TOEIC900未満でも英検1級1発受かるかな~♪
アラカンでも英検1級1発合格可能かな~♪
実際、やってみたら、合格できました!
しかも、留学なし、駐在経験なしで。
そんな自分が、どうやって合格したかをご紹介しています。
ご興味ある方は、お付き合いください。
ここでは、2次試験(面接)におけるinteractionについてのコツを説明したいと思います。
ただし、このコツは、ある程度スピーチができる方でないと、効果がありません。このコツだけで面接を通過できるわけではありません。裏技でもありません。
しかし、スピーチは一人で練習可能ですが、面接官との質疑応答、つまりinteractionについては、難しいところがあります。
ちなみに、自分は英検1級専門(といったようなと、あえてぼかします)スクール2か所に合計数回通いましたが、それでも、上達は困難と実感しました。
今なら、オンライン英会話を使うかもしれませんが、専門的に訓練してくれる方、優秀な方は、ごくごく少数ではないでしょうか。
そこで、これから紹介するコツを頭の中に仕込んでおけば、本番で面接委員に突っ込まれても、あわてずにすみます。決して黙り込んでしまうようなことには、なりません。そのためには、どうしたらいいのか。
1. 面接委員の「異論」や「疑問」に対しての全否定は避ける。
まず、2分間のスピーチ後に行われる、質疑応答につい「英検で求められる姿勢」を確認しておきましょう。
というのも、評価ポイントとして公益財団法人 日本英語検定協会発行「二次試験個人成績表」中の記載では、下記のように述べられています。
決して読み流さず、どうか味読してください。
「面接委員とのやり取りの中で、それぞれの質問に対して臨機応変に応答し、会話を継続することが求められます」
ここで、重要なのは、もちろん「質問に対して臨機応変に応答し」であることですが、「会話を継続すること」についても、受験者は見逃してはならないでしょう。
どのようなTopicについても、受験者と面接委員双方が応答し合うこと、やりとりを円滑に進めていく姿勢が求められているのです。
片方が独断的になったり、相手を論破してしまっては、ポイントになりにくく、評価されにくい。つまり、10点中の合格点(7点程度と見ています)が確保できません。
いや、もっといえば、英検の試験をつらつら見る限り、ある事象について「こうも言えるが、こうも言えるかもしれない」という捉え方を非常に重視しています。日本英語検定協会は。
たとえば、準1級の面接を見てみましょう。
ここでは、4コマ漫画を見させられて、受験者はそれを英語で描写するように指示されます。
あの漫画では「ある問題点の発見、検討」から始まり3コマ目にはだいたい「対策」が描かれ、最後のコマでは、「対策後の別の問題の発生」となっているではありませんか。
また、たとえば、1級の筆記試験で今後始まる「要約問題」にしてもHP上を見る限り、「問題に対する完璧な解決策は無い」といった作問者のコンセプトがうかがえます。
したがって、1級の面接においても、自分の意見は変わらないものの(変える必要はないものの)、面接委員の言い分もわかっているよ、というメッセージを返す必要があります。 では、具体的にどうするか。
2. I partly agree を使って一部同意、しかし、やんわりと否定する。
I partly agree with you.(あなたに一部、同意します)
を使えるようにしておきましょう。
まずは、そこで一息つきましょう。
面接官も、「わかってるんだな」「自分の言ってることが伝わったのだな」と見てくれます。ひとまずではありますが。
もちろん、そこで終わらせてはいけません。
長くなりますので、ここから先については、次の投稿で説明していきます。
以上、面接試験のためのちょっとしたヒントを紹介してみました。あなたの合格の参考になれば、幸いです。