英検1級1発合格の秘訣【79】過去問正答率の上がり方 | ひとときのときのひと

ひとときのときのひと

広告業界で鍛えたから、読み応えのある文が書ける。
外資系で英語を再開し、アラカンでも英検1級1発合格。
警備業界にいたから、この国の安全について語りたい。

そんな人間が、ためになる言葉を発信します。
だいたい毎日。



まずは英語から。

 TOEIC900未満でも英検1級1発受かるかな~♪アラカンでも英検1級1発合格可能かな~♪

 

 実際、やってみたら、合格できました!

 

 既に英検合格のためには、過去問を解くことや丁寧な答え合わせが最重要であることは、強調してきました。(未読の方は↓を一読ください)

 

 ここでは、少し別の角度から説明してみようと思います。

 

1.目標正答率は80%

 英検においては、合格における正答率は発表されていません。が、自分の見る限り75%程度と見ています。実際、合格したときも、その程度であったからです(本稿後段に別途記載)。 

 

 そこで、学習中は、少し高めの80%を目標正答率とすることにしました。最初に過去問を解いたときにこの点数以下であっても、3回目には80%程度は取れるようにしたのです。

 

 また、繰り返し解くもの(3回としていた)は、あらかじめ決めておき、ある1回分だけは、初見で解いてどのくらいの点数となるか、繰り返し解くものとは別にしておきました。そちらで、まさに最後の「力試し」をするというわけです。

 

 過去問は原則何回も繰り返し当たるべきものなのですが、まっさらのものも、1回分くらいはキープしておくことをおすすめします。

 

2.初回の正答率は、ほぼ60%から65%程度

 既に述べたように1級1発合格の最低条件として、準1級を比較的高得点で通過することが求められます。

 

 準1級を比較的高得点で(できれば1発で)合格せずに1級に挑戦するのは、おすすめしません。それは無謀といってもいいので、止めておいた方がいいでしょう。

 

 自分はCSE2454 点で合格していました。

 

 準1級の満点がCSE3000点 とされているので、100点満点換算で82点での合格ということになります。

 

 ちなみに準1級の合格はCSE2304点で、100点満点換算で77点ということになります。余裕の合格とまでは、いえないかもしれないが、そう悪い数字のではないでしょうか。

 

 さて、そんな自分が初めて1級の過去問を解いてみたところ、正答率は60%程度。そのときには、これで80%達成へのめどがついたと感じました。

 

3.過去問を繰り返し解くうちに当然、点数はあがり、80%程度には到達する。

 英単語の語彙力増強を地道に行っていけば、またReading問題に関しては、答え合わせのときに間違えたポイントをきちんと検証していけば、1週から2週おきくらいで2回目、3回目を繰り返していけば、点数は少上がっていきます。

 

 3回目に正答率80%程度にならなければ、勉強のやり方を変える必要があるということになります。が、そういう事態には幸いなことに遭遇しませんでした。

 

 なお、2回目くらいで75%程度にまで達してしまったときは、3回目はあえて時間を10分程度短縮させることをおすすめします。

 

 ちなみに、実際に英検1級合格時の自分のCSEスコア(1次2次すべて含む)は、2641点、満点が3400点なので、100点満点換算で77点。結構ぎりぎりの合格でした。

 

 もちろん、正答率=CSEスコアではありませんが、目安として8割弱程度が合格ラインと推定できるのではないでしょうか。

 

 6割強の正答率から勉強を始めて、8割弱で合格、と言うのは、もちろん、1次試験におけるエッセイのできや、面接での採点といった必ずしも「正答」率で換算できないところも加味しなければなりません。

 

 とはいえ、ある程度の目安にはなるのではないでしょうか。

 

 以上、英検1発合格のヒントして参考にしていただければ、幸いに思います。