勤学の志士たちへ【中編】 現代貨幣理論から考察する日本の福祉介護の続きの記事です。

 

 

 

祈りと愛をこめて

夢リハチームから貴方へ、記事をお届け致します。

 

 

 

のリハビリテーションをめざす楽園の逸材、偕楽園ホームの夢リハです。

どうぞ宜しくお願い致します<(゚ー^)ノ

 

 

【僕のいる場所。社会福祉法人一誠会のホームページ 】

 

 

鋼王のカーネギーは言いました。

 

 「お金が貴い理由は、正しく得る事が難しいからだ。

  また正しく得ても、正しく使う事が難しいからだ」と。

 

アメリカの大富豪といえば石油王のロックフェラー、金融王のモルガンらがよく知られていますが、彼らに匹敵する大富豪でありながら異彩を放つ人物が、鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーです。

 

 

鉄鋼王のアンドリュー・カーネギー

「人を動かす」の著者、デール・カーネギーではありませんよ

 

 

財は偶像崇拝の悪い種の一つだ。金銭崇拝ほど品位を低下させる偶像はない」

「金持ちが金を持ったままで死ぬのは恥だ」

 

カーネギーにはそのような座右の銘があったそうです。ラバーバロン(泥棒貴族)の一角として批判を受けましたが、彼は巨大財閥を築きませんでした。

 

 

 

 

カーネギーの「Wealth」に共感する私は、それでも貨殖至富に志ある人々を応援しています。

 

戸時代の心学の祖石田梅岩が「商人の売買の利益は、武士の禄と同じ」と説いたように、或いは渋沢栄一官尊民卑の弊風を一新せんが為に大蔵省を辞して実業家になったように、正当な手段でお金を稼ぐ事は素晴らしいと思います。

 

何と言っても、GDPが増えますし。

 

此処で大切な事は、石田梅岩が石門心学という民衆の道徳教育に力を注いだ人物である事や、渋沢の言に「世の貨殖致富に志あるものは、宜しく論語を以て指針とせらん事を希望する次第である」とある事など、彼らもアンドリュー・カーネギーと同じく「正しい稼ぎ方、正しい使い方」を重視していた点です。

 

 

勲業不朽

(くんぎょうふきゅう)

 

業不朽とは、国や主君に尽くした成果は、永久に朽ち滅びる事がないという意味です。単なる成功者の名が殆ど何れ消えていく事に対し、渋沢やカーネギーのように正しくお金を得て正しく使った人物は、偉人として末永く名を残すのでしょう。

 

達、半分公費で運営される業界で「お金を正しく得て、正しく使う」には、貨幣論を正しく理解する事が不可欠。夢リハ達はそう考えています。

 

 

お金って何だろう?

 

 

 

貨幣の歴史をまた少し紐解いてみましょう。

 

 

之は、勤学の志士たちへ 【中編】で紹介したナポレオン戦争の、凡そ200年前。

17世紀イングランド王国の話です。

 

 

 

 

時のイングランド王国の通貨は、金貨でした。

金貨はとても嵩張(かさば)ります。

 

商人達は、日々増えていく金貨の保管方法にずっと悩んでいました。毎日持ち歩くには重量がありすぎ、かと言って何処かに備蓄しておけば、泥棒は勿論、雇っている金庫番にさえ持ち逃げされる事が珍しくなかったからです。


 

 

 

イングランドの商人達は、金貨をロンドン塔へ預けることにしました。

ロンドン塔は王国の要塞で、非常に安全と思われたからです。しかし‥‥

 

1640年。イングランドのチャールズ1世という王様が戦費調達に行き詰まり、何とロンドン塔で預かっている商人達の金貨を全て没収しようとしました。

 

商人らの猛反対を受けてチャールズ1世は金貨没収を諦めました。

しかし、もうロンドン塔に金貨を預ける人は誰もいなくなりました。

 


_| ̄|○ ガックリ

 

 

ロンドン塔から取り戻した金貨を、商人達は何処に持っていったのでしょう?

 

答えは、ゴールド・スミス(金匠)の金庫です。

 

 

 

 

ゴールド・スミスとは、金細工職人を指します。彼らは金貨を鋳造するという職業柄、大量の金を保管する堅牢な金庫を持っていたのです。

ゴールド・スミス達は金貨を預かると、同等の金貨と何時でも引き換えられる証書、
金匠手形(ゴールド・スミス・ノート)を発行しました。

 

 

此処までは、普通の話。

しかし間もなく‥‥

 

 

ゴールド・スミス達は、気づいてしまいました。

金匠手形を持つ商人達が、全員一斉に金貨の引き換えに来る事はない‥‥と。

 

かくしてゴールド・スミス達は、預かっている金貨を、困っている人々に貸し付けるビジネスを始めました。

 

 

 

 

ところが、金貨を借りた人には、前述した金貨保管のリスクがあります。

 

また、金貨を借りた人から支払いを受けた人は、その金貨をまたゴールド・スミスに預けて金匠手形に交換するという面倒くさい工程が生じます。

 

結局、楽に管理できるし合理的な金匠手形が紙幣として流通するようになりました。

ゴールド・スミスは金匠手形に金額をサラサラ~っと書いて貸し出すだけ。

 

之が銀行の始まりです。

 

 

 

 

論、金匠手形を持っている人に要求された時は、ゴールド・スミス達は金貨を渡さなければいけません。

 

ですからゴールド・スミス達は、以下の事に気をつけました。

手持ちの金貨の量と相談しながら、世間への貸付量を考えるという事です。

 

こそが、預金という貨幣を創造できる(=信用創造)銀行が、利子を払ってまで国民からお金を集める理由の一つです。本連載記事の最後の話題でもあります。

 

 

 

 

処を理解する事が「お金とは何か」を理解する要点、と個人的には思います。

日本のお金の単位は円ですが、その円は一種類ではないという事です。

 

 ・硬貨国債は、政府が発行する貨幣(円)です。

 ・現金紙幣は、日銀が発行する貨幣(円)です。

 ・預金は、銀行が発行する貨幣(円)です。

 

想通貨は貨幣なのか、という疑問に関して、之はまだ新しすぎて定義が定まっていないようですが、私見を申し上げておきます。

 

之で税金を払う事はできません。また政府や日銀と関係なく誰でも発行できます。単位は円ではありません。よって、之はまだポイントや投機商品の類の域を出ないのではないでしょうか。

 

 

 


銀行は、預金という貨幣を発行できます。

しかし、現金という貨幣は発行できません。

 

此の事から、預金者が一斉に口座から現金を引き出したりして、銀行の現金が底を突くを――

 

 

取り付け騒ぎ(Bank run)

と言います。

 

 

 

 

草莽崛起を呼びかけています。

 

務省はじめ省庁に居並ぶ「選び抜かれた超エリート戦士達」と斬り結ぶ為には、鍛え抜かれた知識・見識の刃が不可欠です。

 

見識の刃を鍛える方法の一つは、歴史から学ぶ事です。我々はともすれば、科学が過去から未来へ向けて進歩する事と同様に、政治や経済も過去より現代の方が優れていると思いがちです。

 

しかし、その思い込みには根拠がありません。

 

戦以降でさえ、池田勇人首相の所得倍増計画や小渕恵三首相の金融再生法のように、過去の政治家の方が優れた成果を上げている事も少なくないのです。

 

世界経済で言えば、「ケインズは死んだ」と宣言したミルトン・フリードマンの経済学説が主流になった、貧富の差は恐ろしい程拡大し、中流階級の多くが没落しました。

 

 

「2021年になっても、新型コロナウイルスの脅威は続いています。

まるで透明な爆弾を使った空襲のように、国内の生産力を破壊しています」

 

 

生も寒空の下で半ば凍えながらお昼を食べたりしていますが、この新型コロナウイルスに関しても、1843年生まれのロベルト・コッホによる感染症研究から見ておかしいと主張する人々がいます。

 

現代の感染症研究は、過去よりも優れているのでしょうか。

(コッホの原則に関する参考資料:https://www.youtube.com/watch?v=L9Ss6MTU5_0

 

 

偕楽園ホームでは、無毒化した次亜塩素酸ナトリウム(カンファスイ)や

アルコール消毒等で、一生懸命! 感染症対策に努めていますよドキドキ

 

 

 

お金の話に戻しましょう。

 

本初の取り付け騒ぎは、1927年です。当時、関東大震災の影響により、日本国内には経営悪化している中小銀行が数多くありました。

 

そんな金融不安の折も折、衆議院予算委員会で片岡直温という大蔵大臣が、「東京渡辺銀行が、とうとう破綻を致しました」と失言してしまったのです。
 

之は全くの失言であったのですが、大変な事態に発展してしまいます。

 

苦しいながらも破綻回避に尽力していた東京渡辺銀行は、片岡の失言が止めとなり、休業に追い込まれてしまいます。すると鈴木商店(現在の双日株式会社のルーツの一つ)が倒産する等、金融不安の炎はどんどん燃え広がり、遂には全国的な取り付け騒ぎとなって大混乱となります。

 

昭和金融恐慌です。

 

 

 

 


時の若槻内閣は、総辞職。
あとを次ぐ
田中義一総理の依頼で、73歳のある人物が――

 

加齢に加え病後の衰弱も激しく、とても激務に耐えられる状態ではなかったのですが、「かかる国難を見過ごせぬ」と火中の栗を拾うべく、大蔵大臣に復帰したのです。

 

 

 

田中義一

 

 

田中義一から昭和金融恐慌の解決を託された73歳の人物こそ、夢のリハビリテーション特集号の最後を飾る人物、高橋是清です。
 

るまさんの愛称で親しまれた高橋是清。

まずは、その人生をご紹介しましょう。

 

 

高橋是清

 

 

 ・10歳でヘボン塾に入る。

 ・米国留学するも、手違いで奴隷として売られてしまう。

 ・帰国後は、15歳にして遊女のヒモになる。

 ・ヒモをしながら英語教師をし、詐欺にあって一文無しになる。

 ・困っているところを森有礼に拾われる。

 ・農商務省の官吏から特許局長にまで昇進する(日本の特許制度の父)

 ・南米でまたもや詐欺にあって家屋敷も失い無一文になってしまう。

 

 

なかなか豪快な人生を送るうちに、高橋是清は30台半ばになります。


庁時代の先輩である前田正名から三菱商会の大番頭の川田小一郎を紹介され、数年後には日銀の副総裁になります。同時期、「坂の上の雲」でも有名なエピソードですが、井上馨から日露戦争の戦費調達の為の外債募集を依頼されるのです。

 

 

井上馨

 

 

高橋は、井上馨による難題を見事解決しました。

 

反ロシア帝政に情熱を燃やすジェイコブ・シフ(ユダヤ人でアメリカの銀行家)の支援を得られた事が大きかったとも言いますが、欧米列強から見ればまだまだ信用のない日本の戦時国債を売って巨額の戦費を集めたのですから、高橋の交渉力には驚きます。

 

露決戦にあたり命運を握った一人は、薩英戦争で鹿児島城下が火の海にされる場に居合わせた東郷平八郎でした。此の一戦に敗れれば日本全土が鹿児島城下の如く火の海になるという思いと共にバルチック艦隊に挑み、勝利したと言われています。

 

それは胸を打つ逸話ですが、私は高橋の働きがなければ、そもそもバルチック艦隊を迎え討つ為の軍艦を日本は準備できなかったと考えています。我々はロシアに敗れ、国土は火の海になり、悲惨な破壊と略奪を受けていた事でしょう。

 

 

講和条約記念館

(写真は日清戦争のもの)

 

 

セオドア・ルーズベルトの仲介による講和条約締結まで日露戦争を戦い抜く事ができた影の功労者として、高橋は重要な役割を果たしました。

 

日露戦争講和後、高橋は日銀総裁になりました。

 

その後は政界に身を投じ、総理大臣を1回、大蔵大臣6回務める等の大活躍をしました。そして昭和11年、226事件で陸軍青年将校の凶弾に倒れ、波乱の生涯を閉じたのです。

 

 

 

 


兌換の停止不換紙幣に関して、勤学の志士たちへ【中編】のナポレオン戦争の項でご紹介しました。

 

明治・大正期の日本は、大隈重信による不換紙幣と積極財政、松方正義による緊縮財政と銀本位制(金本位制)の間で揺れた時代でした。

 

大隈、松方の後を継いだ高橋是清は、不換紙幣によって1927年の昭和金融恐慌を44日で解決し、さらに1930年の世界大恐慌から世界で最も早く日本を脱出させたという救国の士です。

 


片面印刷の紙幣

市民を安心させる為に膨大な量のお札を刷りましたが、

あまりに急いでいた為、裏が白かったのです。

 

 

 

高橋是清、73歳。

昭和金融恐慌の時代に戻ります。


橋は1927年4月19日に就任し、わずか3日後、4月22日には大胆な策を実行に移しました。全ての銀行を3日間休業させたのです。

 

そして片面白紙の紙幣を、造幣局をフル稼働させて刷りまくりました。

 

4月25日。休業開けの銀行の窓口には札束(片面白紙)が山積みになっていて、市民の目に触れる事になります。

 


 


「お金はいっぱいある=銀行は大丈夫」

 


に、3週間のモラトリアム(支払猶予令)を実施。

取り付け騒ぎに端を発した昭和金融恐慌は、僅か44日で沈静化しました。

 

大蔵大臣が何て事を と思わせる程の天衣無縫の一手は、先に紹介したように豪快な人生を送ってきた高橋らしさに溢れていると感じます。

 

史の分水嶺とも言える国難を回避した辣腕家、高橋是清の貨幣観は、豊富な実務経験(関与と実践)に裏打ちされたプラグマティズムの極致であり、日本史上の奇跡の一つです。

 

同じような危機を迎えた時。

過去という教科書があって尚、現代の政治家達に同じ奇跡が起こせるでしょうか。

 

 

不忘念

(高橋是清 一行書 ふもうねん)

 

 

1927年の昭和金融恐慌を日本は乗り切りました。

1930年、世界大恐慌が日本に襲いかかります。

 

日本資本主義の父、渋沢栄一が92歳の大往生を迎えたのが、1931年。

日本資本主義最大の危機がその年、やってきたのです。

 

橋是清は人生5度目の大蔵大臣として、此の危機に処しました。その際、高橋がケインズ主義的な財政金融政策を実行し、世界に先駆けて恐慌からの脱出に成功した事は、あまりにも有名です

 

「日本のケインズ」とも称された高橋の主な政策について要約すれば、金本位制からの離脱と金兌換の停止、金利の引き下げ、日本銀行券の発行限度の引き上げ、そして日本銀行による国債の直接引き受けと財政支出の拡大です。(※参考:中野剛志著「日本経済学新論」) 

 

 

 

 

橋財政が挙げた成果は、正に劇的なものでした。

 

1931年~36年迄。

日本の国民所得は60%増加し、1936年には完全雇用の状態を達成しました。

 

しかも!

