英検1級1発合格の秘訣【104】自己紹介は、こうしよう | ひとときのときのひと

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外資系で英語を再開し、アラカンでも英検1級1発合格。
警備業界にいたから、この国の安全について語りたい。

そんな人間が、ためになる言葉を発信します。
だいたい毎日。



まずは英語から。

 TOEIC900未満でも英検1級1発受かるかな~♪

 

   アラカンでも英検1級1発合格可能かな~♪

 

 実際、やってみたら、合格できました!

 

   しかも、留学なし、駐在経験なしで。

 

 そんな自分が、どうやって合格したかをご紹介しています。

 

 ご興味ある方は、お付き合いください。

 

 ここでは、2次試験(面接)における自己紹介について追記したいと思います。未読の方は↓の最後のパラグラフをお読みください。

 

 さて、入室後の1分間、あいさつを交わしたり、着席をうながされたり、いわばアイスブレークするあたりに関しては、採点の対象となってはいないようです。が、自分は「あながちそうでもないのではないか」と思っています。

 

 なぜか。

 

 それは、ある企業の中途採用担当として延べ数百人を面接してきた経験から、面接冒頭の印象はその後の判断に強い影響をもたらしているからです。

 

 もちろん、「第一印象に安易に流されてならない」ことについては、予め学んでいましたし、自戒してはきました。

 

 しかし、そうはいっても、意外と軽視できないのではないかというのが、経験から得た自分なりの知見なのです。

 

 ましてや、英検1級の場合、実力を持つ帰国子女等つまり高得点層と、面接の準備を殆どしてこなかった層を除けば、その間のいわば中間層において、さほど大きな実力差があるとは思えません。

 

 そのような僅差の受験生がひしめいている中で、あなたが鼻の先差を付けたいのだとすれば、以下に留意することをおすすめします。

 

1.問われていることにきちんと反応すること

 冒頭の自己紹介で重要なのは、いかに自分をさらけ出せるかです。面接官を笑わせることまでは、考えなくてもかまいません。

 

 しかし、いかにもありふれた「建設会社で会社員をやっています」とか「役所で事務員をやっています」とかよりも、どこか個性をうかがわせるような、ほんの少しでも印象に残るような生活習慣や日課について語りましょう。

 

 というのは、面接官は朝から夕方までずっと同じような自己紹介を聞かされているのです。「建設会社で会社員をやっています」とか「役所で事務員をやっています」には、飽き飽きしているはずです。

 

 ほんのわずかでもいいので、他の受験生にはない、驚きなり発見なり、いろどりのようなものを与えてあげましょう。

 

 ましてや、趣味について聞かれているのに、「そんな時間も惜しんで英検の学習をしてきました」と答えるのは問いをはぐらかしているようでもあり、おすすめしません。

 

 こういった質問では、率直に自分の好きなことを答えるべきなのです。

 

 また、英検学習の成果は、その後のSpeechや質疑応答で面接官に示すものであり、「こんな私に努力賞扱いで合格させてくれませんか」的なアピールは効果を生まないでしょう。そういう試験ではありません。たぶん。

 

2.一つの問いに対して最低でも3つの文章で答えること。

 自己紹介に限らず、たとえば「どんな交通手段を使って面接会場まで来たか」と言った質問に関して重要なのは、「親切」とか「丁寧さ」だと思います。

 

 日本人の日本語でのやりとりは、「気配り」とか「忖度」、あるいは「思いやり」といった「空気」に支えられていますので、あまり余計なことをいわない形になります。一文章で終わってしまいます。

 

 しかし、それをそのまま英語にしたのでは、言葉足らず。相手に伝わらない可能性が高くなります。やはり、文化の違いをわきまえて、もう一工夫を考えましょう。

 

 詳しくは、↓を一読してみてください。役に立つヒントがあります。

 

 以上、英検1級1発合格に向けて2次試験(面接)におけるアイスブレークの乗り越え方に関してお伝えしてみました。少しでも参考になれば、幸いです。