こんばんは、ご訪問ありがとうございます。

本日は、曼荼羅画の中心に置く石(や金属)に宿る力のことを書きたいと思います。

石に触れて失敗もしながら少しずつ経験して、分からないことは詳しい親友に教えてもらいながら理解してきたので、見解に賛否両論あるかもですが、ひとつの見方としてお付き合い頂けたら幸いです。

 

はじめから読まれる方は→ こちら、 前回の記事は→ こちら からどうぞ。

 

 

パワーストーンと呼ばれるような石は、高額なもの、大きいものがパワーも強い…そんなイメージを持たれる方もいるのではないかと思います。

私自身もそうでしたが、色々石と触れ合ってゆくうちに、そんなこともないのだと知りました。

数百円とか安く売られている石でもエネルギーがとても強かったり、小さくてもすごく強いパワーを持っている石があったりして驚かされることがあるのです。

 

その違いは、その石に「核」が含まれているかいないかのようです。

原石の中には、パワーの源になる核があり、パワーストーンや宝石として切り出された時に、その核の部分や核に限りなく近い部分が含まれていると力が強く現れます。

 

大きければ核が入りやすいでしょうから、確かに大きくて高価な宝石はエネルギーが強く、強烈な自我を持つような個性的な性格の石は多いです。

ですが、たとえ小さくても、安く売られていても、核が入っている石であれば、強いエネルギーを持ちます。

また、これらの石は、輝きの美しさがあるものも多いので、核に近い部分はそういう性質を持ちやすいのかもしれません。

 

ついでに、石の自我の強さや性格についてお話しします。

これらの現れ方は、一概に核の力の強弱によるものだけとも言えず、もう少し複雑ではあるようです。

石のもつ意味や効果など昔から伝えられていることはアウトラインとして整合するように感じますが、たとえば、幸福や調和をもたらすとされるエメラルドでも、優しい性格で癒しの力を発揮する方もいれば、とても気が強く魔除けの力を発揮する方もいて、石の面白いところです。

その石が過ごした環境や採掘された後、人の手を渡りながら受けた想念や現在の持ち主によっても変化するようですし、複合的な要因で個体ごとに力の発揮の仕方が様々です。

人間が勝手に石に価値や値段を付けていますが、本来の石の世界は別の次元にあるのだなと思わされます。

 

 

安価でも力の強い石があるという実体験を一つ紹介します。

医療関係の仕事をしている弟がいるのですが、職場で霊現象が起こったり体調が優れなかったりするので、お守りになるような石を探してほしいと頼まれたことがありました。お金がないから、なるべく安く!と付け足されて^^;

数年前のことです。

まだ曼荼羅にも出会っておらず、石のことも、波動やエネルギーについても、今よりわからなかったので、無茶振りしてくる弟に、ぴったりのものを見つけられるかな?と困りながらも探すことにしました。

とりあえず、弟に合うような、助けてくれそうな石を「オニキス(魔除け・防御)、アメジスト(霊的なことに対応)、水晶(力の増幅)」に決めてから、パワーストーンショップに出かけました。

その頃から何となく石の力を気感で感じとれるようになってきていたので、それを頼りにお店の石を一つ一つ見て回りました。

「弟を守ってくれる石に導いてください」「弟を守って」と祈りながら、エネルギーの強いものを気感と直感で一生懸命選んで組み合わせました。

 

 

完成した石のお守りです。

仕事中でも服の中に首から下げられるようにしたいとのことで、ネックレスに。

全体的に黒く写ってますが、アメジストは虹も入った綺麗な紫です。

 

石自体はどれも数百円でしたから、組み合わせても2千円くらいだったかな。(+編み代はかかりました)

すぐに弟の霊障もおさまり、現在も元気に過ごせているようです。石のパワーとか分からないと言いながらも、他のアクセサリーを身に着ける気が起きないそうなので、無意識にでもこのお守り石の強さを感じとっているのだろうなと思っています。

 

また、この石たちがお守りとして力を発揮してくれるのは、こちらの祈りや思いに応えてくれたのもあったのだと、書きながら改めて感じました。

石=意志でもありますし、性格も自我もありますから、こちらの気持ちも通じるのだと思います。今でもしっかりと弟を守ってくれている石たちに、陰ながら感謝です。

 

 

つづく