ハイパーインフレーションどころか、消費者物価は18%しか上昇しなかったのです。

 




 

済自由主義(金本位制や健全財政等)が、当時は正当で主流とされていました。

破天荒な高橋の政策は、そうした主流の考え方から大幅に逸脱するものでした。

 

それは同時に、1936年に刊行されたジョン・メイナード・ケインズの「雇用・利子および貨幣の一般理論」を先取りしていたのです。

常識破りのだるまさんは、またもや奇跡を起こし、76歳にして日本を救ったのです。





 

織や国家、共同体への偉大な貢献は、救った――或いは救おうとした人々から、理解されない事が少なくありません。

 

寧ろ「権威を傷つけられた。面子を潰された」と捉えてしまう嫉妬深い人々によって憎まれたり、時には激しく攻撃されたりするのです。

 

 

 

 

橋是清は世界の経済学者に先駆け、機能的財政論を完全に理解していた。

私もそう思います。

 

機能的財政論とは、何か。

夢リハ的にざっくり言うと、デフレ⇔インフレのバランス論です。

 

高橋は1936年以降、高インフレによる嵐の気配を察知していました。

それを回避する為、最大の内需、膨張する軍事費を一転して抑制したのです。

 

その理由を理解できなかった一部の重鎮や高橋の活躍を快く思わない者達が、青年将校を唆(そそのか)し、226事件の標的に高橋を加えたという説があります。

 

 

◇◇◇

 

 

言令色鮮し仁と言いますが、舌先三寸の扇動者達によって、胆識を有するプラグマティストが排斥された事例と言えるかも知れません。

 

残念ながら、よくある事です。

 

 

 


ずっと貨幣の歴史を、福祉介護と重ねながら見てきました。
 

忠君愛国を掲げる渋沢は、当時の農工商階級の地位向上を訴えました。之は、農工商の事業を営む事は国益に資するという信念に由るものでしたが、現代で言えば福祉介護も当時の農工商と同じく、国の為に国民たるの本分を尽くす事業です。

 

之は、ただの美辞麗句ではありません。

 

 

 

霧の偕楽園ホーム

 

 

達が幼い頃、親は畏敬の対象です。

しかし、子供が成長する一方、親は徐々に衰えていきます。

 

「現代人は、良い年齢(とし)をして、最も尊敬する人物に親を挙げる人が少なくない」 私淑する方が、そう嘆いているのを見聞きしました。

 

大人はその時々に於いて、敬の対象を変えていくべきです。衰えた親がの対象のままですと、敬する人への失望から負の感情が生じてしまう事もありましょう。

 

敬は何処かでに変わらねばなりません。孝の精神によって、年老いても安心して共同体で過ごせる事は、ネイションにとって非常に有益です。

 

我々の仕事は孝の精神をもって国体を護持する尊いものであり、更に孝の精神を義理合一で産業化しているのです。

 

 

◇◇◇

 

 

の守護者たる私達を公務員化する事に、何の支障がありましょう。

まして労働者全体の底上げは、社会全体を豊かにするのです。

 

一部の富豪が消費する量など、たかが知れています。国民全体が豊かになる事によって消費は勿論、実体経済への投資が高まり、日本は復活するのです。

 

 

 

 

流行語に反論しておきましょう。

よく考えれば、誰でも分かる事ですが‥‥。

 

何処かの働き者の総理大臣が盛んに仰っている言葉、生産性の向上

そんなものは、まやかしです。

 

当たり前です。

 

 

 

 

じ物を、同じ量だけ作って売り続けたとします。

1931年の高橋財政をモデルにして考えましょう。

 

高橋財政では、国民所得が60%増加して消費者物価が18%上がりました。

 

自分の作った品物も18%値上がりして同量売れていれば、どうなるでしょう。

答えは、自然に労働生産性は18%向上しているのです。

 

 

 

(参考:https://bowgl.com/labor-productivity/

 

 

働生産性を、上図で考えてみましょう。

 

 ・分母(従業員数・時間あたりの労働量)を減らす。

   設備投資も含め、之だけが労働生産性を高める手段ではありません。

 

 ・分子労働による成果)を増やす。

   此の方が、労働者に負担なく労働生産性を高める事ができます。

 

 

生産性が向上しないからGDPが上がらないのではありません。

GDPが上がらないから生産性が向上しないのです。

 

その程度の現象なのです。

 

 

 

 

高橋財政に倣うには、緊縮財政を終わりにし、(当時なかった)消費税を見直す他に、何をしたら良いでしょうか。

 

税自主権の積極的な行使が必要です。海外の安い労働力から国内産業を保護しなくてはなりません。

 

明治の先人達が、日本の塩や煙草産業を守ったように。

 

福祉介護に於ける生産性の話を此処で綴っていたのですが、チームで討論しながら書いた部分が消えてしまいました。字数制限もあり、次回以降の話題に致します。

 

 

◇◇◇

 

 

キング牧師は言いました。

「正しい事をするのに、時を選ぶ必要はない」と。

 

パワフルな政治家や成功者に会った時。

我々は、浮かれて写メしてインスタしている場合ではありません。

 

楽園ホームからほど近い桂福寺で、天然理心流の剣を磨き有事に備えていた多摩の郷士達のように、見えざる見識の剣を抜く備えを日頃からしておくべきです。

 

 

自戒を込めて

 

 

渋沢栄一も、大蔵省を辞した動機について、次のように述懐しています。

 

時の民間事業者は旧来卑屈の風がまだ一掃せぬから、在官の人に対する時にはただ平身低頭して敬礼を尽くすのみで、学問もなければ気象もなく(中略)自分は慨嘆のあまり現職を辞して全力を奮って商工業の発達を謀ろうという志望を起こした」

 

 

◇◇◇

 

 

3日前、前回円滑な食事介助をうまく再現できなかったご利用者の昼食に、また私は関与しました。

 

KKD(勘と経験と度胸)主義に陥る事がないよう、反省点は誰でも見られる場所になるべく科学的に記録してあります。そこから新しい仮説を立て、スプーンを運びました。

 

こほんと小さくムセる場面すらなく、円滑にお食事は済みました。

(そして今日は、傾眠強く食べてもらえず‥‥(T_T)

 

 

 

 

百発百中でスーパーマンのようにカッコ良くはできません。

 

上手くいったり、失敗したり。

手応えがあったり、見失ったり。

 

事上磨錬という泥濘の道。知識を学び見識の刃を研ぎ澄まし、官尊民卑に陥る事なく、堂々と意見を主張していきましょう。

 

 

 曾子曰 慎終追遠 民徳帰厚矣

偉大な日本よ、再び!

 

 

最後までお付き合いくださり、有難う御座います。

勤学の志士たちへ【前編】 We are Trump Card!の続きの記事です。

 

 

 

 

夢リハチームより愛と感謝を込めて

貴方にこの記事を捧げます。

 

 

 

 

のリハビリテーションをめざす楽園の逸材、偕楽園ホームの夢リハです。

どうぞ宜しくお願い致します<(゚ー^)ノ

 

 

【僕のいる場所。社会福祉法人一誠会のホームページ 】

 

 

 

さて。此処まで読んでくださった方の中には、

 

クニノシャッキ政府貨幣発行残高国債発行残高財政赤字が増えると円の価値が失われたり、日銀の利払いが増えたり諸々悪い事が起きて、ハイパーインフレーションになったらどうしよう‥‥と心配されている方も多いかも知れません。

 

ハイパーインフレーション。

それは、1995年に日本にかけられた呪いの言葉です。

 

1995年、武村正義氏による財政危機宣言以降、「ハイパーインフレーションが来る。国が破綻する」という恐怖が、ずーっとメディアから発信されています。

 

消費税が増税され、緊縮財政と規制緩和が始まり、97年以降、自殺者数が毎年1万人増えました。

 

 

世界に羽搏くご近所様から、偕楽園に蝋梅が届きました!

有難う御座います!

 

 

かに、第二次世界大戦の直後、東京は500%のインフレになりました。

日本全国が焦土となり、生活物資の生産力、流通が失われていたからです。

 

あらゆる生活物資が貴重になってしまったのですから、通貨の価値は下落して当然です。

それでも、東京の物価上昇率は5倍止まりであったようですが‥‥。

 

 

 

 

今は長期デフレとはいえ、全国の主要都市が焼け野原になったという程には、まだ日本の生産力は毀損されていません。

繰り返しますが、終戦直後でさえ物価上昇率は前年度比5倍に過ぎないのです。

 

無論、物価が一年前の5倍になったのですからインフレ率500%は大きな数値でしょう。しかし、アメリカ合衆国の経済学者フィリップ・ケーガンの定義によると、ハイパーインフレーションとはインフレ率が毎月50%を超える事(年単位では物価129.75倍ですから、終戦後の東京は定義上、ハイパーインフレーションからは程遠かったと言えます。

 

しかも、日本の終戦後の高インフレは瞬く間に終息しました。

上のグラフのように、東京は3年後にはマイナスに突っ込んでしまったのです。

 

 

 

 

金をジャブジャブ刷ると、ハイパーインフレーションになる。

私は個人的に、この「ジャブジャブ」という表現が品がなくて良くないと思います。

 

此のハイパーインフレーションに対する恐怖は、商品貨幣論(金属主義)による信用貨幣論(表見主義)への呪いのようなものなのですが、此処では(機能的財政論の雄、高橋是清の偉業を次の記事で紹介する準備として)お札を「ジャブジャブ刷って」世界の歴史と地図を塗り替えたとある国の話を致しましょう。

 

キーワードは、貨幣の信用金兌換(だかん)の停止です。

 

 

 

 

はフランス革命後の混乱期!

ナポレオン戦争という出来事が、18世紀末のヨーロッパに起こりました。

 

かたやナポレオン率いるフランス軍! 之に対するは、イギリスを中心とする対仏大同盟!

16年に渡る西ヨーロッパの大戦争であります。

 

 

 

 

上の地図の緑~黄色の部分がフランスの領地と同盟国です。

ナポレオンは一時期、ヨーロッパの大半を征服したのです。

 

フランス帝国による大陸封鎖令により、イングランド銀行は保有する金の量が著しく減少しました。するとイギリスは、1797年、紙幣と金の兌換の停止に踏み切ったのです。

兌換の停止、つまり紙幣(イングランド銀行券)を金と交換できなくしたのです。

之により、イングランド銀行が発行する紙幣はただの紙切れになりました。

 

しかし、産業革命により十分な生産力を保有していたイギリスは、通貨の信用を失う事もなければ、通貨価値の下落によるハイパーインフレに陥る事もありませんでした。

 

むしろ不換紙幣(金と交換できない紙幣)をどんどん増刷する事で、戦費を自由に調達できるようになったのです。

 

 

 

社会福祉法人一誠会の介護予防教室「楽らくサロン」では、

百均の子供銀行券を運動に活用しています(笑)

 

 

 

一方、フランス帝国はどうなったでしょう。

 

「公債の発行は不道徳な秩序破壊である」というナポレオンの偏見もあり、フランスはイギリスのような赤字財政、不換紙幣の発行を拒絶したのです。
 

イギリスは次々と不換紙幣を印刷し、それで戦費を調達してきます。

対するフランスは、次々と他国を侵略し、富を収奪して戦費を調達しました。

 

間もなく、多方面作戦によりフランスは疲弊していきます。

最終的にトラファルガーの海戦やワーテルローの戦いに敗れ、ナポレオンは失脚したのです。

 

 

 

諸君

 

 

極論すると、イギリスは貨幣を金と交換できるものから只の紙切れにする事によりフランスに勝利した、と言えるのではないでしょうか。此の金兌換の停止は、また次の記事にも登場します。


換紙幣をバンバン刷って市場に投入したイギリスはどうなったのでしょうか。日本でハイパーインフレの恐怖を撒き散らしている人々の言う事態――財政破綻などする事はありませんでした。それどころかイギリスは、好景気を謳歌し続けたのです。

 

イギリスの国民総所得は、ナポレオン戦争前の1億3000万ポンドから、戦後には4億ポンドまで増大しました。此のナポレオン戦争後。イギリス経済はクニノシャッキンで萎むどころか、イギリス帝国の最盛期、「パクス・ブリタニカ」という沈まない太陽の時代を迎えるのです。

 

 

 

 

イギリスの覇権時代は、我が国の歴史に深く影響しています。

 

例えば、ナポレオン戦争終結の約50年後、我が日本は明治維新の只中でした。討幕派はイギリス製のエンフィールド銃(フランスで誕生したミニエー銃の一種であるがイギリス製)等の武器を使い、佐幕派はフランス製のゲベール銃やジャスポー銃で戦ったのです。どちらの武器が強かったか、戦いの結果は皆様ご存知の通りです。

 

 

 

 

ギリスやフランスの武器商人達は、日本が長期に渡る内戦の泥沼に嵌り、過去のヨーロッパ諸国のように徴税権や土地等と引き換えに膨大な量の武器を売る事を願ったかも知れません。しかし、勝海舟、坂本龍馬、桂小五郎(後の木戸孝允)、西郷隆盛、そして徳川慶喜公が互いの立場でぶつかり合った明治維新は、驚く程あっという間に決着が着きました。

 

本が伝統的な封建国家から欧米列強のような中央集権国家に変わる迄に流された同胞の血は200万人以上のフランス人の命を奪ったフランス革命に比べて遥かに少なかったのです。

 

 

早くマスクを取って、自由に過ごせる時代が戻りますように。

マスクばかりしていると無表情になりますよ、ひぃぃぃ~😱💫

 

 

ところで。

 

解のないように付け加えると、2013年の量的質的金融緩和以来、日本のマネータリーベース日本国内の紙幣の総量+日本国内の硬貨の総量日銀当座預金は過去最高額に達しています。

 

メディアの表現を借りるならば、「お金はすでにジャブジャブ刷っている」のです。

さらに日本国内では――

 

マネーストック(国内の金融機関・中央政府以外の社会全体のお金=マネーサプライ)も増えましたが、日本社会はデフレから脱却できていません。コアコアCPI消費者物価指数=全国の世帯が購入する財やサービスの価格変動=CPI‥‥から酒を除く食料とエネルギーを除いた指数)が下落しているのです。

 

何故でしょう? 之は、少し難しい問題です。

しかし、大正・昭和初期を生きた私達の先人は、此の事の答えを既に見つけているのです。

 

 

 

 

経済成長というものは、基本的には、インフレを前提としています。

インフレは、物価上昇として現れます。

 

かし、金融経済の世界で取引が増え、マネーストックが増えていったとしても、物価は上昇しないのです。お金が金融経済の世界でどれだけ動いても、モノやサービスへの消費、投資という実体経済の世界に落ちてこなければ、物価には影響を与えません。

 

因みに此処で言う投資とは、企業の設備投資民間住宅投資、そして公共投資を意味します。

 

