。
私ひとりなら、ずーーーっと迷ってた。


それから、卵の説明をうけました。

首席からMⅡ、後はMⅠとGVがひとつずつ。


培「何かご質問はありますか?」
私「先生から、もし内膜が厚ければ新鮮胚移植だったと言われて、初めてそんなことを言われて驚いたんですが」
培「現在、条件が整う場合はできるだけ新鮮胚移植をしようということになっていますが、とはいえそのスケジュールを組んでも、条件を満たさないことのほうが多いです」

あ。なるほど。
理事長が院長だった頃は、新鮮胚移植の条件がすごい厳しかったような。

日本橋は、前より更に自然にこだわってるような気がするし。

先生に「いい卵」なんて言われて動揺しちょったけど、なんのことはない、首席から成熟卵が採れたってだけのことでした。


でもね。
首席からMⅡが採れたのは、娘以来です。

計3つというのは、今までで一番数が少ないけど。
MⅡが3つ採れても、受精しなかったり分割しなかったり、というのもあったしなあ。


今後の予定は、
2日後の分割確認、
8日後の凍結確認。

凍結できたら移植なので、D1か2通院。
採卵ならD2か3です。





とかちょこちょこ書いてたら、もうとっくに4日後。

一昨日、分割確認の電話をしました。
14:00。


培「成熟卵は、ひとつでしたね?」
私「はい」
培「その日のうちに顕微受精をしましたが…」

毎度毎度、このときの一呼吸が、嫌。

ごくり。

培「昨日受精を確認し、順調に分割しています」


や、やった!


培「のこり2つも成熟しましたので、昨日顕微授精をいたしました。1つは受精を確認し、もう1つはまだ確認ができていません。引き続き培養して様子を見ます」

お?
おお???

私「あの、受精が確認できたのは、MⅠだったほうでしょうか、それともGVだったほうでしょうか」
培「えー、GVのほうですね」

おおー!!!

GVが成熟したことはあったけど、受精もしてくれたのは初めてです!


GVの胚盤胞凍結率は5%ないと聞きますが。


嬉しくなって、丁寧にお礼を言って電話を切りました。



とりあえず、来周期も採卵のつもりでいます。
早く寝て、体調とホルモン値整えておかなくちゃ。



今も、新橋の中で一生懸命がんばっている卵たち。


がんばれ!がんばれ!!!