こんばんは、ご訪問ありがとうございます。

曼荼羅記事のつづきです。実験的に描いた作品となります。

最初から読まれる方は こちら からどうぞ。

石や金属に宿るパワーについては こちら でお話しています。

 

 

曼荼羅と思い出の物 ~時計~

 

これまで金属、石などのための曼荼羅を紹介してきましたが、今回は時計のための曼荼羅です。自然物に比べて人工物はパワーが宿り難いのですが、思い出や持ち主の想念が入っているような物のための曼荼羅が描けないか、描いたらどんなことが起こるのか試すために選びました。

 

題材にした時計は、生前祖母が愛用していたもので、私が学生の頃に祖母から譲られ、形見として大切にしている思い出の品です。

高価なものでもなく、ねじ巻き式の古い時計ですが、今でも普段使っている時計の電池が切れた時などに活躍してくれます^^

 

 

出来上がった曼荼羅。

「歳月の流れ」「祖母と私の重なり合った時間」がイメージとして浮かびました。

今回はイメージが複雑だった為か、なかなか思い通りに描けず…

何度か描き直しをしました。

 

時計から輝きが出たように思えます。

自我は少し宿っているだろうから、喜んでくれてたらいいな^^

 

 

石に比べて強いエネルギーを持つものではないので、パワーを引き出したり云々は無いですが、思い出の物の曼荼羅は「懐かしさ」を感じるような印象になるのかな?そんな感じがしました。

 

余談ですが、この曼荼羅には、親友とのちょっと不思議な話もありました。

エネルギーの様子を確認してもらう為に親友に完成した曼荼羅の画像をメールした時に、「この曼荼羅画、数か月前に夢で見たよ。あなたの絵だったのかぁ!」と伝えられました。

描き始めたのも1~2週間前くらいで、描き途中のものは見せないのでかなり驚いたのですが、「時」をテーマにした曼荼羅ですし、このような現象が起き易かったのかもと思いました。

 

記憶は脳に保存されているのではないのだそうです。

ノーベル賞受賞歴もある神経学者エデルマン博士によると、記憶は脳に貯蔵されているのではなく、「思い出す」瞬間に再構築されており、それはその都度新たな現実を作り出すことと変わらないということです。記憶は、脳内でシナプスとシナプスが結合し、記憶の経路(神経経路)がつくられ、その経路に電気信号が伝わることで再構築されて「思い出す」のだそうです。

また、アインシュタインも物理学の視点から「過去、現在、未来は幻想」と述べています。

波動の世界でも「情報は肉体に保存されているのではなく次元を超えたところにあり、時間・空間・距離を超えてアクセス出来る」というような、お話を聞いたことがあります。

今を起点に、記憶が存在する次元に繋がって、必要な記憶を降ろしてくる…そんなことを私たちは気づいていないだけで、普通にしているのだと分かると凄いことですね。感動します。

 

 

つづく