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飛島滞在4日目。ついに最終日の朝を迎えました。

 
天候が心配されましたが、今日までは何とか持ちこたえてくれそうです。
 
朝食後、宿の広間で総括ミーティング。
やまがたCAMPメンバーが感じた、飛島の「良いところトップ3」と「課題トップ3」を、一人ずつ発表していきます。
 
メンバーそれぞれが違った視点から飛島を切り取っていて、非常に面白かったです。
大学生2人の意見は、とても真っ直ぐで、気付かされるところが多かったなぁ。
色々と面白いアイディアが出たので紹介したいところですが、ネタバレしちゃうと面白くないので公開は差し控えますね。
飛島の地ビール、ぜひ実現したいなぁ…(ボソッ
今回の僕たちの意見が、ほんの少しでも飛島の役に立ったらうれしい限りです。
 
 
定期船が出るまでの待ち時間で、お土産を購入しました。
飛島名物、元祖いかまんじゅう「いかのまんすけ」!
 
飛島では昔からイカ漁が盛んで、イカの魚醤が伝統的に作られてきたそうです。
 
黒ゴマをベースに、スルメ粉末とアオサ粉末と魚醤を練りこんだ飛島らしさ全開のスペシャル餡が詰まってます。(注:これは甘いお菓子です)
※現地で食べたときはあまり感じなかったのですが、東京に帰ってきてから食べたら、なかなかのイカ臭が…。
 
 
名残惜しいですが定期船の出港時刻になってしまいました。
 
港では、合同会社とびしまの皆さんが見送ってくれました。
 
本当にお世話になりました!
 
ありがとう飛島!
 
また来ます!

 

1時間15分の船旅を終え、本土に戻ってきました。道が広く感じます。
知らない街だけど、本土に帰ってきたというだけでホッとしている自分がいます。笑
離島は好きだけど、僕は本土で生まれ育った人間ですもん。この感覚は抑えようがない。
 
 
交差点で、かわいい地名を発見しました!
正式な住所表記も平仮名で、こあら一丁目からこあら三丁目まであるそうです。かわいい。
ちなみに元々の漢字の地名は「古荒」だそうです。かわいくなかった。
 
 
こあら交差点近くにある、インキュベーション施設「LIGHT HOUSE」を見学させていただきました。
個人起業家向けのコワーキングスペース等が整ったお洒落な施設(民間施設)です。
酒田を中心に日本版シリコンバレーを創る、という壮大なビジョンに感銘を受けました。
 
 
その後は解散となりましたが、僕は事務局スタッフさんのご厚意で、酒田市の隣の鶴岡市まで車で送っていただきました。
 
途中、鶴岡市に新しくできたホテル「SUIDEN TERRASSE(スイデンテラス)」にご案内いただきました。
 
2018年8月1日にプレオープンしたばかりの真新しいホテルです。
写真左側の水面は水田です。稲穂が育ったら素敵な景観になりそうですね。
 
建築家・坂茂氏が設計した、温かみと開放感がある素敵な空間です。
 
今はプレオープン中なので空いてると思います。泊まるなら今がチャンス!
 
お土産コーナーも充実しています。
 
せっかくなので旅の締めくくりに、山形ビールをいただきます!
 
車の助手席で飲むという極悪非道をお許しください(^^;
 
ビールタイプはピルスナーです。原材料は麦芽、ホップ。
地ビール月山」と同じ、山形県の西川町総合開発(株)さんが製造しています。
うまい!細かいことは忘れましたが、美味しかったです!(ビールブログ失格…)
 

最後は鶴岡駅前まで送っていただきました。
本当に何から何までお世話になりました。ありがとうございます(^^)
 
電車が出るまで時間があったので、駅前のビル内にある「つるおか食文化市場 FOODEVER」に立ち寄りました。
 
フードコートや特産品売り場などがあり、鶴岡の食文化が楽しめる空間になっています。
 
 
酒田、飛島、そして鶴岡まで。楽しみつくした5日間でした。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
 
帰りの特急は進行方向左側の窓席。内陸側なので地味です。車窓を楽しみたい方は海側をお勧めします。
 
新潟駅で乗り換え。人が多いなぁ。

東京駅に帰ってきました。人が多すぎる!!
 

今回参加した「やまがたCAMP in 酒田市飛島」では、本当に多くの気付きが得られました。
特に僕が感じたのは、飛島での暮らしはONとOFFの差が小さいなぁということ。
 
お盆の民宿は、やることいっぱいで忙しいけど、どこかのんびり。
島中知り合いだらけだから、本業以外でも助け合い。
常にONだし、常にOFF。
 
都会のサラリーマンの僕はON/OFFの切り替えに慣れてしまっているので、島暮らしに慣れるのは大変そうだなぁ。
常にONを強いられて、周りにいい顔をしようとして、息詰まってしまいそう。
自然体じゃないと島では暮らしにくいだろうと思います。
 
実際、飛島の皆さんの顔は、みんな自然体で素敵な顔でした。
自然体な人が集まってくるというのもあるのでしょうが、島で暮らすことで自然体になってくる、という側面もあると思います。
自然体で素敵な顔になりたい方は、荒療治として移住してみては?(^^)
 
とはいえ、多くの人にとって移住はハードルが高いし、失敗した時のリスクも大きいので、無理はしなくていいと思います。
移住だけが島と関わる手段じゃない、ということに気付けたのも今回の旅の収穫でした。
東京に拠点を置きながら、島の情報を発信したり、島のプロジェクトに参加したり。そういう関わり方も全然ありですね。
そういう風に離島とゆるく繋がる人口が増えれば、移住者も増えていくと思います。
 
今回のプログラムは山形県と酒田市の移住促進施策の一環らしいので、即戦力として自分が移住できないのは申し訳ない気持ちですが、ゆるく繋がる人口の一人として関わり続けたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
また、このブログを読んで飛島に興味を持ってくれた方が一人でもいたら嬉しいです。
 
飛島、本当にいい島でした!また行きます!(^^)
 
★追記★
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