次の記事で登場する本連載の主役、高橋是清はこう言いました。

「私は取引所で動くところの金は、資本とは認められない」

 

 

 

 

橋の経済思想の要諦は、経済の根本には人の働きがあるというものです。その根本をとらえずに、金や富といった経済の表層だけしか見ていなければ、資本と投機の区別はできない。

 

高橋是清は日本のジョン・メイナード・ケインズと称されています。高橋はケインズよりも先駆者ですが、この投機と資本の区別がケインズによる一般理論の骨子の一つである事が、世界的に偉大な経済学者ケインズと日本の高橋が並び称されている理由の一つであるようです。

 

「投機が盛んになっても経済成長が生まれない」という所にも、虚業めいた投機金融という魔法でのし上がった大投資家達の罪があるのかも知れませんね。

 

 

 

アメリカファーストなら国内団結、でも都民ファーストだと国内分断では‥‥。

そんな小池さんは、ジョージ・ソロスと超親密みたいです。

 

‥誤解のないように、私は一昨年、小池さんの講演を聞きたいが為に、

パーティー(有料)に行きましたよ。

 

オリンピックに向けて、壇上で頭に日傘をつけていらっしゃいましたよ。

 

 

業の反対は実業ですが、日本史上に残る実業家といえば、渋沢栄一がその筆頭でしょう。

渋沢は金融業にも深く関わり国立第一銀行等も作りましたが、実業家として500以上の企業と、600以上の慈善団体の誕生に関わったのです。

 

代で言えば、先に触れた北尾吉孝さんは、ご存じの通りSBIグループという世界的な金融コングロマリット企業の創業者です。しかしSBIグループは単なる金融グループではなく、理念の3番目に新産業クリエーターを目指すとあるように、SBIインベストメントを中心に国内のスタートアップ企業を積極的に支援されています。

 

金融面のみならず、ベンチャーズインフラ(ヒト・モノ・最先端技術等)を多面的に支援する事で、現代的な殖産興業の実現、他に類を見ないベンチャーキャピタル事業を展開されています。

 

業に投資し、沢山の会社を育てて、はじめて民の竈から煙が上がる。

分際を忘れて私淑している身を誇らしくさせます

 

 

飲んでますよ

 

 

しかし、氏も仰るように、誰かを盲信してはいけません。

 

権威ある人に脳を使う事を委ねて思考停止する事は、一燈照隅の真逆暗愚で国を陰らせる行為です。

私は賢くはないですが、がんばって自分の頭で考えます。例えば、移民政策に関する考え方などは、氏と私達には大きな違いがあるように感じます。

 

兎も角、リフレーション派の方々が言うように「お金をジャブジャブ刷れば世が潤う」訳でもなければ、トリクルダウン派インバウンド派が言うように「外貨を稼げば経済成長する」訳でもない。それが私達の意見です。

 

信を持って何度でも言います。

日本を救うのは超高齢社会であり、介護なのです。

 

 

 

 

 

 

Wake up! We the people!

目を覚ましましょう。

権威ある人々によるプロパガンダから逃れ、我々の両親から受け継いだ素晴らしい知性を取り戻すのです。

 

上で触れたように、明治維新という出来事がありました。

 

明治維新には不正義や大国の野心が潜んでいると唱える研究者、論者も少なくありません。

しかし! それでも先人達は、世界と戦える中央集権国家樹立に向けて、命をかけて決起したのです

 

草莽崛起し、殖産興業を行い、富国強兵を実現したのです。

数隻の黒船に降参した日本を、たった50年で、世界屈指の先進国に押し上げたのです!

 

 

久坂玄瑞 「走れ! 後世の馬鹿者が!」

夢リハ 「へいぃぃっ」

 

 

少なくとも。たった20年で‥‥

 

界屈指の先進国を、平凡以下と揶揄される国に転落させた私達に、命がけで強い国を築き子孫に残してくれた先人達を非難する資格はない

 

私は、心からそう思っています。

 

恥辱でいっぱいなのです。

 



 

 

 

 

私達が今日本にしている事は、後世に何と呼ばれるでしょう?

富国強兵の逆ですから、貧国弱兵でしょうか。

 

か本当か知りませんが、何処かの悪魔崇拝の組織「三〇〇人委員会(オリンピアンズ)」が掲げる綱領21ヶ条の2番目には、「全ての国民国家のアイデンティティー・民族性と民族的な誇りを完全に粉砕する」と書いてあるそうで、日本の現状を思えばそういう事もあるのかなと感じます。

 

子供の人身売買や悪魔崇拝の問題は近年、とても真剣に米国で議論されていますね。

人身売買に関わったとされる大富豪エプスタイン氏が、獄中で謎の自殺をしたニュースも記憶に新しいです。

 

 


 

 

悪魔崇拝の真偽は兎も角。

「全ての国民国家のアイデンティティー・民族性と民族的な誇りを完全に粉砕」されてはいけません。

 

、日本のあちこちでオピニオンリーダー達が、「自分が年をとったら、日本人より外国人に面倒をみてもらいたい」なんて軽口を叩いていると耳にします。(実際に聞いた事はありませんが)

 

之はリップサービスの類と思いますが、万一本気で仰っている方がいるなら、それはご先祖様には聞かせられない不肖の子孫の言でありましょう。

 

「売り家と唐様で書く三代目」とはよく言ったものです。

 

 

両三代目。リップサービスですよね‥‥?

 

 

前半の記事で触れたように。私達福祉介護は、日本人の労働と生産の結果(公費と税)によって運営されています。

 

見識のない今時の政治家やお役人が何を言おうと‥‥

日本人を育て、日本人に対する人づくりをしなければ、私達は公共の福祉でも、中間組織でもないのです。

 


毎週毎週、ひたむきに、事上磨練

偕楽の志 足許に咲く

 

尊敬すべき経営者の皆様、小生の言に耳を貸して欲しいのです。

 

幕末・明治日本が直面していたのは、単なる近代化ではありません。前近代社会であった所からいきなり、世界の近代資本主義が大きく変質していく第二次産業革命の中へと巻き込まれたのです。

 

日本資本主義の父と呼ばれ、日本の経営者の祖先ともいえる渋沢栄一は、中間組織(市民が働く場所)の樹立により国民統合を強め、ネイションへの帰属意識を高め、保護主義による産業の育成を目指す言わば「経済ナショナリスト」として、この難局に当たりました(参考資料:中野剛志著「日本経済学新論」)

 

 

 

 

働者不足を、何処かの安い労働力で補おうとする発想は、第一次産業革命以前の発想です。

 

第三次或いは第四次の産業革命の只中と言われる現代。

DX等の機械化によって、多くの優れた労働者が、熟練した(=生産性の高い)仕事を失う危険性があります。

 

会をマクロの視点で捉えれば、機械化によって毀損された個人の生産力を別の分野で再生する事が重要です。それは、数少ない機械化できない産業として私達が成すべき仕事です。

 

「良いサービスをたくさん生産できる熟練労働者としての福祉・介護職員」を育て、労働の価値を高めてサービスの生産に長く寄与してもらう(つまり、高い給料で長く雇うという事) そのような使命が、(経済的苦境に立つ同胞の労働と生産に現状支えられている)我々にはあるのです。

 

 

 

 

反ネイション的な経営はいけない。

日本の中間組織を預かりながら日本人の雇用機会をわざと減らしたり、国外労働者との低賃金競争に巻き込むような見識の浅い人が、公共の福祉に関わってはいけない。

 

本国民のGDPで支えられている介護施設が、国民総所得(GNI)を押し下げる場所になってはいけません。どうか皆様、日本資本主義の父に恥じぬ経営者でいてください。

 

それでも尚、どうしてもネイションを裏切らざるを得ないなら、実に勿体ないが他所で活躍したまえ。私達はそう思うのです。

 

 

高杉晋作

 

づくりをしましょう。モノづくりもしましょう。クニづくりをしましょう。

 

新政府の中枢を担った人々や福沢諭吉、五代友厚、渋沢栄一ら、或いは長州ファイブの密航に一人千両を暗に投資した毛利敬親公のように、「国づくり、人づくり」に投資し、強い共同体をもう一度作り上げなければなりません。

 

SNSを含むメディアに踊らされる軽佻浮薄な世の中に、誰かが異議申し立てをしなければなりません。

 

かって、誰?

何度も申し上げますが、我々介護業界こそ異議申し立てに相応しく、現状を突破する切り札(Trump card)なのです。

 

上の根拠の一つとして、今度は、政府最終消費支出に触れさせて頂きます。

 

 

 

 

 

府最終消費支出というものが増えている事を問題視する人がいますが、おかしな事です。

政府最終消費支出とは、我々国民が消費しているサービスの費用の一部を国が負担しているものです。

 

之が増えている原因は、ずばり高齢化です。

日本社会の中で、医療や介護サービスの消費量が増えているのです。

 

言い換えれば――超高齢社会によって我が国は、むしろGDP(国内総生産)がある程度下支えされているのです。GDPには三面等価の原則がありますから、超高齢社会によって増産された福祉介護サービスによって生じた政府最終消費支出は、労働者に分配され、市場に支出されます。

 

こうして、国民の豊かさが下支えされているのです。

 

療費が増える。介護費が増える。大変だ‥‥は、逆逆!

実は高齢化がなかったら、今の日本は寛政の改革や天保の改革の過激版のような緊縮財政によって、当時の江戸幕府よりもっともっと大変なことになっている筈です。

 

 

 

 

国家にとって、経済成長するという表現は、GDPが増えるという表現とイコールです。

(論拠を知りたい方は、下の写真をクリックして参考にしてください)

 

 

「日本経済2020年危機 経済学の「嘘」が日本を滅ぼす」

 

 

 

つまり、実はもう既に、私達の業界は日本経済を下支えしているのです。

私達は既に、日本を経済的に救い始めているのです。

 

さらに夢リハチームは、介護施設の職員の身分は公務員(正規雇用)にするべき!と考えています。

 

政府は私達を、正規雇用の公務員にするべき(と夢リハ達は考えているん)です。

日本の未来の為に。

 

 

 

 

論?

此のご時世に公務員を増やすなんて、とんでもない‥‥?

 

根拠に曖昧さを感じた時、私達はもう一度自分の頭で考え、検証し、或いは信頼できる誠実な研究者を探すべきです。

 

2010年頃、「日本は公務員天国だ」なんてメディアで盛んに言われていた頃から‥‥日本の全労働人口に於ける公務員の比率は、諸外国よりも随分少なかった。それは複数の研究者が語っている事です。

 

サンチマンという単語はケンブラザーズバンドの曲名でもありますが、恵まれていると感じる相手に対する妬みという意味です。公務員は恵まれている、特権階級である。そんな私達の中のルサンチマンを煽るプロパガンダの為に、今尚数字を隠して騒いでいる人々がいるように感じます。

 

 

 

【2011年 主要先進国の公務員対労働人口比率(%)】

 


日本の全労働人口のうち、公務員(一般政府雇用者)が占める割合は、公務員批判が最も盛んであった2010年頃であっても上の通りです。日本の労働人口に対する公務員の割合は、OECD諸国で最も小さかったのです。


念の為、一般政府雇用者の定義には、特殊法人や独立行政法人の職員も含まれています。昔も今も、日本は公務員の割合が諸外国よりも圧倒的に少ないのです。

 

だから僕は胸をはって主張します。

 

 

 

「私たち介護施設の職員は、公務員になるべきです

「全産業平均並みの賃金を受け取るべきです

 

 

の私達の業界は、新型コロナウィルス感染症に関する綺麗事ばかり主張しています。

 

ポリティカル・コレクトネスの強化なんて、業界の重鎮でなくてもできる主張です。

上下の別なく議論し、見識を深め合い、国家の骨組みにも意見する気概と勇気を持った人を一人でも多く育てましょう。

 

政府最終消費支出やGDPの三面等価の原則を考えれば、私達は本来、前述の事ぐらい訴えて良い筈です。

少なくとも――。

 

もしこの記事を最後まで読んでくださり、国債の事、ナポレオン戦争時のイングランド銀行の不換紙幣の事、そして、次回に述べます高橋是清の命を賭けた財政を理解してくだされば、小生の論を不可能と一笑に付される事はないと思います。

 

 

大隈重信

 

 

    私達の国には、世界有数の潜在的な生産力があります

    私達の国には、独自通貨発行権があります。関税自主権もあります

    私達の国家は、外貨建て国債を発行していません。全て自国通貨建てです

    私達の国家は、固定為替相場制の国ではありません

 

 

れらは全て、日本に昔から備わっていたものではありません。

 

ご先祖様達の国造りの成果です。

未来の子供達の幸せを願った人々からの、心をこめたプレゼントです。

 

大切にしなければいけません。

 

 

◇◇◇

 

 

偉大な教育者、森信三先生は仰いました。

 

「綺麗事の好きな人は、とかく実践力に欠けやすい。けだし、実践とはキレイごとだけではすまさず、どこか野暮ったくて時には泥くさい処を免れぬもの」

 

は、昨日バッチリうまくいった方の食事介助が今日は再現できず、今まさに心の中は泥だらけです。しかし昨日と何が違うのか、何を発見し、どんな仮説が立てられるのか、泥中にあっても思考は活発です。

 

事上磨練とはきっと、泥だらけの泥濘んだ道なのです。

 

博物館で高杉晋作の鎧を見ました。

奇兵隊を率いて日本を変えた英雄の鎧は、素早く動けるように簡素で、今にも千切れてしまいそうな程ボロボロで、激しい戦闘の数々を物語っていました。

 

 

 

 

次回、「勤学の志士たちへ 後編」

 

高橋是清から現代へ。お楽しみに!

 

 

 

1月16日にお会いしましょう!

