少し前ですが、希望者に配布するとされ申し込んだアベノマスクがいまだ届かず、厚労省に問い合わせたら、「リメイクと海外送付を備考欄に書いた人は不適格者とされ厚労省判断で送付されず(該当3590件)、残った30万枚は処分(燃料にということなのでおそらく焼却)されたというブログを書きました。

このブログを時事通信が取材してくれ、配信記事から2紙が記事にしてくれたと連絡がありました。

〇北海道新聞 9月12日夕刊「アベノマスク届かず苦情 厚労省 再配布で「除外」知らせず」

〇中日新聞 9月13日 「アベノマスク届かない 「リメーク」「海外送付」勝手に除外」

 

さすが、見出しの作り方はうまいものだなと思います。取材時点では世田谷区議会議員のいそだ久美子も存在し写真も撮ってもらいましたが、通信社には「不偏不党の原則」があるそうで、「世田谷区議の女性」としか書かれていません(かえって気になりますよね)。

もし私がモデルやタレントだったら、写真実名入りで「タレント〇〇さん、厚労省にもの申す」なんて記事になったのでしょうか?

 

私はスキャンをもらったのですが、ネット配信記事がないのでここにリンクを貼れなくて残念。

なぜ地方紙ばかりが記事にしてくれたのだろう?ネットでは、「アベノマスクの引き取りを申し出た人が多数」と報道されたときに「欲しいなら金を出して買え」などと悪態をつかれていたが、新聞執筆に携わる人、地方の人のほうが「捨てるのは勿体ない、何かに活用しよう」という思いを共有できたのかなと思います。

 

これらの記事を読んで、届かぬアベノマスクを待っていた人が、(自分には送られない)と認識出来たらよかったなと思います。役所宛に住所氏名を書いて申し込んで、音沙汰ないのは気持ち悪いですものね。