夫が愛する妻のためにほぼ毎週末買って来るのは、赤いばらの花…ではなく週間文春(たまに新潮をリクエストすることもある)。実家の父は週刊朝日派だったので、文春を読み慣れてくると自分も磯田家の人になったのだなと思う(?!)。文藝春秋も買うので、実家よりは贅沢しています。

トップ記事のほか連載で好きなのは林真理子、平松洋子、福岡伸一、みうらじゅん…と決まってきているが、今月号の出色は東畑開人氏(83年生まれ、臨床心理士)の「中学受験の神様」。

自分が中学受験の時に母親がすっかりはまって(受験の神様が降臨して)、第一志望校の過去問をガンガン解いていたという話。家人が寝静まった夜中の二時に大笑いしたが、最近別の記事で「成績優秀な学生ほど母親の支配下にある」記事を読んだので、気になる論点でもあります。

 

自分のことなので我が家が干渉型か放任型か判断がつかないが、高2の選択科目決定時に多くの親が不況時に思うように「子どもには理系に進んでほしい」「理系のほうが合っている」というようなことは言ったと思う。

不愛想で付き合いの悪い我が息子は漫然と文系に進んだとして営業は絶対出来ないな、という思いと、自分が電機メーカーに入って「理系に行っておくんだった」と後悔することが多かった、その反動かもしれない。後者は自分を失敗例として子供に夢を託すパターンですね。

息子にはろくな進路相談が出来ていないのだが、一つだけ意見が合ったのは(理系にいかないかもしれないのに)数Ⅲを選択したこと。「数Ⅲは一生のうち今しか出来ない」と言ったら、数学は嫌いではないしと取ったらしい。そう素直になられると、(今の時点で法学部や経済学部に行きたいという具体的な目標があったなら数Ⅲより他の勉強に時間を使うべきなのかもしれない)という迷いも、親としてはあります。

 

息子とはあまり話さないので、科目選択が吉と出るか凶と出るか、おそらく彼は自分の中で消化してしまうのだろう。孫(出来るかな?)が高校生になった頃、「自分は数Ⅲでえらい時間取られて不利だった」と言い出すかもしれないが…

勉強の成果も、進路の当たりはずれも、家族の本音も、ずいぶん後になってわかるのかもしれない。長生きせねば。