 

関与できた事しか、観察できない

 

 

20世紀初頭の米国に、ハリー・スタック・サリヴァンという精神科医がいました。

関与できた事しか観察できないという、医療やリハビリテーションの本質を突く言葉を残された方です。

 

「関与する」とは、観察や伝聞ではなく、自分の肉体で「対象者の行為」に関わるという事でしょう。

崇敬する吉田松陰は、門下生達に「学者になってはいけません」と説きました。

 

リハビリテーションや介護に於いても同様です。

 

対象者に積極的に関わった(関与した)としても、優れた観察ができるとは限りません。

しかし、関与しなければ、観察の入り口に立てないのです。

 

これは何も、「森羅万象に関わりなさい」という話ではありません。何か意見を述べる前にはしっかり関与し、関与していない事に対しては、口を慎む。一時でも当事者の立場に身を置くべきであり、リスクを負わない立ち位置からどんなに熱心に眺めても、それを観察とは言わないのです。

 

 

 

 

論家ではなく、援助者

 

大東亜戦争を回顧する時、牟田口中将花谷中将等のような補給軽視、無策と自決強要、そして最前線で銃を握る事もなく弾の飛んでこない所から美しい精神論と理想論を叫ぶ(そして夜は餓死する仲間を尻目に刺身を買って来させたり遊興に耽っていた)指揮者達が、痛烈に批判されます。

 

両中将は、実戦に関与せず、遠く離れて評論していたのです。

 

我々は、評論家ではなくて援助者です。ポエムのような理想を言う人よりも、ヒューマニズム溢れる正論を言う人よりも、背広を袖まくりして泥の中に飛び込める勇敢な人を、私達は推したい。

 

それは真なるの精神――人生の先輩が、さらに先輩の先輩の先輩から受け継いできた教えや文化を守る事と思うのです。

 

知行合一(ちこうごういつ)は、その一つです。

 

 

「知は行の本たり。行は知の実たり」

吉田松陰

 

 

行合一とは、欧米列強に伍する富国強兵の国を築いた先人達の生き様そのもの、と私は思います。

「知識と行為は一体である」という思想です。

 

「もう言うのは分かりました。貴方がやって見せて下さい」と叫びたくなる場面は、介護施設に山のようにあります。技師であるリハは勿論、介護とはどんなに偉くなっても"Don't tell me. Just show me." なのです。

 

 

 

 

 

以下は、夢リハチームの一人が好きな漫画からの抜粋になりますが――。

 

 

 

「それで? アンタも闘るのかい?」

漫画「ケンガンアシュラ」より 十鬼蛇王馬

 

 

 

「それで? アンタの腕前は?」

 

某訪問介護のセンター長を(たまたま)していた時代、センター長なのに近隣センター(時にはえらい遠方も)の応援に度々駆り出され、そのような時は、クレーム対策もあり陰洗・オムツ交換の技術が名刺代わりでした。

近年は尿とりパッドの進化が著しくて、蛇腹折りをしていた私はもう化石かも知れませんが。

 

護を実践しない介護の偉い人による介護かく在るべし」論。

介護あるあるでしょうが、それを聞いている時、どんな顔をしたらいいのか分かりません。

 

地位が上がれば上がるほど人の共感能力は衰えていき、堕落しやすい

そんな研究報告が、ノースウェスタン大学はじめ複数の米国の研究機関にあるそうです。

 

 

 

位と共感能力は反比例する傾向があり地位の高い人ほど堕落しやすいという上の米国の研究が正しいなら、私の故郷、滋賀県の福祉のドンの顛末も何となく納得できる気がします。

 

感動的な理想を語る福祉の重鎮が会ってみると人(利用者・家族・ボランティア)に冷たかったり、偶に綺麗事は言うけれど内心全然感謝していなかったり、やたら骨董品ばかり投資していたり、そんな一般の方々が我々に伝えてくれる福祉セレブの見え方に納得がいきます。

 

地位によるモラルハザードの兆候は特権化とアンフェアだそうで、他の記事によると、自己特権化して組織のルールを自分の周辺には適用しないとか、自分や組織内の有力者がいるパーティーに特定の労働者ばかり誘い社内評定を不透明化させる等だそうです。しらんけど。

 

私は正義中毒者ではありません。

ただ、此は悲しい事です。

 

の為人の為に福祉を志した義人を地位が上がる(古株になる事も含む)によるモラルハザードから救う方法――同じ釜の飯を食った仲間達からの愛の言葉こそ――

 

   「Don't tell me. Just show me.」

   「それで? アンタもやるのかい?」 

 

先人達が知行合一という教え(戒め)を重視した最も大きな理由が、そこにあると感じます。

 

 

知識→見識→胆識

不心得者ですが、謙虚に頑張ります。

 

 

 

 

閑話休題。

 

冒頭に触れたサリヴァン氏の業績の一つに、WHOの設立があります。

 

 

 

 

WHOは今年、新型コロナウィルス感染症により大きく注目されました。

そして、国際連合機関が国際政治の駆け引きの場である事が問題視された年でもありました。

 

しかし、国際連合が政治的な駆け引きの場になるという事は、何も近年現れた傾向ではありません。

例えば戦前には、太平洋問題調査会(IPR)という国際組織がありました。

 

IPRは、私達日本に深刻な影響を及ぼした組織です。

最近ではWikipediaにも少し書かれるようになりました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E5%95%8F%E9%A1%8C%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E4%BC%9A

 

 

 

太平洋問題調査会 第3回京都会議

 

 

沢栄一新渡戸稲造等、私達の国を四海万国と比肩抗行せしめた偉人達が、創設期のIPRに関わりました。

しかし、彼らを失望させたのは、IPRが設立時の理念から外れていく事でした。

 

戦争ビジネスに関わる人々、第一次世界大戦を超える破壊を渇望する人々、更にマルクス主義国家の樹立や名家再興など様々な意図で敗戦革命を企む日本人達。彼らの舞台へと変わっていったのです。

 

 

 


夜の読書のお伴は、電氣ブランラブラブ

お安いですが、とても美味しいです。

 

 

胆した新渡戸や渋沢らはIPRを去り、かわりに上のような怪しげな日本人達がIPRで暗躍し始めます。

 

闇の利害がせめぎ合った結果、「日本を資源的に枯渇させて軍事行動を誘発し、それを火種にもう一度世界大戦を起こす」方向でIPRは蠢きはじめました。

 

日本国内に於いてもIPRと関係が深いと言われる近衛文麿氏の朝飯会人脈の人々が主導権を握り、南進西進して石油を確保し米国との全面戦争を避ける」という秋丸機関の主張が無視されるようになりました。そして、心ある人々が最も恐れた事態が起きました。

 

一次世界大戦で厭戦気分が蔓延していた超大国アメリカの世論をいっぺんに沸騰させ、日米を全面戦争に突入させてしまう最悪の作戦――真珠湾攻撃が実施されてしまったのです。

(参考:林千勝著「日米戦争を策謀したのは誰だ! ロックフェラー、ルーズベルト、近衛文麿 そしてフーバーは」)

 

 

 

 

 

二次世界大戦――日本は戦没者310万人(うち餓死者は140万人)を出しました。さらに祖先から受け継ぎ発展させてきた多くの歴史、文化、財産、美しい町が破壊されました。

 

此のように、昔から国際連合機関には、魑魅魍魎が跋扈してきた一面があります。

しかしそれでも私は、WHOの何処かに偉大なサリヴァン氏の魂が宿っている事を願って止みません。

 

 

「よいしょー!」

日本の一部を踏み固めてみました。

 

 

 

さて!

 

 

予告の後、実に長い月日が経ってしまいました。

「やめたい事は有言実行、やりたい事は不言実行」とは良く言ったもので、予告ホームランは本当に難しいですね。

 

誠に申し訳御座いません‥‥。

 

そしてお待ちくださった皆様に感謝致します。有難う御座います。

 

 

 

 

 

は、記事は8割がた完成していたのですが‥‥。

参考文献の抜粋が多くを占める事に納得できず、迷った末、お蔵入りにしてしまいました。

 

もっとちゃんと自分の言葉で綴りたい

 

未熟な私の知識がせめて見識に変わる迄、夢リハチームが誇る最強のブレーンと合計100時間ぐらい議論・討論したりして、私達の志を世に問う準備をしておりました。

 

 

 

 

それでは! 長らくお待たせ致しました。

夢のリハビリテーション6年間の総力を結集した記事

 

何と、檄文から始まります(照れ)

 

 

 

福祉介護の重鎮、廟堂在位にある方々も、今正に介護に勤しむ志士達も、

苟も世道人心に志ある方は、耳を貸し給へ!

 

 

 

 

 


のリハビリテーションをめざす楽園の逸材、偕楽園ホームの夢リハです。

どうぞ宜しくお願い致します<(゚ー^)ノ

 

 

【僕のいる場所。社会福祉法人一誠会のホームページ 】

 

 

ニノシャッキンと、皆口々に言います。

テレビの中だけでなく、身近なちょっと物知り顔の人々も。

 

そんな考えはおかしいと諄(くどくど)言うと、怒ってしまうのでタチが悪い。
しかし、どうかもう一度耳を傾け、考えて頂きたい。

 

そして、じっくり考えた後は腹に力を入れて、私共が仕る此の問答に、切羽と叫んで欲しいのです。

 




作麼生(そもさん)

クニの借金とは、これ如何に!

 

 

 

クニが借金をするとは。

 

府は、日本国債(100%円建て)を発行します。

それを市中銀行が買います。これがクニの借金です。

 

銀行は国債を、国民の預金で買うのではありません。

日銀当座預金という準備金で買うのです。

 

 

上の赤線部分は、とある大学教授による嘘。

若しくは百歩譲っても、紛らわしい説明です。

 

 

 

こんな風に、わざと誤解するように伝えるエリートは、実に多い。

本当に多いです。

 

  ・個人預金は外貨に替えて持ちなさい

  ・仮想通貨だけが生き残る

 

個人投資家達に大損させ、その功績で(?)だいたい有名大学の教授に収まっている。

 

 

2011年に1ドル50円になるとか‥‥聞いた事もないマイナー通貨にしとけとか‥‥

しらんがな。

 

 

そんな経済学者が何人もいて、世間が忘れた頃に順番に再登場しては日本国民を騙して損させて、そしてまた身を隠して次の出番を窺ってるんですよ多分。しらんけど。

 

崇敬する吉田松陰先生の戒めもあり、私は基本的に、学者は簡単に信用しない事にしています。勿論、新型コロナウィルスに関しても同様です。

 

私にとって最も信用に値するのは、新自由主義者を除く実践主義者です。

或いは経済ナショナリストであり、関与しながらの観察によって国や個人に固有の実利主義者的理論を発見するプラグマティスト達です。

 

 

 

バイクはじめ機械に強い人こそ、

実践主義者の象徴のような気がしますよ。

 

 

 

もう一度シンプルに書きます。

 

行は国債を国民の預金では買わない

(詳しく知りたい方は:https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/9/9/-/img_99e20455fd14fca33dab59762f327b6d55388.png

 

 

個人向け国債はどうか。

上はその名の通り個人が買うものですが、国債総額から見れば微々たるものです。


日本政府が日本円で民間に借金をする

これが国債であり、政府の負債であり、我々国民を恐怖に陥れている呪い――

 

クニノシャッキンです。




【海外,7.8%】
 


米における外国人の国債保有比率は、30%~45%

日本における外国人の国債保有比率は、上表の赤囲みの通り(長期国債7.8%

 

表にはないが、短期国債を含めても12%である。

つまり、外国人が日本国債を保有する量は、著しく低い。

 

 



つまり

 

 

クニノシャッキンという呪いがもし実在するとしても、外国人比率は小さく、債権者は日本人です。

日本国民が貸している――日本政府が借りている。

 

シャッキンの使い途が国内総生産(GDP)の増加である限り、我々はその恩恵に浴する事ができます。

介護サービスの生産量の増加に使って頂けたら、これはもう私にとっては最高です。

 

愚生が考える限り、クニノシャッキンとは、私達が政府に貸しているお金です。

何度でも書きます。私達は借金している側ではなく、むしろ貸している側なのです。

 

だとすると、一人一千万円の借金を返さなければいけないというのは、おかしくありませんか?

一人一千万円、国から給付金として貰える、ならまだ理解できますが。

 

 

(実際は日銀が市中の国債をほとんど買い取ってしまっているので、政府の我々に対する借用証書は市中にはない状態の筈です。一応日銀に未償還の国債があるので、破綻論好きの偉い先生たちは最近では日本破綻をやめて国債の利払いによる日銀破綻を叫んでいるようです。そんなの、いつになるんだと私達は首をかしげます)

 

 

 

 

貸付金は、資産です!!!!

 

違いますか?

よーく考えてみてください。

 

もし報道番組やビジネス誌で、国内屈指の権威ある人が財政破綻論緊縮財政論を唱えていたとしても、その言説に身を委ねず、自らの培った見識で考えてみましょう。メディアはよく国の経済を企業経営や家計(!)に例えます。しかし、自ら貨幣を発行できる国の経済は、会社と同じではありません。まして家計とは大きく異るものです。

 

現代の権威ある財政均衡論者の代表格は、竹中平蔵氏でしょう。

 

 

「新自由主義の騎手」 私が個人的に苦手な竹中氏。

お近くで拝見した事がありますよ。

 

 

クニノシャッキンによる財政破綻を避ける為にも、新自由主義の時代へ。

 

政府支出削減民力活用、「官から民へ規制緩和自由競争」と唱え続けてきた竹中平蔵氏がTV朝日「朝まで生テレビ」で、「財政均衡論は間違いだった事が判った、今年はまだ100兆円の国債を発行しても大丈夫。日銀が買い取っているんだから」と発言をした事が、ちょっとした話題となっています。

 

上は2020年の12月の事です。

噂では2021年1月から、Youtubeチャンネルを開設されるそうです。

 

竹中氏が此のまま反財政均衡の立場で動きだした場合、氏を軽信して一緒に財政均衡論や新自由主義(グローバリズム)を唱えてきた人々が之からどうするのか、気になります。

 

 

◇◇◇

 

 

威ある人々の変わり身の早さを説明する為に、もう一方。

 

イングランド銀行を潰した男の異名をとる投資家であり慈善家で、話題のBLMANTIFA、さらにファーガソンの出来事にも巨額の資金提供をしたと噂されるジョージ・ソロスという人物にも触れてみましょう。

 

 

元苦学生のジョージ・ソロスにも負けない私の豪華ランチ(?)

いいえ、ソロスと違って、いまだに貧乏なんですよ。

密を避けて、寒空の下に立って昼飯を食べてますが、

こうして理事長の言いつけを守っても、誰も感心してくれませんよ。マジ卍

 

 

ロスは世界有数の大金持ちで慈善家でダボス会議でスピーチする程の人物ですが、自分の行動に責任を持たない事を誇りにしていると批判される一面があります。

 

彼は、之まで多くの人の生活を破滅させたのではないかという指摘を受けた時、「私はお金を稼ぐ為に此処に来たのであって、自分の行動が社会にどういう影響を及ぼすかの心配はできないし、しない」と発言した事があるそうです。

 

1978~79年、ソロスはリゾート・インターナショナルという会社に大規模な空売りを仕掛けました。しかし、ソロスの予想は外れ、同社株は大暴騰。ソロスに便乗した他の投資家は致命傷を被り、二度とマーケットに戻れなくなった人が続出した事に対し、ソロスは「市場が予想と反対の動きをしている」と認識するや、直ちに全ての売りポジションを解消し、逆に大規模に買いに出ました。

結果、当初の予想を外したにも関わらず、ソロスだけが利益を上げる事ができたのです。

 

如何でしょうか。

ソロスや竹中氏のように‥‥

 

威ある人々は時に、冷酷なまでに無責任に、一瞬にして、自説を翻します

我々は自分や家族や仲間、そして社会を護る為にも、常に自らの頭で考えなくてはなりません。

 

 

 

北尾吉孝さんの直筆サインと落款

うう嬉しい!

