英検1級1発合格の秘訣【119】60代はムダな予算も時間も使わない | ひとときのときのひと

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広告業界で鍛えたから、読み応えのある文が書ける。
外資系で英語を再開し、アラカンでも英検1級1発合格。
警備業界にいたから、この国の安全について語りたい。

そんな人間が、ためになる言葉を発信します。
だいたい毎日。



まずは英語から。

 TOEIC900未満でも英検1級1発受かるかな~♪

 

 アラカンでも英検1級1発合格可能かな~♪

 

 実際、やってみたら、合格できました!

 

   しかも、留学なし、駐在経験なしで。

 

 すでに「50代、60代の、いわゆるやりなおし英語派であっても、英検1級はやり方次第で1発合格できる」と繰り返して述べてきました。

 

 が、ここでは改めてその「1発合格」の意味するところを少し変わった角度から説明してみましょう。

 

 それは、言い換えれば、時間も資金も合理的に管理すること、節約すること、これに尽きます。

 

 50代、60代となれば、ある程度、時間に余裕ができる。それで、英語でも勉強しようか、ということになる。ここまではいいでしょう。

 

 しかし、若いころに比べて「資金力」がある。そこがかえって危ない。そう思います。

 

 つまり、安易に英会話学校だの通信教育だのに頼ってしまいがちになります。へたをすると、高額の「情報商材」など購入しててしまう。

 

 もちろん、全て無駄とは申しません。

 

 どれも役に立たないと言い切れるほど、そういった商材とか教材に触れてはいません。

 

 中には、効果的に教えてくれるだろう学校のようなところもあるでしょうし、何もかもが悪いなどとい申し上げるつもりもありません。

 

 しかし、たとえば英検1発合格を掲げない人、公言しない人は、往々にして、「いつかは受かる」とお考えになっていたりする。

 

 本気をなかなか出さない。あるいは、出そうとしても出せなかったりします。

 

 そして、結果がでないところから、自分のことをさほど知らない他人に頼ったりする。

 

 しかし、そこは、よくよく考えていただきたいのです。

 

 まずは、試験勉強の質と量をコントロールするのは、受験を考えているあなた自身であり、先生ではないはず。そこをもっと凝視しましょう。もちろん、中には学習計画の立て方などを微に入り細に入り手伝ってくださる方もいらっしゃるでしょうが。

 

 自分がとことん勉強して、ネットや何もかも使って調べたものの、わからない、どうしても点数が上がらな。。そのときこそは、そういった先生に頼っても構わないのかもしれません。

 

 しかし、まずは、まずは、自分の実力を把握し(自分の例で言えば、英検準1級は1回、余裕で合格)、そのうえで話す。書く。読む、聞くのどこのどんな分野が弱いのか、そのギャップの大きさを確認することをおすすめします。

 

 人頼みで合格して、その先の英語を使っての人生もまだ、誰かに頼る、というわけにはいかないでしょう。

 

 そして、あとはこのギャップを埋める「任務」を試験までの間の期間で割り算して、一日の「お勤め」を割り出して、その日割りの「お勤め」を淡々と実行する―ただそれだけなのです。

 

 勉強の足し算の先にゴールがあるのではなく、ゴールから逆算しましょう。詳しくは↓も一読ください。

 

 

 

 もちろん、モチベーションなどといった幻想に惑わされないことも、重要です。

 詳しくは、↓を読んでみてください。必ず助けになります。

 

 そして、自分の体験に則して言えば、受験勉強期間は半年程度です。

 

 また費用はテキスト・参考書・スピーチのための対面対人での練習すべてを含めてもせいぜい数万でありました。それ以上は、少なくとも自分なら、かけたくないし、かけません。かけるべきではないと申し上げます。

 

 それは結果論だろうという割れるのを覚悟でさらにあえて申し上げますが、英検は一つの通過点であり、他にもっとやるべきことがあるのです。本当の上級者にとっては、です。

 

 この国の場合、いかに英語の使い手としてマウンティングがとれるかに、エネルギーを費やしすぎています。

 

 英語など英語が使える他の相手と丁々発止してナンボのものな。自分よりできない人を少しでも見おろしたいためにTOEICの高得点や英検1級を目指すのは、本末転倒ではありませんか。

 

 以上、英検の参考書には記載されていないでしょうが、「60代でも1発合格」の中心となる考え方についてをご紹介してました。参考にになれば、幸いです。