英検1級1発合格の秘訣【121】面接の失敗、練習の工夫不足かも | ひとときのときのひと

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外資系で英語を再開し、アラカンでも英検1級1発合格。
警備業界にいたから、この国の安全について語りたい。

そんな人間が、ためになる言葉を発信します。
だいたい毎日。



まずは英語から。

 TOEIC900未満でも英検1級1発受かるかな~♪

 

 アラカンでも英検1級1発合格可能かな~♪

 

 実際、やってみたら、合格できました!

 

   しかも、留学なし、駐在経験なしで。

 

 すでに「50代、60代の、いわゆるやりなおし英語派であっても、英検1級はやり方次第で1発合格できる」と繰り返して述べてきました。

 

 ここでは、2次試験すなわち面接について、今までとは切り口を変えて助言してみたいと思います。

 

 突然ですが、小さな子供がピアノを練習しているのを散歩などで耳にすることはありませんか?

 

 漏れてくる音が子供が最初から最後までつっかえつっかえ弾いているだけでなく、いつも同じところで間違えるといったケースが多くないでしょうか。

 

 これは、一番避けるべきなのです。

 

 決して練習不足ではない。練習不足ではないかもしれませんが、練習の工夫不足といえます。

 

 すなわち、一日の練習で全体を弾くのは、最初と最後のせいぜい1回。後は「弾けないところ」「間違えているところ」をさらうのが重要。

 

 英語学習にも同じことが言えます。

 

 大人になって英語を再開している方、そして英検1級の面接対策でスピーチ内容を暗記しようとしている方で、結構この子供のピアノ練習パターンが少なくないのではないかと想像します。

 

 つまり、漫然と最初から最後まで繰り返すだけといった練習では、改善が難しいのです。

 

 まちがいや抜けのある「通し練習」を何度やっても、本番ではしくじる可能性が出てきます。

 

 自分のスピーチを録音してみるとより一層分かりますが、言い間違えたり、すらすら出てこないところを中心に部分練習の強度を上げていくことが不可欠なのです。

 

 まずは、上記で説明した「部分練習」を励行してみてください。それがここでおすすめしたい練習の工夫です。

 

 そして、ここから派生するもう少し変わった面接の練習方法について以下、アドバイスをしてみます。漫然と英文を暗唱したりするよりも、確実に効果が上がります。

 

1.2分間のスピーチをあえて1分に縮めることをやってみる。

 これは、時間間隔を磨くためにもぜひおすすめします。

 

 2分の内容を半分に減らすので、序論と言うか最初の部分は、1,2行にします。(いや、本番でもこのくらいでいいのです。面接委員が聞きたいのは本論であり、何度も序論をしかも同じようなのを聞かされているのですから、それは避けましょう)

 

 また、理由も二つではなく、ひとつでもかまいません。(理由一つでも合格している人はいます)。

 

 1分以内にどれだけのことが言えるのか、面接試験2週間喰らう前から試してみましょう。

 

2.主張を裏付ける二つの理由について、順番を入れ替えてやってみる。

 主張の理由、本論の柱は二つで十分です。論文では3つ書くように言われていますが、面接の場合は二つでいきましょう。時間的にもそれが適切です。

 

 しかし、いつも同じ順番で練習していると、本番の時に2番目の理由が突然浮かばなくなった、ということがありえなくもありません。どわすれということがありえます。

 

 そこで、練習時は二つの理由をあえ順番を入れ替えて、どちらが先でも口から出で来るように何度も練習しておきましょう。

 

 

 以上、英検1級1発合格の秘訣として「面接の失敗は、練習の工夫不足によるものなのかもしれない」という切り口でこんな提案をいたしました。

 

 あなたの合格に少しでも役立てば幸いに思います