 

 

SBIホールディングスの北尾吉孝さんは私の1.8m前、アクリル板ごしにこう仰いました。

 

「私は毎朝、暗いうちに起きだして世界中の相場やニュースを調べる。そして考える。社会人になってからそれを一日たりとも欠かした事はない」と。

 

私は之まで何冊も著書を読んできたファンなので、手を伸ばせば届きそうな距離でキラキラ輝いている実物の北尾氏を完全に盲信してしまいそうでしたが、氏は、考える事や決断の責任を人に委ねてはいけないと、恐らく予定していない内容の言葉を仰ったのです。

 

それは、いまいち良い印象のないモーニングスターの朝倉氏や社外取締役の竹中氏に生意気にも拍手を送らなかった眼前のみすぼらしい男を諭しているようにも聞こえました(苦笑)

 

北尾吉孝さんに金融と介護の未来図を、わずかな時間ですが直接質問できた。

そんな身に余る2020年の嬉しい出来事について、またいつか書けたらいいなと思います。

 

 

 

 

 

 

さて。

権威ある人々の前で思考停止してしまうと、初歩的な事さえ見逃してしまうかも知れません。

 

もう一度、下の某有名大学の教授の言説を教材にして、一緒に考えてみましょう。

 


 

私達がこの教授の説に感じる違和感は二点です。

 

一点は、ギリシャが共通通貨建ての債務不履行である事。

もう一点は、債務不履行に陥った時代のブラジルは、固定為替相場制である事。


主権通貨国であり変動為替相場制の日本とは条件が違いすぎます。
どう思われますか?


 

 

権威ある人々の圧力を受けても思考停止せず、全てを疑い、主体的に学び、自分の頭で考えましょう。

私達もコピーした文章ではなく、ヘタクソで時間がかかっても、自分の言葉で綴っています。

 

護業界をバカにして甘くみているのは、私達自身です。

草莽崛起し学問修養、情報収集(飛耳長目)すれば、介護現場にいる我々でも、見識の浅い業界人は勿論、省庁の精鋭達とも互角以上に戦える筈です。

 

 

毛利藩の主力部隊に、そして幕府と諸藩のエリート武士連合軍に、

下級武士と民衆の混成軍である奇兵隊が勝利したように!

 

 


クニノシャッキンがあるから、福祉に回す財源がない。
 

そんなお上の言いなり、緊縮財政論者の受け売りの言葉で日本の明日を語るのが業界のエリートであるとしたら、私達はそのような方々を自分の代表とは思いません。勤学の志士とも思いません。

白河の清きに魚住まず、もとの濁りの田沼恋しき

檄文に綴った通り、今の我が国の緊縮財政はまるで寛政の改革、天保の改革です。

 

緊縮財政を続けているうちに、日本がどれほど弱ってしまったか。

国際的地位を失ったか。

 

最早知らぬ人はないでしょう。

 

 

 

 

 

歴史から得られる教訓は、とても多いです。

 

沼意次は、好景気で知られる5代将軍綱吉公時代の水準にまで(一時は)幕府の経済を戻したと言われます。

しかし田沼は天明の飢饉と汚職プロパガンダで失脚し、後を継いだ松平定信、水野忠邦の両老中は徳川吉宗の享保の改革に倣って増税緊縮財政に走りました。

 

さらに今コロナ危機で我々がしているような民間消費支出の締め付け(風紀取締り、徹底的な自粛)も行い、それらの結果、日本経済は疲弊し、幕府は大いに困窮する事になりました。

 

 

 

 

そこへ黒船がやってくると、幕府は異国船打払令を放棄して降参してしまいます。

情けない不平等条約の数々を世界中と結んだのです。

 

此のように歴史上あまり良い事が無い緊縮財政(財政均衡論)

かの竹中平蔵氏さえ自説を翻した事は、先に触れた通りです。

 

では、現代日本は国内産業のどれに積極的な財政出動をするべきなのでしょう。

私は信じています。その切り札(Trump card)こそ――介護です。


 

 

  

 

 

 

コロナ禍で仕事を失う人が増えています。

 

当面介護は、エンプロイヤー・オブ・ラスト・リゾート(最後の雇い主)として、職を失った同胞を救わなくてはならないでしょう。しかし、どんどん国際的に没落していく祖国を根本から救う為には、介護業界は全産業平均以下の待遇に甘んじる事なく、むしろ「我々こそ国内最大規模の内需をもつ業界である! Goto以上に我々に財政出動して経済成長しよう!」と胸を張って主張しなくてはなりません。

 

 

 

 

しかし、その為には、下の制度を見直す必要があると私は思います。

私達がいくら意気込んでも、此処を変えなければ、介護を起爆剤に祖国を救う事はできません。

 

夢リハチームが考える介護保険法の問題点は‥‥沢山ありますが、概ね下の二点に集約されます。

どちらも財源に関する部分です。

 

 

 

 

 

【夢リハチームが考える問題点① 公費の内訳】

公費の半分が、都道府県と市町村に課せられている事。

国庫負担と違い、都道府県と市町村は税が財源確保の手段であり、"クニノシャッキン"が使えない(国債発行できない)。支出拡大に限界がある。

 

【夢リハチームが考える問題点② 保険料について】

そもそも財源の半分が、個人徴収の保険料である事。

介護サービス費の増加>保険料収入の増加とならないよう、介護サービス費縮小の圧力が生まれる。さらに労働環境改善・品質向上の議論が利用者負担増の議論に置き換えられてしまう構造的欠陥がある。

 

 

 

 

 

十年を経て、制度疲労著しい介護保険法。

之を私達は青息吐息で、爪に火を灯しながら、それでも維持していくべきでしょうか!?

 

私は「違う!」と皆さまに強く申し上げます。新しい制度、介護基本法(名称は別に何でも良いのですが)を創り上げて、我々の力で財源構成を大転換する事が不可欠であります。

 

予算の配分、パイの切り方をチマチマ議論していても、日本の明日は切り開けません。

いいですか、皆さん。今こそ――

 

 

 

介護維新ぜよ

(今のところ、政治家には立候補しませんよあせる

 

 

何言ってんだ?

 

チラシの裏にでも書いてろ?

 

介護施設の端っこでリハビリやってろ?

 

 

 

 

 

ええ、端っこで結構。

だって、

 

明治維新は‥‥西の端っこから始まったのですから!




「松蔭先生!」
 

 

夢リハチームが愛と感謝を込めてお届けする、夢のリハビリテーション総力記事。

「勤学の志士たちへ【中編】 現代貨幣理論から考察する日本の福祉介護」 
 

 


1月9日にお会いしましょう!

 

詩書礼楽

 

2020年の7月もいよいよ最終日となりました。皆様、如何お過ごしでしょうか。

 

私は、この夢のリハビリテーションの現時点での力量を目一杯活用して記事を鋭意製作中です。どうぞ今暫くお待ちください。

 

◇◇◇

 

新型コロナウィルス感染症拡大の懸念から、物やサービスの生産が停滞しはじめています。「いらない業界は淘汰されればいい」等、隣人のお仕事を勝手に選別する向きもありますが、一度毀損されてしまった生産力はなかなか回復しません。

 

国内にあるサービスの総生産量が減るという事は、言うまでもなく、国内総生産(GDP)が減る事です。いらない業界が淘汰されるという事は、巡り巡って日本国民全体が貧しくなるという事です。

 

それは、かの高橋是清が「国力」を「国民の生産力」と言い換え、「経済の根本は物資ではなく物資を生み出す国民の生産力にある」と説いた事からも明らかであると思います。

 

プレジデント・オンライン「コロナ禍で熱視線「いま介護業界に転職」はアリなのか」(https://president.jp/articles/-/37145)のように、介護業界は不況に強い業界です。しかし私個人は、福祉介護の発展を強く願う一方で、市井の多くの方がこれまで続けてこられたお仕事を何とか継続できる事を願ってやみません。

 

◇◇◇

 

さて。論語では、詩書礼楽を孔子は弟子に教えています。

とは詩経などの文学、とは歴史書、は祭祀や礼儀作法、は音楽です。

 

教養人とは、それらを身に付けた人と説いたのです。

 

私は音楽の素養もないし、歌も声が大きいだけが取り柄ですが、兼好法師が徒然草に「手のわろき人の、はばからず文書き散らすはよし(字のへたな人でも、大いに自筆の手紙を出すのはいい事だ)」と綴ったように、体当たりで詩書礼楽に励み、皆様に少しでも喜んで頂けるよう努めていこうと存じます。

 

めざせ! 実学インテリゲンチャ!

それでは‥‥せぇのっ

 

HAPPYにいきましょう!

 

思うて学ばざれば則ち殆し

(おもうて まなばざれば すなわち あやうし)

 

 

こんにちは! 2020年の6月も最終日となりました。

渋沢栄一が一万円札の肖像になる日も徐々に近づいていますね

 

日本資本主義の父(但し、渋沢栄一は資本主義という言葉を使った形跡はない。彼が唱えたのはあくまで合本主義は、「論語と算盤」という書物でも有名です。

 

「世の貨殖致富に志あるものは、宜しく論語を以て指針とせらんことを希望する次第である」(中野剛志著。日本経済学新論p32)

 

つまり、渋沢栄一が日本資本主義の父であるとするならば、日本資本主義は論語主義から始まったとも言い換えられるのではないでしょうか。

 

冒頭の言葉は、その論語の一節です。

 

 

 

学んで思わざれば則ち罔(くら)

思うて学ばざれば則ち殆(あやう)

‥‥

「学んでも考えない者は、知識が身につかない

考えても学ばない者は、危なっかしい者になる」

 

 

のリハビリテーションをめざす楽園の逸材、偕楽園ホームの夢リハです。

ウェルカーム<(゚ー^)ノ

 

【僕のいる場所。社会福祉法人一誠会のホームページ 】

 

 

 

年4月の小生のブログhttps://ameblo.jp/isk-kai-riha/entry-12590718118.htmlで紹介した吉田松陰は、29年間という短い生涯を完全燃焼しました。

 

松蔭は短古三十首(短い古詩)の中で、

 

 

「読破す書五車。英雄古より然り」

 

 

と詠んでいます。

 

「私は、荷車5台分の本を読破した。古の英傑も皆膨大な本を読んだ」

という意味です。

 

 

 

 

といえば、私の好きな言葉の一つに、三国志に登場する時務を識る者は俊傑に在り(じむをしるものはしゅんけつにあり)というものがあります。司馬徽という人物がまだ不遇を託(かこ)っていた時代の劉備に伏竜の諸葛亮、鳳雛の龐統の存在を教えた時の言葉です。

 

飛耳長目というスローガンを掲げ情報収集の重要性を説いた吉田松陰ですが、集まった情報を分析し時務(その時々の急務)を識るにあたり、書物から得た叡智は大きな助けになったに違いありません。

 

 

 

 

代人の悪い見本である私ですが、吉田松陰や渋沢栄一がどれだけ猛勉強してきたかを知る程に「あぁ、自分は全く勉強が足りないな~」と痛感します。一寸はマシな人物に成れるよう、ノロマなりに読書のスピードを上げている処です。


 

 

 

さて、どうやら私は酒席で良い気分になると、色々な人に「本当の知識は本にしかない」と言う癖があるようです。何度も汗

 

近頃はインターネットでも、例えばプレジデントオンラインのように良い記事が無料で読めるようになりました。私もよく読み、尊敬する執筆者も幾人もおられます。

 

しかし之も短い上に玉石混交で、大いに頷いて感銘を受ける記事もあれば、何かに阿(おもね)るような記事や人心を誘導するような怪しげな記事もあり、立派な人物をめざす人が知見を深める為の主たる学びの場としては危うく頼りないように感じます。

 

 

 

 

ところで最近巷には、15分で本の要点が分かるというアプリが在るようで、けっこう流行っているようです。しかし、私個人は古臭い意見かも知れませんが、良書というものは15分程度の音声で要点が掴めるものではなかろうと思います。

 

菜根譚森信三先生の修身教授録等は15分に纏める事など不可能でしょう。また名著ハイパワーマーケティングの要点だけを15分で学ぶとしたら、目次を読み上げてお終いです。そんな詐欺のような体験に、どれ程の価値があるか疑問です。

 

先哲の叡智とそこに至る論理的背景を、豊富な事例を通して追体験し、納得(或いは批判)する事こそ、読書の価値でありましょう。





勿論、何を読むかという事も大切でしょう。尊敬する方が感銘を受けた書物が幸いにも明らかであれば、是非それを手にとってみると良いと思います。

 

私も好きな有名人を例に挙げれば、野村克也監督が菜根譚を愛読されていた事は、わりと周知の事のようです。監督自ら本を出されているぐらいですし。

 

 

未読につき、広告画像を拝借

 

 

書、或いはそこまではいかなくても佳書(かしょ)の類をしっかりと読む。

私は線を引いて読む事にしていて、感銘を受けた所を明らかにしています。

 

 

 

 

経営者の間では古典ブームであると聞きます。私は経営者ではありませんが今年、古典の類では先程の菜根譚言志四録重職心得箇条を読みました。

 

あとは古典と言えるかどうか、恥ずかしながら8歳頃に入手した旺文社のことわざ辞典も、文句なしの中年と成った本年に至る迄何十年も(そもそも大人向けの辞典ですが)読み返しています。精神の糧になる本といえば、近年は森信三先生安岡正篤先生の教えにも入門する事ができました。

 

 

 

 

法大師や上杉鷹山公による「人多き人の中にも人は無し、人に成れ人、人に成せ人」福祉介護の世界にいる我々に大いに当て嵌ると思います。

 

そして、「男子、三日会わざれば‥‥」という故事を持ち出すまでもなく、この人間的研鑽に最も有益な習慣の一つは読書であろうと私は思います。

 

静かな気持ちで読書の姿勢を続けるだけでも精神修養になりますし、頁をめくるのに時間がかかる、一行一行、理解するにはある程度の教養が求められるような書物は特に、人を人に成す良い成長の糧であると思います。

 

 

 

 

は、介護業界のみならず東京を歩いて様々な人に出会い、または観察するうちに、習慣的に良い本を読む人とそうでない人とでは、言動や思慮、品格に大きな差があり、しかも其れが結構明瞭であるように最近感じています。

 

勿論、身近な人々であれば、特に顕著です。

 

しかも本を読み慣れない人に限って、本を選ぶ眼が養われていませんから、実にいい加減で無責任な、悪書と呼ぶべき仕掛けられたベストセラーを偶々書店で手にとっては、黴(かび)の生えたような言説――例えば一向に破綻しない日本破綻論、あと百年はかかるであろう日銀当座預金の利払いによる日銀破綻論、所謂破綻本ビジネス的なもの――を振りかざすように感じています。

 

 

※本文と写真は関係ありません

 

 

最後に。

 

こっそり私淑する三人の先生のうち御一方が以前、本読み三箇条を明らかにされていたので、真似してみようと思います。

 

