アンモニア発電(新聞から転記)の事等を記してます。
今も戦争が続くウクライナの一日も早い終息を心から願う者の一人です。
坂〇氏の漢詩などで、私は勉強させてもらってるんですよ。
今日は漢字の転記が少し難しそうです。(;'∀')💦
苦手なお方様は、専門的な部分は読み飛ばしてくださいね。
坂〇氏(85歳)作詩
漢詩、七言絶句、読み下し文
”ウクライナからの旅の客の平安を祈る”
読み下し文
旅の客 黒海の岸を 発つ
崑崙(こんろん)跨(また)ぎて
天空の誼(よしみ)結ぶ
故郷を慈しむ 戦火の中
魂 銀河に美しく響き渡るを祈る
(しちごんぜっく)
七言絶句 (横書きです)
押韻;第一句末、第四句末共、「仄」に属す「上声」の「紙」グループの韻「紙(Zhi)」で押韻している
第2句末→押韻無し
二四不同;第一句、第二句 不満足
第三句、第四句 満足
二六対 ;第一句から第四句まで全て満足
祈旅客自烏克蘭来平安(仄起式)
旅 客 發 黒 海 岸 い
跨 崑 崙 聯 天 空 誼
憐 愛 故 郷 戦 火 中
祈 魂 美 響 銀 河 里
注釈
黒海岸;
黒海北岸のウクライナのNicolaev(Nikolaev)市
ウクライナ語ではムィコラーイウ市、ロシア語では
ニコラ―エフ市(オデーサとヘルソンの間)
ミコライウの表記もある(朝日新聞朝刊2022年3月15日)
(ヘルソン市の市長がロシア側に拉致された
(2022年3月13日)
崑崙; 崑崙山脈
聯天空誼; 電波が取り持つ天空の縁で友情を結ぶ
魂; 祖国を愛し戦争を終わらせる強い意志を込めた
魂のモールス信号
(ことばがき)
詞書き(内容説明、周辺事情、作成動機)
2022年2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって、昔ウクライナの無線家との交信を思い出し、但し
当時、ウクライナはソビエト連邦の支配下にありましたが、彼の事が心配になり、彼の無事を祈り漢詩に記したものです(原作は2022年3月)
今回の改定では、漢詩の平仄(ひょうそく)や韻の説明については簡略化しております。
1978年9月、一辺3.5㍍の四角形アンテナを前後に2つ組み合わせ、地上高15㍍に揚げて西北に向け21MHz帯で耳を澄ますと、雑音の中から規則性のある幽かな音が浮かび上がる。
音の主は、黒海の北岸ウクライナのNicolaev(ムィコラーイウ市)(オデーサの東隣)から旅立ち、電離層に反射して崑崙山脈を跨いで福岡県宗像(当時)の我が家にやってきた旅の客でした。名前はValezy さんです。
互いのコールサイン、信号強度、送受信場所、お天気、挨拶を交わした後、モールス信号も弱くなり、旅人は宇宙の雑音の中に消えていきました。
(交信カード(写し)を添付致します
相手コールサイン;UB5ZA 当方;JH6GXM(送信出力100W
信号形式;モールス信号 相手アンテナ垂直アンテナ
相手送受信場所;Nicolaev 相手送信出力;200W
交信日時;1978年9月16日 06.35GMT)
2022年2月24日、Nicolaevで侵略の炎が立ち上がる映像を見て、旅の客人の無事を願い彼の美しい街や人々が生き残れますように祈り、今は無線どころではないと思いますが、客人の祖国を愛し戦争を終わらせる強い意志を込めた魂の信号が銀河にまで美しく今現在も響き渡っていることを祈ります。
御覧くださいましてありがとうございました。