英検1級1発合格の秘訣【97】「面接であがる」は、こう防ぐ | ひとときのときのひと

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広告業界で鍛えたから、読み応えのある文が書ける。
外資系で英語を再開し、アラカンでも英検1級1発合格。
警備業界にいたから、この国の安全について語りたい。

そんな人間が、ためになる言葉を発信します。
だいたい毎日。



まずは英語から。

 TOEIC900未満でも英検1級1発受かるかな~♪

 

   アラカンでも英検1級1発合格可能かな~♪

 

 実際、やってみたら、合格できました!

 

   しかも、留学なし、駐在経験なしで。

 

 そんな自分が、どうやって合格したかをご紹介しています。

 

 ご興味ある方は、お付き合いください。

 

 ここでは、2次試験(面接)における「あがり」防止について説明したいと思います。

 

1.「あがる」という方が抱きがちな完全主義志向

 

 自分は、人前に立って話をする時に「あがる」とか「緊張」するといったことが、全くありません。

 

 しかし、これは、ずっと昔からそうだったのではなく、人前で話をする場に多く立たされることによって、経験的に「あがる」頻度が減っていったものと推測しています。

 

 とはいえ、このような経験の数だけでなく、他の要因も関係しているのではないでしょうか。自分は精神分析医でも心理学者でもありませんが、「あがる」人というのは、完全主義者ではないかと疑っています。

 

 すなわち、本番で「完全な完璧な姿である自分、、まったくなんのミスも過ちもしない自分」、そんなイメージを抱いているのではないでしょうか。

 

 自分は、逆にこんなおまじないのような言葉を直前に内心で言い聞かせています。すなわち、

 

 「ここまでやれることはすべてやった。今の自分は、そのすべてやりつくした以上のことはできないかもしれないが、決してそれ以下で終わることもない」

 

 もちろん、本番で練習してきていた以上のことが起こりえるなど、思い描いたりは、しません。

 

2.小さなミスが起きても、かまわず続けて、その先の逆転到来を信じる

 

 本番とは、二度と来ない、1回限りの勝負です。しかし、準備をある程度していけば、まず、最初の言葉は、出ます。

 

 実際、2次試験の冒頭で自己紹介を促されたりするのも、面接官が「さあ、さっそく減点のポイントを見つけてやろう」といったもくろみは、なく(たぶん)、お互いにとってのちょっとしたウォーミングアップの機会を設けている。そう、とらえましょう。声の大きさとか話すテンポとかに注意しながら、です。

 

 多少の言い間違いや、ミスにが出てしまったら、そこから、それ以上、大きな傷にしないようにすればいいだけの話です。一番の禁物は、「ああ、今回もだめだ」とかいった評価を自分の中でしてしまうことです。

 

 実際、(突然ではありますが)前回のショパン・コンクールにおいても、結構小さなミスをしてしまったピアニストの中でもその後、予選を勝ち抜いていくケースを少なからず目にしました。

 

 そのミスタッチは本当に小さな誤りですが、明らかに楽譜で指定された音とは違う鍵盤をたたいてしまったというものです。

 

 しかし、ぬけぬけと、というと語弊があるかもしれませんが、堂々と演奏を続けることが重要なのです。英検で言えば、堂々としていることが大切です。

 

 自分の場合、面接官は二人とも白人系のネーティブ(通常は、ネーティブ一人と日本人一人らしいのですが)でした。したがって、細かなミスは相当あったのではないかと推測します。

 

 しかし、いちいちそんなことを気にしていては、それこそ「チャンスをつかみそこなってしまう」。とばかり、しゃべれるだけしゃべったという感じでした。

 

 また、1次試験の筆記試験でも、Listeningの問題で結果的に3問連続で誤答となるような、聞いているときも「まずい」と思った瞬間はありましたが、これも「いずれ取り返せる」とぬけぬけと踏みとどまりました。

 

 いや、これは結果論かもしれませんが、相当の準備してきた人間は、どこかでつまづいたとしても、そこで勝負が決まったとは思いません。さらに進んだ先で巻き返せると信じます。

 

 少なくとも、最初の数分で「とちった」からといって、「ああ、やっぱり」と感じてしまうことをまず、やめましょう。(なお、最初から最後までつまづいてばかりで…は、ほとんどの場合、勉強不足、準備不足です)

 

 このあたりについて、より詳しく知りたい方、未読の方は↓をぜひお読みください。

 

 

 以上、試験における「あがり」防止のヒントを紹介してみました。あなたの合格の参考になれば、幸いです。