本読み三箇条 其の一

 

尽く書を信ずれば則ち書無きに如かず

(ことごとく しょを しんずれば すなわち しょなきに しかず)

 

 

批判的に読むという事です。

 

「この本は画期的だ」、「この人の言説も尤もだ」、「この意見も完璧だ」、「この本も非の打ち所がない」等々と、手あたり次第に鵜呑みにしてしまうのではいけません。

 

尽く書を信ずれば則ち書無きに如かず、即ち、「書物を読んでも、批判の目を持たずそのすべてを信ずるならば、かえって書物を読まないほうがよい」と孟子は教えています。

 

◇◇◇

 

 

本読み三箇条 其の二
 

古教、心を照らし、心、古教を照らす

(こきょう こころをてらし こころ こきょうを てらす)

 

 

主体的に読むという事です。

 

本の内容に対して完全な受け身であっては、これはまだ古教照心(古い教えに心を照らされている)の域。個人的には、古教照心も十分に素晴らしいと思うのですが、自らの考えをもって教えに向かい合う心照古教の境地こそ読書の目指すべきものである――これは虎関師練(こかんしれん)という鎌倉時代後期の臨済宗の僧の教えです。

 

無論残念ながら、こうした境地には、私は達していない有様です。

 

 

◇◇◇

 

 

本読み三箇条 其の三

 

良いと思った事は実践する

 

行合一は、夢のリハビリテーションのブログを読む方々にはお馴染みのキーワードかも知れませんね。知識は見識を経て胆識にまで育てなくてはなりません。

 

若き渋沢栄一が幕府の朱子学者達に批判を突きつけたように、たとえ歴史の篩に掛かった古典であっても、読んで愛でるだけでは力にはなりません。

 

から脳に吸収した知識は、肉体の血肉と成るよう実践するのです。それは之まで夢のリハビリテーションで触れてきた「知は行の始めなり。行は知の成るなり」という王陽明(陽明学の祖)の教えであります。

 

 

 

 

それは同時に、朱子学が常人には近寄り難い難解な理論体系にしてしまった孔子の思想を三島中州の唱えた義理合一(仁義道徳と利用厚生の一致)へと転換し、論語主義を民間の経済活動にも浸透させた渋沢の思いにも一致しています。

 

以て農商工の実業家の地位を向上させ、数多の中間組織としての会社を設立し、一橋大学を筆頭に多くの教育機関を創設し、経営者資本主義、経済的ナショナリズムを実現した渋沢栄一の人生の骨子でもあります。

 

渋沢は自らの論語講義の中で荻生徂徠や水戸学派だけでなく、伊藤仁斎、亀井南冥、さらに4月の本ブログにも登場した佐藤一斎、三島中洲等、様々な学派の儒者を参照しつつ独自の解釈を施しています。彼は独自の論語解釈――渋沢学と呼ばれるまでに論語のプラグマティズムを追求し、権威主義者の道具と化していた論語を謂わば民主化したのです。

 

 

◇◇◇

 

 

最後までお読みくださり、有難う御座います。

 

お礼に、わたくし夢リハが本当は人に教えたくない一冊をご紹介します

 

 

新訳版がベストです!

 

 

熟読した人とそうでない人との間で、ビジネスの基礎能力に大きな差が生じてしまう本と思います。容易に読了できる本ではありませんが、宜しければ挑戦してみてください。

 

 

 

 

次回は、新生・夢のリハビリテーションの現時点の集大成となる渾身の記事をお届けします。ご期待ください。

 

それでは‥‥せぇのっ

 

HAPPYにいきましょう!

 

野蒜摘み 東京の野趣 八王子
(夢リハ詠)

 


世界の東京の中核市、八王子では、その辺の草が美味しい季節になりました。

 

写真は少し前になりますが、偕楽園ホームの庭をはじめ八王子全域で採れる野蒜は、カリウムを始め栄養豊富な食品です。


さて、この八王子という地名は、八人の王子に由来すると伝えられています。八人の王子の一人は僕に違いないニコニコラブラブとずっと信じてきたのですが、どうやらそれは勘違いだったようです。

 

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王子という地名は、全国に分布しています。





 

日本には古来より、牛頭天王(ごずてんのう)八人の王子(八王子)の信仰があります。それらを祀る八王子神社八王子権現社(ごんげんしゃ)が各地で地名として定着していった事が理由として考えられているようです。

偕楽園ホームの在る八王子の地名の由来は、こちらに纏められています。

 

 

偕楽園ホームのある自治体

八王子市のホームページ

 

 

 

本日は、私たちの八王子の起源を紐解いてみましょう。
 


「八王子、不思議発見

 

西暦913年頃、妙行(みょうこう)という学僧が、この地を訪れました。

 



 


妙行は深沢山(後の八王子城)山頂の岩屋で修行をはじめました。

すると山の妖怪達が、修行を邪魔しだしたのです。

これを法力で追い払うと、、夜明けに
八人の童子を伴う神が現れました。

そして、こう述べられました。

「吾々は貴方の徳に感服致しました。僧侶殿、どうかこの地にとどまってください。吾々は貴方に従います」

妙行が、神に御名を問うと‥‥

 

 

「私は牛頭天王。伴っているのは八王子です」

 

 

と答え、姿を消されたそうです。
牛頭天王の要請に従い、妙行はこの地に留まり、修行を積みました。

 

西暦916年、妙行は深沢山を天王峰、周囲の八つの峰を八王峰と改名し、それぞれに祭祠を建てました。ここに、牛頭天王と八王子をまつる八王子信仰が始まったのです。

 

妙行の働きは都の朱雀天皇の耳に届き、妙行は華厳菩薩(けごんぼさつ)の称号を賜りました。また妙行が建立した寺は、牛頭山神護寺(ごずさんじんごじ)という寺名になりました。
 



 

 

程左様に、八王子は牛頭天王と縁が深いのです。
ところで。



 

 

代ユダヤの幾つかの王国には、牛の頭を祀る風習がありました。

 

この事から、牛頭天王信仰と古代ユダヤ王国の民族的な繋がりを研究する方々もおられるようです。ミステリアスですね。



 

そんな日ユ同祖論の真相も気になる処ですが、今の処、我が国における牛頭天王は、八坂神社の祭神祇園精舎の守護神とされています。

 

 

 

 

この事は祇園牛頭天王御縁起という書物に詳しく載っているそうです。

曰く、牛頭天王は日本の武答天王の太子(息子)として人界に現れました。

 

 


太子は7歳にして身長が7尺5寸あり

3尺の牛の頭と3尺の赤い角がありました
 

 

やがて太子は成人し、王位を継承して牛頭天王を名乗りました。しかし、后を迎えようとするものの、その姿形の怖ろしさの為に女性は皆、牛頭天皇に近寄ろうとしなかったのです。

 

 

牛頭天王は、酒びたりの日々を過ごしました

(わかる
 

 

る日、牛頭天王を家臣達が狩りに連れ出した処、一羽の鳩が現れました。

大海に住む沙掲羅(しゃがら)龍王の娘の元へ案内すると言うのです。

牛頭天王はその娘を娶ろうと考え、鳩について行きました。

宮へたどり着いた牛頭天王は、沙掲羅龍王の三女である
頗梨采女(はりさいじょ)を娶り、八年をそこで過ごす間に七男一女の王子(八王子)をもうけました。
 



 

さて、そんな八人の子供に恵まれた牛頭天王ですが‥‥

 

‥‥ここでクエスチョンです。

 

 

 

 

「牛頭天王とは一体、

どんな神様なのでしょうか?」
 

 


次の3つから、お答えください。

 

 


 



1番。ラーメンの神様ドキドキ

 

 

 

 


2番。お蕎麦の神様ドキドキ

 

 

 

 

3番。病気を流行らせる神様さそり座

 

 

 

この中からお選びください。

 


ルルルル、ルルルル、ルルルル、ルルルル、ルー

 

 

 

それでは‥‥正解を見てみましょう。

 



正解は、3番

 

 

牛頭天王は、病気を流行らせる神様なのです。

 



(ええっ!?)

 

 

類史に疫病が刻まれたのは、いつ頃の事でしょうか。

約3300年前、紀元前13世紀頃の古代メソポタミア文明の文学作品、
ギルガメシュ叙事詩に於いて既に、疫病は人類の四災厄の一つに数えられています。

 

メソポタミア文明といえば、旧約聖書に登場する有名なアブラハムはメソポタミアの都市の一つウル出身と言われています。そのウルは、世界最古の国際都市とも言われています。

 

 

 

 

イルスは次々と新しい宿主を必要とします。ですからウイルスは人口が密集する都市を好み、古来、都市国家の人々は多くの免疫を獲得してきました。

 

最近、とある非常に博識な方の話を聞きました。私自身はまだ裏付けとなる記録を見つけられないのですが、予防接種の制度が確立する以前、19世紀のフランスの話でした。

 

ランス軍が農村部の若者達を徴兵してパリに呼び寄せた処、頑健な筈の農村部の若者達が次々感染症に罹患し、高い死亡率を示したそうです。

 

この事について、都市の若者達(当時のパリの衛生状態は特に悪かった)は幼少時に多くの感染症に対する免疫を獲得していた事に対し、のどかで美しい、人口密度の低い環境で育った農村の人々は幼少時に獲得していた免疫が少なかったという考察を披露されていて、成程と思いました。

 

代ギリシアのアテネは、ペロポネソス戦争の最中に疫病が蔓延し、スパルタに滅ぼされてしまいます。ローマ帝国の解体には諸説ありますが、疫病と大きな因果関係があると主張される方が多く在るようです。

 

「欧州では黒死病と呼ばれたペストが労働生産年齢人口を激減させ、英国社会が労働生産性の向上を余儀なくされた結果、産業革命に繋がった」という説然り、疫病は世界史を大きく変えてきたのです。

 

 

 

 

牛頭天王(ごずてんのう)に話を戻しましょう。

 

頭天王は竜宮をめざす旅の途中、古単將來(こたんしょうらい)という長者に一晩の宿を求めました。しかし、慳貪(けんどん=ケチ)な古単將來は宿を貸しませんでした。

 

代わりに貧乏な兄の蘇民將來(そみんしょうらい)が宿を貸しました。

牛頭天王はこれに胸打たれ、蘇民將來にお礼をしました。

 

八年後。竜宮から戻った牛頭天王は何と、宿を貸さなかった古単將來の一族五千人余を「ほぼ皆殺し」にしたのです。

 

ほぼ‥‥というのは、古単將來の妻だけは蘇民將來の娘である事から牛頭天王は見逃し、更に「茅の輪をつくって、赤絹の房を下げ、【蘇民将来之子孫なり】という護符を付ければ、末代まで災難を逃れる事ができる」と除災の法を授けたと言います。

 

 

 

 

記の話、古単將來の一族五千人余を皆殺しにした牛頭天王のように、災厄が猛威を振るい、余多の命をあっという間に奪い取ってしまう様は、荒ぶる神の行いとして、洋の東西を問わず神格化されてきました

 

つまり、地震や洪水と同じように、疫病は神の御業と考えられてきたのです。

 

 

オリュンポス十二神の一柱で、芸術や医学を司る弓の名手。

欧米芸術の主題として高い人気がある写真のアポロンは、

その弓で疫病を放つ存在でもあります。

 

 

頭天王と八王子は、疫病を司る神(行疫神とされました。さらに牛頭天王は同じ行疫神である須佐之男命(スサノオノミコト)と同一視(神仏習合)され、江戸時代末期まで牛頭天王=須佐之男命として、日本全土で盛んに信仰されました。

 

八王子だけでなく天王津島という地名も、牛頭天王信仰に因むと聞きます。

 

近代になり、明治新政府による廃仏毀釈が起きると、牛頭天王信仰の多くが失われました。その際、新政府は「牛頭天王の類を取り除くべし」と触れを出したそうですから、如何に牛頭天王の社会的影響力が大きかったかが伺えますね。

 

 

 


さて、やっと東京も緊急事態宣言が解除されました。

しかし世界は未だ、疫病の危機下にあります。
 

これを何とか鎮めたい。写真は日本橋水天宮ですが偕楽園ホームにあっても、廃仏毀釈によって些か歴史の隅に置かれてしまった感のある牛頭天王と八王子の無念に手を合わせ、お鎮まりくださいと祈っております。

 

 

 

 

それでは‥‥せぇのっ

 

HAPPYにいきましょう!

 

昌平坂学問所

いざ、昌平坂学問所へ

(訪問日時:2017年11月3日)

 

 

夢のリハビリテーションをめざす楽園の逸材、偕楽園ホームの夢リハです。

ウェルカーム<(゚ー^)ノ

 

 

 

偕楽園ホーム

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代を変えた人々というものは、大人しい人々ではなかったようです。

修身と聞くと、例えば全体主義時代のように、儒教に基づく強固な序列秩序を想起される方も多いでしょう。これには、江戸時代幕府に正学とされた朱子学が少なからず影響を与えていると私は考えます。

現代でも上司に声を荒げる事、中には部下から異議を唱えられる事さえ極端に嫌う御仁もおられるようですが、
昌平坂学問所で佐藤一斎に儒教を学んだ志士、佐久間象山は大変な自信家で強悍の気性の人でした。ややもすると扱いにくい人だと、佐久間象山から海舟の号を受けた弟子の勝海舟(勝麟太郎)は記しています。

 


佐久間象山
佐久間象山

(勝海舟や坂本龍馬の師匠です)

 

その佐久間象山に師事して五月塾で学んだ中に、二十一回猛士(人生で21回も、荒々しいルール違反、破天荒なことを行った人)と呼ばれる人物がいます。

例えば、伊豆下田港に停泊中のペリーの旗艦、ポーハタン号に小舟で漕ぎ寄せて、


 

吉田松陰
「どうか連れて行きなさんせ

 


と直談判に及んだ事もありました。

 

さらに東の諸藩の有志が井伊直弼暗殺計画を練っていると聞くや「井伊の赤鬼、間部の青鬼」と称される間部詮勝を討たんと気炎を上げ、フレイドヘイド(自由)を目指し、ある意味で序列秩序の破壊を目論んだのが‥‥私が大変尊敬申し上げる吉田松陰であります。



松下村塾
松下村塾

(しょうかそんじゅく 山口県 萩)

 

気盛んな吉田松陰が萩に開いた松下村塾は、伊藤博文(内閣総理大臣)、山縣有朋(内閣総理大臣、元帥陸軍大将)、山田顕義(法務大臣)、品川弥二郎野村靖(何方も内務大臣)‥‥等々、近代日本の屋台骨を築いた錚々たる志士を輩出しています。

 

従順なだけでは世を拓く事はできない。彼らがそう考えていた事は、29歳で没した吉田松陰を筆頭に松下村塾の核となった四天王が尽く猛挙に身を投じ、短い生涯を閉じた事がその証ではないでしょうか。

