英検1級1発合格の秘訣【110】合格率や倍率は無視しようという理由 | ひとときのときのひと

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外資系で英語を再開し、アラカンでも英検1級1発合格。
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だいたい毎日。



まずは英語から。

 TOEIC900未満でも英検1級1発受かるかな~♪アラカンでも英検1級1発合格可能かな~♪

 

 実際、やってみたら、合格できました!

 

 さて、ここでは、合格率とか倍率は無視しようという趣旨で自分の考えを共有していきます。

 

 2024年1月現在、英検1級の合格率は公式発表されていません。だから、確認のしようがないのです。

 

 とはいうものの、いざ試験会場に入ると、「このなかで何人が合格するだろうか」とか「この中で、自分は確かに合格者に入る人間なのだろうか」といった雑念が生じてしまうかもしれません。

 

 自分もそのような雑念が頭の中に全くなかったと言っては、ウソになります。

 

 とはいえ、ある一つの理由から、考えないことにしていました。

 

 その理由とは、勉強の量と質を両方を極めている受験生は極めて少数と見ていたから、です。

 

 もちろん、数値的な証拠があるわけではありません。

 

 しかし、CFP(R)試験のときに如実に感じたのですが、受験生のほとんどが社会人の場合、全員が全員、大学受験の時のように一生懸命勉強しているわけではないのです。

 

 多くは、日々仕事をしながらの勉強であり、中途半端。1次試験が受かってから2次試験の面接対策をすればいい、などといった中途半端さは、まだいい方。

 

 「落ちたら即浪人」のような切迫感も、受験生の大半にはありません。最近は、少し変わってきたかもしれませんが。

 

 何回か挑戦すれば、受かるだろう、といった意識の方が少なくないようです。

 

 あえて数値的な証拠に近いのが、2次試験(面接)のために通った英会話学校での雰囲気でした。

 

 グループレッスンで仮に10名、自分のまわりにライバル?が座っているとしたら、そのうち1,2名が帰国子女。彼らの少なくともどちらかは、ほぼ「当確」です。

 

 しかし、それ以外の受験生は、老いも若きも「突き詰めて学習している」と思われる方は、ほとんど目にしませんでした。

 

 むしろ、冷やかしといっては何ですが、ろくに準備をしていない方が実に多い。

 

 もちろん真剣さに関しては、みなさん一様にありましたが。

 

 人はついつい自分が、「真ん中より少し上」と思いがちです。しかし、どんな試験においても受かるのは、先頭集団つまり全体の、1割から2割なのではないでしょうか。「真ん中より少し上」などでは、とても足らないのです。

 

 英検1級1発合格したから言うのではありませんが、帰国子女を入れた人数の中であってもなお、量的に質的に自分が1番勉強しているという自負はありました。

 

 もし、あなたに「そのような自負」があるのであれば、合格率とか倍率とかは全く気にする必要がありません。本番での試験問題に向き合い、淡々と解けばいいだけの話です。

 

 とはいえ、仮に、試験会場で予想外の劣勢に陥ったときもあるかもしれません。自分がそうでした。

 

 そのようなアクシデント?が気になる方は、↓を読んで準備をしておきましょう。

 

 繰り返すようですが、ざっと10名、無作為に受験生が周りにいるとして、量的にも質的にも1番自分が勉強している。と思えるそんなあなたなら、数分後には、試験時間内になんとか挽回できます。少なくともそう信じましょう。自分もそう信じて合格しました。

 

 とは言え、このように書くとなにやら自慢話めくので、しくじり話も付け加えておきます。

 

 大学3年生だった時、司法試験の短答式という、実質1次試験にあたる国家試験の受験資格が備わり、「記念受験」をまわりのゼミ友達としました。勉強していないので、当然、全員落ちました。

 

 自分がうっすら記憶しているのは、あまりにも歯が立たないので、あきらめて試験会場から途中退出したことです。

 

 しかし、司法試験での再挑戦、俗にいうリベンジははその後全く考えなかったものの、英検1級に関しては、司法試験における「記念受験」や「参加受験」といった類の受験は決してしない。そう決めてはいました。そして、1発合格を果たしたのです。

 

 以上、英語の参考書に書いてないかもしれませんが、あなたの英語学習の参考になれば、そして少しでもあなたの合格に向けてのヒントになれば、幸いです。