英検1級が英会話教室にはもはや行かないだろう理由 | ひとときのときのひと

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だいたい毎日。



まずは英語から。

 ここでは、英検にこだわらず「ためになる英語」について説明をしています。

 

 さて、既に「英検1級が英会話教室をあまりおすすめしない理由」については↓で述べてみました(未読の方はご一読願います)

 そのときは、理屈っぽい内容だったので、もう少し個人的エピソードを紹介しながら理由について補足してみたいと思います。

 

 その理由とは、自分が相手つまり英会話教室教師と身の上話をすることになってしまいやすいからです。

 

 あるいは身の上話の交換会になってしまいやすいから、なのです。

 

 なぜかこういう場所で「フリートーク」というのを始めると、自分の場合にはこうなってしまっていました。

 

 もちろん、今か15年以上まえですし、英語教育機関なり英語教師すべてがこんなありさまだと申し上げるつもりはありません。今では、相当の工夫や趣向を凝らした教室があるでしょうし、そのとき自分がたまたま遭遇できなかったのかもしれません。

 

 とはいえ、たとえば

 

 ある英会話教師いわく、

 

「日本人の女性と行きがかり上?国際結婚してしまい子供ができたのはうれしいんだが、この英会話学校の給料いかんせんが低くて生活が苦しい。いまはどうやってここを抜け出すべきか、転職を考えている」(おいおい、生徒に何てことを話してるんですか)

 

 別の教師いわく、

「この学校は働き心地がいい、こんど東京ドームを貸し切って教師全員でスポーツイベントをやるので楽しみだ」(それは楽しそうだけれども、本当に実施するのかしらん、東京ドームの貸切りって相当な費用がかかるはずだけれども)。

 

 こんなの珍事もありました。

 

 筆者の身の回りに起きたちょっとした「悲しい思い出」を多少脚色して若い女性教師(東欧のある国の出身だったと聞いた)にぼそぼそ話してみたら、あっという間に彼女が涙ぐんでしまったことも。

 

 こういったお互いの身の上を英語を使って打ち明けあうのも、悪くはありません。とはいえ、いわゆるビジネス英会話としては、ほとんど使えません。その結果、一体なんのためにこんなこと話しているんだろう?と自問自答してしまうことになります。

 

 もちろん、英語とか英会話に慣れるという点では、ひとつの「通過点」を意味するのかもしれません。

 

 また、ある程度は「文化の違い」のようなものも、把握できののかもしれません。とはいえ、このレベルでは、実用英語としては足りません。

 

 しかし、それがわかったとしても、あなたがこういった世界にあこがれをいだいていらっしゃるのであれば、これ以上引き留めはしません。

 

 ちなみに、英検1級の面接対策は、こういった一般的な英会話学校ではなく、専門の学校に数回通ったことで、効果的なスキル習得ができたのではないかと思っています。

 

 以上、英語学習のヒントや参考になれば幸いに思います。

 

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