伊藤博文、山縣有朋、山田顕義、品川弥二郎、野村靖らは松下村塾で学んだ頃は未だ幼く猛挙に加わらず、後年、諸先輩の起こした潮流に乗り、偉業を成し遂げたのだと私は思っています。



夢のリハビリテーション

「どこでも天理は身につけられる」

佐藤一斎 言志四録より

 


さて、昌平坂学問所の系譜に数多の志士が連なる理由には、何といっても、大元となる佐藤一斎の教えがあると思います。

 

 

佐藤一斎

佐藤一斎

(昌平坂学問所の総長)

 


寛政異学の禁により江戸幕府は朱子学を重んじていましたが、儒教の大家である佐藤一斎の見識は朱子学のみならず陽明学まで及び、学問仲間から尊敬をこめて陽朱陰王(ようしゅいんおう)と呼ばれていました。



重職心得箇条
佐藤一斎 重職心得箇条
 


政異学の禁とは老中の松平定信が定めたもので、上下の秩序を重視する儒教の一派である朱子学を幕府の正しい学問とし、たとえ同じ儒教であっても他の学問を風俗を乱すとして規制したものです。

 

佐藤一斎は学問所では朱子学を、自宅では陽明学を教えていましたが、学問所でも、本来は異学の禁に反する朱子学と陽明学の比較にしばしば踏み込んだと伝えられています。

この陽明学の知が、弟子の佐久間象山を経て吉田松陰に受け継がれるのです。

 

 

有教無類

 

 

代人の悪い見本である私ですが、一寸はマシな人物になろうと三人の偉人に私淑しています。先生の御一方は安岡正篤という方です。スポーツ選手をはじめTVに出る人ばかりが尊敬される昨今、安岡先生の御名前をご存知なだけでも中々の人であろうと個人的には思います。

 

 

安岡正篤

 

 

安岡先生は所謂玉音放送、昭和天皇による「終戦の詔勅」の草案作成に関わりました。儒教の天子としての立場を象徴する「義命ノ存スル所」という表現に大変拘ったと云います。

 



 

 


陽明学の大家である安岡先生は、歴代自民党総裁のアドバイザーとして大きな影響力を持ち、政財界のフィクサーとも称されました。その力と存在感の元を辿れば、私は先程の松下村塾に行き着くと考えます。

下村塾のあった長州藩(山口県)は、初代総理大臣の伊藤博文以来、全国トップの8人の内閣総理大臣を輩出しています。

 

山口県が国政に強い影響力を持つ理由に田布施に纏わる伝承をあげる方もおられますが、私はやはり萩に存在した松下村塾の遺志が、長州五傑等、近代の日本を築いた実践主義者達の行動哲学になった事こそ、真の理由であろうと思います。



夢のリハビリテーション

 

 

吉田松陰の提唱した草莽崛起(そうもうくっき=在野の人よ立ち上がれの意)の精神は、高杉晋作の奇兵隊をはじめ民衆を奮い立たせました。さらに大正天皇の教育係として陽明学者の三島中洲(みしまちゅうしゅう)が抜擢され、その三島中州は渋沢栄一と共に一橋大学を創設するのですから、まさに陽明学は近代国家日本の根幹を支えてきた重要な学問の一つであると云えましょう。
 

 

夢のリハビリテーション
 


さて、上級国民という表現を含む憤激の思いがインターネット上で盛んに交わされたのも、まだ新しい記憶です。

満州人脈等の血縁
支配が隠然と行われ、エスタブリッシュメント(上級国民)が富と力を独占しつつある現代日本に於いて、昌平坂学問所や松下村塾で志を磨き、在野傍流から立志伝中の人となった偉人達から学ぶ事は、国難を打ち破り未来を切り拓かんとする今、とても大切な事です。

 

 

上杉鷹山
人多き 人の中にも 人はなし

人になれ人 人になせ人

(上杉鷹山)

 


もなき市井の私たちが草莽崛起して自己に磨きをかけ、また隣人を育てなければ、上杉鷹山の言うように政治や組織を良くする人物を生み出す事はできません。

福沢諭吉は、
政府は国民の質を映す鏡という意味の言葉を遺しました。情けない国民からは情けない政府が生まれ冴えない従業員ばかりいる組織には冴えない経営者が居座るものです。

 

つい文句を言いたくなる時、吾々はまず己を戒めなければなりません。また、それでも気持ちが収まらなければ、重職心得箇条からこんな言葉をプレゼントしましょう。

 

 

佐藤一斎

「苛察を威厳と認め、

又好む所に私するは、皆小量の病なり」
 

(あげ足取りや過干渉、重箱の隅をつつく事を威厳と考えたり、

お山の大将よろしく振る舞う者は、すべて人物の器量が小さいところから生まれる病気である)

 

 

箱の隅といえば、自粛ファシズムとでも呼びましょうか、自粛要請という名の同調圧力、自粛命令が吹き荒れています。「非常識、不謹慎、もっと徹底的な外出禁止を!」とワイドショー等が血眼で世の重箱の隅を突っつき数十万人が死ぬと恐怖を煽っています。

 

特別養護老人ホームも、「死にそうにならないとご家族と面会できない」という「幸せ取り上げムード」が蔓延しつつあります。

 

これには健全なナショナリズムを通り越して、「非国民」という中傷が蔓延した全体主義時代に回帰していく風潮を感じます。

 

また、日本人は国連組織を盲信しがちですが、国連で勤務経験のあるジャーナリストは「とても政治的な場所である」と主張しています。WHO(世界保健機構)に対して、世界的に不信感が広がっているニュースも伝わってきます。

 

 

テドロス

 

 

恐怖を煽るキャンペーンの如く自治体の感染者数が日々発表されていますが、既に感染者数が検査数に正比例する局面を迎えているのではないでしょうか。

 

軽症、重症の定義を見直すと共に、世界各国と我が国における重症化率の差に目を凝らすべきです。闇雲に恐れて社会をズタズタにした挙げ句、大山鳴動して鼠一匹とならなければ良いと願っています。



夢のリハビリテーション

兎にも角にも

 

 

きな問題をズバッと解決するような人物には、反骨心が不可欠なのかも知れません。そんな美しき反逆の第一歩は‥‥

 

学ぶ事。これに尽きると思います。但し、「学問に立志より必要であるものはない」と佐藤一斎の言志四録にあるように、「世の為人の為」という思いが生ずれば、自然と学問修養の道は開かれるとも思います。

 

私自身、経済という語の元は経世済民(世の中をよく治めて人々を苦しみから救う事)であると訴え続けてきた方の熱意に触れ、共感し、大きな志を得たように思います。

 

 

緊縮財政

 

 

新型コロナウィルスによる社会的影響から国民生活を護る財源として、これから恐らく赤字国債(特例国債)が発行されます。個人的にとても良い事と考えていますが、私の知人が危惧する「後々コロナ増税なんて事にならないか」という事態を回避する為にも、赤字国債は十年で償還するという財政健全化ルールの見直しも求めたい処です。金本位制度はとっくに終わっていますが、政府の負債を減らす為に私達の所得を減らすという時代錯誤の財政均衡論は、果たして経世済民、即ち人々を苦しみから救う道として正しいのでしょうか

 

そもそも変動為替相場制において自国通貨建ての国債とは、政府が国民から借金するもの(クニノシャッキン)ではなく、政府が政府の子会社である日銀に負債を負うだけのごく表面的なものではないでしょうか。

 

 

 

夢のリハビリテーション

昌平坂学問所の前で、心胆を練り直す

 

 

もちろんまだまだ学びが足りていないと自覚しています。介護業界の持つイメージが経済と無関係なせいも多少ありましょうか、少し議論が深まると私は、所詮門外漢と侮られがちです。だからこそ論客をつかまえて喧々諤々したり、こうして多くの人の目に触れる文章を書いて知識をアウトプットする等、知識を胆識に変えるステップが欠かせません。

 

幕末の志士のみならず、大東亜戦争で若き同胞が命を投げ打って護ろうとした美しい祖国が、私達の勉強不足によって落ちぶれてしまっては、勇敢な若者達に顔向けできないのです。



英霊
momos.blogさんのインスタグラムから写真をお借りしました)
 

「Yume.Rehaさん、ここの軍人像のほとんどは昭和12年上海上陸作戦における呉淞の敵前上陸で戦死された名古屋第三師団歩兵第六連隊の兵士達です。(中略)軍人像そのものはめいめいのご遺族が戦没者の一時金をもって写真を基に造らせ建立したものです。戦後進駐軍が取り壊しを命じた際、僧侶が国のために死ぬということはアメリカも日本も変わりはない、あれを日本人の手で壊すことはできない、どうしても壊すというなら、我々をこの場で銃殺した上であなた方が行って壊せばいいだろうと頑張った。おかげで像は壊されずに済んだということです」

 

 


超高齢化社会
この超高齢社会を、

日本ん夜明けに変えんぜよ
(政府の継続的な投資があれば、ニッポンの超高齢社会は世界一の内需になるぜよ)

 

 

2019年秋の消費税増税後、同年10~12月期のGDPが年率7.1%減となった処に、新型コロナウィルスが襲いかかってきました。

 

こっそり憧れて私淑する巨大金融コングロマリットの経営者のブログを読んでいると、消費税について財界においては、東京オリンピック・パラリンピックがある事で「消費税を上げても何とか行けるだろう」という共通認識めいたものがあったそうです。しかしこれが無くなり、日本経済のダメージは極めて大きいと予想されています。

 

昔、蘇洵(そじゅん)という人は、「一国は一人を以って興り、一人を以って亡ぶ」と記したそうです。国難を打ち破るには、人材育成が何より大事です。

 

百年の計を待たずとも、松下村塾は2年半というわずかな期間で、高杉晋作や伊藤博文など多くの傑出した人物を輩出しました。黒船襲来も今の吾々と同じ、待ったなしの緊急事態だったのです。



吉田松陰
人賢愚ありと雖も、各々一二の才能なきはなし。
湊合して大成する時は、必ず全備する所あらん」

 

「どんな人間でも一つや二つは素晴らしい能力を持っている。

そこを大切に育てていけば、誰もが必ず一人前の人間になる」
 

 

 

 

佐久間象山

「一灯をさげて暗夜を行く。
暗夜を憂うなかれ、一灯を頼め」

 

「一つの灯りを提げて暗い夜道を行く時、嘆いても暗夜そのものを変えることはできない。
我々にできるのは、
自分が手にしている一灯を頼りにして、ひたすら前に進むことだけだ」

 

 

祉介護は、無限の可能性を秘めた業界です。そして人身受け難しと教えにあるように、人の身に生まれ落ちた私たちも、無限の可能性を秘めています。

 

しかし、ワイドショーやメロドラマ、ネット掲示板等々、朝から晩まで浅薄なものにぼーっと浸り、井戸端会議に近いもので正義感を空振りしているだけなら、その人生は、永遠の大衆に過ぎません。

 

 

一燈照隅

一燈照隅 万燈照国

 

 

考え、学び、行動する人が増え、一人でも多くの人が世の一隅を照らす燈火となる事。まばゆい光で日本が包まれる事を、願っています。

 

それでは‥‥せぇのっ

 

HAPPYにいきましょう!

 

日本に幸あれ!

 

 

のリハビリテーションをめざす楽園の逸材、偕楽園ホームの夢リハです。

ウェルカーム<(゚ー^)ノ

 

 

【 こっそり?インスタ練習中(非公式) 】

 

 

中の錐(のうちゅうのきり)という言葉は、紀元前200年頃生まれた故事成語です。

 

「賢者の出現とは、袋の中にある錐(きり)の先端が袋の外に突き出てしまうような現象だ」という意味です。




 


型コロナウイルスが猛威を振るっています。

このような未曾有の国難は、それまでの社会の袋が綻(ほころ)ぶ時とも云えましょう。

つまり、人間を十把一絡げに詰め込んできた現代社会のぶ厚い袋の生地が綻び、錐(きり)の先端が袋を突き破るが如く、没個性的な同調圧力の袋のなかに押し込まれていた鋭気ある人物が次々と頭角を表す時期と私は考えます。

 



 

 

次々と錐が袋を破っていると実感する出来事の一つに、クニノシャッキンという一種のプロパガンダから遂に目を覚ます人々が増えた事があります。財政とは何か、経世済民(経済)とは何か、政府とは何か、通貨発行権とは何か、私を含む市井の人々が真剣にネットで議論を交わす様子には吃驚します。

 

 

 

 

小生も昨年8月14日のブログ(https://ameblo.jp/isk-kai-riha/entry-12506264648.html)に記したように、政府とは人民の質を映す鏡です。各々が己を良民たらしめようという努力無しに、どうして吾々はこの難局を無事に乗り越える良い政府を得る事ができるでしょうか。

 




Talent will show itself
(才能はやがて明らかになる)
 


失われた二〇余年に弱りきったわが国。今こそ介護の同志達の秘めたる才能で、現代の因習めいたプロパガンダの袋に穴を空ける時です。

 

全世代型社会保障なるものが、ご高齢者やその家族の犠牲、吾々への重税なしに実現できる事を証明する時で或ります。
 




 

急転直下。世界的な疫病蔓延により、先進国の状況は労働力不足から一転しました。

世界は今、第二次世界恐慌と大失業時代の足音に慄えています。

 

 

 

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3937150.html

 



2020年。

人類の産業構造は、大きな転換点を迎えています。

 

コンドラチェフの波とも表現される技術革新によって需要の乏しくなった沢山の事業、社内の部署が、これを機に急速に廃止、縮小され、アウトソーシング化されていくでしょう。

 

 

 

 

高齢社会という堅実で巨大な需要を抱えた吾々が、職を無くした同胞達の受け皿になるべきです。

 

蝟集する失業者を(彼らも始めは嫌がるかもしれませんが‥‥)介護の同志として受け入れ、優秀な介護専門職として人生を再生し、

 

未曾有の危機から吾々が日本国を救う時で或ります!

 

 

 

 


(それ)には幾ら必要なのか。吾々の政府的存在である職能団体が試算し、大胆な数字を世に発表しなければならない。

 

小生は小さな頭でそう考えています。



 

護のイメージアップ戦略は一旦休止し、介護業界が日本の失職者の受け皿になるには如何程の財政出動が必要なのか、大胆に緊急提言するべきです。

 

「少子高齢化社会を乗り切る為であれば」と、泣く泣く一度は消費税10%を受け入れてくれた全産業の皆様に、その心意気に! 福祉介護が応えねば仁義が通りません。

 

 

 

介護業界が侠になるべきは今!

今こそ、日本国の天王山!

