英検1級1発合格の秘訣【95】耳の持久力と記憶保持力は、こう鍛える | ひとときのときのひと

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外資系で英語を再開し、アラカンでも英検1級1発合格。
警備業界にいたから、この国の安全について語りたい。

そんな人間が、ためになる言葉を発信します。
だいたい毎日。



まずは英語から。

 TOEIC900未満でも英検1級1発受かるかな~♪

 

   アラカンでも英検1級1発合格可能かな~♪

 

 実際、やってみたら、合格できました!

 

   しかも、留学なし、駐在経験なしで。

 

 そんな自分が、どうやって合格したかをご紹介しています。

 

 ご興味ある方は、お付き合いください。

 

 ここでは、英検1級試験の中でも「Listening問題に対応するための持久力と記憶保持力」について説明したいと思います。

 

 英検1級では、1次試験の筆記においては、100分にもわたる、ReadingとWriting問題を解答し終わった後に、Listening問題を解かされます。

 

 ReadingとWritingの両方とも、相当な負荷がかかります。これを100分こなした後は、よほどの人でない限り、相当疲れていますが、さらにそれをものともしないチカラが試されています。

 

 このとき必要と考えられるのが、Listeningに関する持久力、つまり耳のスタミナです。

 

 ちなみに、英検の場合、問題文が問題用紙には記載されておらず、耳で聞くのみとなりますので、ここでも神経戦となる可能性が高くスタミナが消耗させられます。

 

 とはいえ、この問題文が記載されていない点に関する対処法は、↓で紹介しましたので、未読の方は、一読をお願いします。

 

 さて、Listening問題は、①会話の内容一致選択で10問から始まり、➁説明文の内容一致選択で10問、③Real-Life形式の内容一致選択問題で10問と続いた後に、それまで1問1点だったところ、1問2点となる④インタビュー問題が2題と続きます。

 

 このインタビュー問題も、えんえんと(思えるほど)司会者とインタビューされる人との会話が続きますので、耳の持久力が試されているといえます。最悪の場合、「もうどうでもいい」となりかねません。

 

 その対処法については、過去問を繰り返し解くことが重要で、それについては他の投稿でも強調しています。

 

 しかし、それにとどまらず、できればPodcastingやYou tubeなどで、インタビュー(番組)を聞き、補強をはかることをおすすめします。英語のスクリプトや和訳つきのものは、少ないものの、あります。ググ(検索)ってみましょう。

 

 さて、ここから、もう一つ重要なスキルである、「英語での記憶保持力」の話をしていきます。

 

 というのも、Listeningには記憶が大きく関係しています。しかし、英語に慣れない人ほど、こんな、まわりまわった脳内処理をしてしまいます。

 

英語に慣れない人のListening問題対応

英語が聞こえたら、日本語に翻訳する。

日本語で記憶する。

それをもとに日本語で解答を考える。

その解答を英語に訳す。

その英語に最も近い選択肢をマークする。

 

 これに対して上級者(合格する受験者)は、いちいち日本語に訳しません。

 

上級者のListening問題対応

英語が聞こえたら、訳さずにそのまま英語で記憶する。

それをもとに英語で解答を考える。

その英語に最も近い選択肢をマークする。

 

 もちろん、自分も全問に渡って、こんなにすっきりとしたプロセスを取っていたとまでは言いきれません。そのあたりの対処法については↓に書きましたので、未読の方は一読ください。

 

 とはいえ、少なくとも「日本語に訳さない」に近い聞き方をしていましたし、そう習慣づけすることは、学習期間中に意識的に行っていました。

 

 これが、よくいわれるところの「上級者は英語で考える」世界なのかどうかは、いったんおくとしても、いちいち「日本語に訳さない」ことが、合格に近づくための必要条件であるのは確かです。

 

 したがって、過去問を解くときはもちろん、PodcastingやYou tubeなどでインタビュー番組を聞く時においても、この「英語での記憶保持」を強化していくことをおすすめします。

 

 また、この強化は、2次試験の面接にも役立ちます。たとえば、面接官の話す「容赦ない」英語を英語のまま聞き取り要約することにも活きてきます。その結果、その後の応答もより容易になっていきます。

 

 以上、英検の参考書には記載されていないかもしれませんが、英検1級試験における、Listeningの持久力と記憶保持力についてヒントを紹介してみました。少しでも参考になれば、幸いです。