 

介護業界が土俵際で趾(あしゆび)一杯、

踏ん張るべき時なので或ります。

 

 

 

小生は末席の身ながら、福祉・介護の多士済々の奮起を呼びかけずにはおれません。

 

わが国の労働力調査(先月31日公表)

 

 

のリハビリテーションをめざす楽園の逸材、偕楽園ホームの夢リハです。

ウェルカーム<(゚ー^)ノ

 

 

 

務省統計局の最新の統計によると。

わが国には、145万人の完全失業者の方々がいらっしゃいます。

 

ちなみに完全失業者とは、以下の①~③を満たす方々です。

    ①いま仕事がない。

    ②就業可能で就業を希望している。

    ③求職活動をしている。

 

え‥‥? そんな方々が145万人いる‥‥といっても、いまは超高齢社会

生産年齢人口ではなくて、引退世代の皆さまじゃないかって?

 

 

完全失業者145万人の方々のうち

133万人は、15~64歳の方です

(総務省 2020年1月31日の最新データ)

 

 

ところで、わが国の人口はどうなっているのでしょう。

 

2019年の日本の出生数は86万4000人(厚生労働省。人口動態統計)、前年比で5.92%減と急減し、1899年から開始したこの統計で初めて90万人を下回りました。

 

出生数が死亡数を下回り、人口減少社会に突入したのです。

 

 

 

「日本は急速に人口が減ってる。

介護をやる人間が必要だ

外国の方を受け入れるしかないだろ」

 

 

そう。

 

私たち介護業界では、供給力不足とくに労働力の不足が深刻です。

 

なかでも若い労働者に関しては、大企業が体力に任せて若者を青田刈りしているともいわれ、介護産業を含む中小企業は深刻な人手不足に陥っています。


このような情勢で超高齢社会をのりきる手段として全国的に熱い視線を送られているのが、皆さまよくご存知の移民政策です。

 

◇◇◇


え‥‥違う? 外国人労働者と移民を混同してはいけない? 

 

留学生? 技能実習生? 特定技能○△号?

 



鉄人28号!

(違う)

 

 

から労働力を得る事に関して、この国には様々な呼び方があるようです。

 

そのへん私は詳しくないので、移民という表現の国際的な定義がどうなっているのか、国連OECD(経済協力開発機構)を調べてみました。

 

  ①国連の定義‥‥‥出生あるいは市民権のある国の外に12カ月以上いる人
  ②OECDの定義‥‥国内に1年以上滞在する外国人

 

つまり。

 

日本国内では様々な呼び方をしていますが、国際的にはほとんど全て、移民と表現できる。というより、そう呼ぶ方が正しいようです。

 

 

ひぃぃぃ~😱💫

 

 

もしかすると。

 

わが国の介護業界‥‥社会福祉協議会をはじめとする関連団体組織のお偉い方々は、政策当局と一緒になって、移民に色々な美しい名前をつけ、要するに。

 

低賃金で過重労働をする人々を増やそうとしているのかも知れません。

 

 

 

ひぃぃぃ~😱💫

 

 

違うというのであれば。

 

頭のように、まだまだ国内に完全失業者が100万人以上いらっしゃるのです。彼らを介護に結びつける方策に存分に手をつけ、知恵を絞り、社会に広く活動を報告するべきです。

 

時流にのって怪しげな外国人利権ばかり夢中にならず‥‥施設・法人・関係団体・組織のお金とエネルギーを正しい方向に、わが国の完全失業者と介護のマッチング、そして介護現場の待遇改善と設備投資に、全力でぶつけて欲しいものです。

 

 

ひぃぃぃ~😱💫

 

 

さらに移民について掘り下げます。

 

外から来た労働者のうち、日本で最も搾取されているのはおそらく、「お金持ちになる夢につながる」と日本語学校のパンフレットに謳われている留学生です。

 

深夜清掃、コンビニ、弁当工場、運送会社の荷分け、新聞配達……今こうした肉体労働は、留学生なしには成りたちません。

 

メディアは技能実習生の悲哀について時々報道しますが、留学生については及び腰です。一つには、全国紙の配達現場で留学生の違法就労が横行しているからです。東京都内には、配達員全員がベトナム人留学生の販売所も存在するという資料もあります。(参考資料:https://president.jp/articles/-/24356?page=3

 

 

 

学生とは何でしょう。

留学生30万人計画というものがあります。

 

福田康夫元総理によるグローバル戦略の一環で、2020年に日本国内の外国人留学生を30万人に増やすというものです。

 

 

 

 

本政府は表向き、母国からの仕送りが見込めずアルバイトなしで留学生活を送れない外国人に対して留学ビザの発給を認めていません。しかし、現実にはそのような条件を満たさない、出稼ぎ目的の偽装留学生にもビザを発給しています。

 

技能実習生にも借金を背負い来日される方は少なくありません。しかし、偽装留学生の借金は技能実習生の比ではない。しかも、アルバイトで稼いだ金は、日本語学校の学費として吸い上げられる。

 

学を出稼ぎに利用しようと唆(そそのか)された偽装留学生たちは、来日後、日本語学校や人手不足の企業などに都合よく利用される。日本での生活が嫌になっても、借金を抱えて母国に帰れば家族ごと破産してしまう。少なくとも借金を返し終わるまでは、この国で奴隷のように働き続けるしかない。

(参考資料 PRESIDENT Online https://president.jp/articles/-/24356

 

 

 

東京芝公園 日新窟

ベトナム人の尼僧が、100体以上の在日ベトナム人のご遺体を荼毘に付されました

https://mainichi.jp/articles/20190701/k00/00m/030/159000c

 

 

 

メリカでは低賃金労働者として移民が経営者に喜ばれる。

しかし、それ以上に経営者が低賃金で使えるのが、不法移民と聞いた事があります。
 

日本においても、安価な労働力としての移民が大量流入すると‥‥

日本人の労働者が低賃金競争に巻き込まれ、実質賃金が上がりません

 

結果、多くの国民が貧困に苦しむ反対側で、一部のグローバリスト、投資家、経営者たちだけが肥え太っていきます。

 

逆に、人口減や少子化によって生産年齢人口比率が低下している現在は、いわば労働力の希少化が起きており、安価な労働力としての移民の大量流入さえなければ、設備投資と待遇改善により、多くの業界で(ビジネスモデルが現代に合わない企業の淘汰はあるにせよ)労働環境は自然にどんどん良くなる情勢なのです。

 

労働者が豊かになれば、当然消費が増えて、社会全体の景気が良くなります。

 

 

 

 

さらに。


RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)デジタルレイバー‥‥私たち社会福祉法人一誠会のもっともっと上で威張っているような方々は、もちろん。

 

よく理解されている事と思いますが。

 

 

 

 

度な産業に従事している労働者の方々も、これからは。

第二、第三の職場を探さざるを得ない時代が来ます。

 

 

 

 

えば、我々がよく知っている保険会社、大手ガソリンスタンドでは、法人内に介護部門を設立し、そこへ営業職・事務職を次々異動する動きがあります。

 

また、好業績下で人員削減策を打ち出す企業が増えています。

 

2019年に早期希望退職を実施した上場企業35社(退職者約9000人)のうち、最終損益が黒字だった企業は何と6割です。

 

数日前、ファミリーマートは2020年2月に実施した早期退職制度の募集結果について公表しました。全社員の1割程、1111人の応募があったそうです。

 

 

 

介護こそ

日本の雇用の受け皿としての誇りを

 

 

今こそ介護業界は、小手先ではなく本質的に!

労働者にとって魅力のある業界づくりに、知恵と行動を結集すべきです。

 

 

 

「日本は急速に人口が減ってる。

介護をやる人間が必要だ

外国の方を受け入れるしかないだろ」

 

 

 

このオジさんの登場は二回目ですね (わたしも完璧にオジさんですが...笑)

 

内容は日頃よく耳にするものです。そして、ここまで綴ってきたように、私たち日本人の生活と幸福を護るという立場からは、全く破壊的な意見であると私は感じます。

 

しかし。

 

少子高齢化・人口減少社会において、一法人一事業所が何とか生き残りを模索するという立場からは、移民は合理的な解決策の一つであり、福音であろうとも思います。

 

 

「じゃあやっぱり、介護職にとって、移民政策は正しい?」

 

 

 

前置きが長くなりました。

ここからの考察が、当記事の(きも)となります。

 

お手元にお茶の一杯もご用意頂きましてどうか一つ。

肝を読んでやってください。

 

 

 

 

記のように、個々の正しい行動でも、それが積み重なった結果、全体として、好ましくない事態がもたらされてしまう。このような現象を、経済学の用語で

 

合成の誤謬

(ごうせい の ごびゅう)

 

と言います。

 

ミクロ(個々の企業や個人)の視点では正しい行動も、その行動を集計したマクロ(経済全体)の世界では反対の結果をもたらしてしまう。

 

えば、デフレ下で皆が支出を切り詰めて楽になろうとしたら、社会全体ではそれがさらなる需要縮小を招き、デフレが続いて生活がますます苦しくなる。

 

デフレという現象は、合成の誤謬の典型であると言えます。

 

 

 

合成の誤謬に関する

夢リハ的参考図書星

 

 

さて、この合成の誤謬の問題を解決するためには、どうしたらよいのでしょうか。

 

業や個人の個々ミクロ)の行動が正しいと、全体マクロ)として間違ってしまうというのが、合成の誤謬です。だとすると、ミクロのレベルの行動では合成の誤謬の問題は解決できません。

 

合成の誤謬は、マクロの経済全体の運営をつかさどる政府が直すしかないのです。中野剛志さんの論では、ここに政府の存在意義があります。

 

 

さて。

 

済学と一口に言っても、主流派の方々もいれば、ケインズ派の方々もいらっしゃいます。主流派・新自由主義の方々の多くは、政府の介入を嫌います。

 

 

「政府が企業や個人の行動を正すだと?

そんなのは、傲慢なエリートの愚民観じゃないか。

企業や個人をバカにするな

 

 

しかし、ここで引用している言説は、そういう内容ではありません。

むしろ、逆です。

 

府が企業や個人の行動を是正する(つまり経済に介入する)必要がある理由は、企業や個人が愚かだからではありません。その反対に、企業や個人が合理的だからこそ、政府介入が必要になるのです。

 

 

 

 

私たち介護業界における政府的な存在は、何でしょう。

きっとそれは、社協、高齢協、全国老施協等なのでしょう。

 

クロの視点=個々の事業所においては、潤沢な労働力として移民を利用する事も含めて、限られた介護報酬の中で発展していく事を目指しています。

 

クロの視点=社協、高齢協、全国老施協等においては、日本の介護関連産業の労働者が移民との低賃金競争に巻き込まれるのを放置すべきではありません。


せっかく供給力不足によって上昇局面を迎えている介護職員の給与がまた下がり、今より確実に介護職が貧しくります。むしろ、前述の完全失業者・早期退職者を取り込みつつ、高待遇、設備投資が可能な制度づくりを進めるべきです。

 

 

2020年2月18日 ウォールストリートジャーナル引用記事

「日本の経済政策は、反面教師だ

 

 

 

縮財政プライマリーバランス黒字化目標移民政策‥‥私たち介護業界こそ声を大にして、この3つをもう、やめてもらってはどうかな‥‥。

 

と、私個人は考えています。

 

また自分勝手な‥‥と思われてしまうかも知れませんが(笑)

私は日本政府に、まっさきに福祉介護の分野に財政出動して頂きたい!!

 

 

なぜなら――

 

 

消費税増税、移民推進、緊縮財政‥‥それらを実現したいと考える人々にとって、高齢者問題こそ長年、免罪符錦の御旗になってきたからです。

 

 

 

「日本は超高齢社会だから経済成長しないのよドキドキ

by片山さつき議員

 

 

 

「介護お金がかかるから、消費税増税が必要なんだ」

 

 

 

「若者と高齢者の福祉を同時に存続させるためには、緊縮財政が不可欠なんだ」

 

 

 

 

 

‥‥いいえ。

 

 

たち介護の目の前には、ものすごく巨大な内需が聳(そび)えているんだ、と私は思っています。

 

異次元緩和なんていって日銀当座預金を増やして銀行の余剰資金が天文学的に増えても、銀行が企業や個人への貸し出しを勝手に増やせるわけではなく、これが増えるには民間の資金需要が増える必要があります。

 

リフレ(リフレーション)なんて遠まわしな事を仰らず、それより私たち介護関連産業に国が財政出動してくれたほうが遥かに良い変化が期待できます。

 

豊かになった私たちは家族をもち、子供を育て、その消費によって、介護産業のあるすべての地域、日本の津々浦々までお金がいきとどくでしょう

 

 

 

 

朽化した施設も多いです。加えて、H.C.R.で毎年発表されているように、生産性向上の原動力となる福祉機器の発展も著しい。

 

介護業界が潤えば、我々からこの国の設備投資(資金需要)が生き返る。

私個人は本気でそう考えています。

 

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もう6年ぐらい前になりますが、Yahooブログ夢のリハビリテーションを始める時、ブログ紹介かランキングのどこかに決意を書いたと記憶しています。

 

「介護に関わる全ての人を幸せにしたい」


その思いは今でも変わりません。
しかし、私はいち理学療法士です。

介護業界には、今の私より大きな力をもつ方々がいるでしょう。

真の正義より強い御旗はありません

もし貴方が合成の誤謬をご理解くださり、その是正こそ職能団体の真の役割であるという主張を旗印にするとしたら、強大な敵にも出会うでしょうが、結果的に大勢の熱烈な支持者、賛同者を集める事でしょう。

業界の伝説の偉人になる千載一遇の好機です。

ぜひご一考ください。

 

 

 

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クニノシャッキンなのか、政府貨幣発行残高なのか。

 

今、豊かな日本を取り戻し、緊縮財政下の失われた20年間に放置してきたインフラを整備しなくては、私たちの子孫は、さらにボロボロのインフラの国に生きる事になります。未来の子供達の安心と幸せは、私たち福祉介護に課せられた大きな責任です。


それでは‥‥せぇのっ

 

HAPPYにいきましょう!

【追伸】

 

尊敬する多くのベテラン介護士さん、施設経営者さん、偉大な諸先輩に捧げます。


私のような未熟者から見れば文武両道の素晴しい実力、接遇、経歴、地位、現場の手本となる背中をお持ちの介護士さんや施設経営者さん、諸先輩方が、各地でこの移民政策に関わっていらっしゃいます。

超高齢社会にたち向かう我々の旗印、柱となるべき方々が、腹黒いヤツらの悪事の片棒を担がされている事に胸が痛みます。


ふざけるな!と。

 

このように矛盾・問題山積の制度で私腹を肥やしたり、功名を立てたり、日本をますます痛めつけ破壊したいなら、せめて、介護に無関係な人々だけ集まってやったらいい。


異国の介護士の卵を心をこめて一生懸命指導するベテラン職員さんを、百年の禍根となる国家犯罪の共犯に、どうかしないであげてください。


‥‥と、私個人は日々、歯がゆく感じております事、2020年2月24日の記事の追伸として添えおきます。

 

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拙文を最後までお読みくださり、心より感謝申し上げます。

本当に、有難うございます。