さあ、剣ヶ峰を超えればモンスターたちの住処です。
アップダウンを繰り返して山頂に近づいていきますよ~
ちょっと曇ってきちゃったけど素晴らしい景色です。
群馬県内で蔵王や西吾妻などで有名な「モンスター」と呼ばれる樹氷が見られる山は
それほど多くありません。
剣ヶ峰を超えた谷間に、最後のモンスター達がうめき声をあげていました。
今日は暖かいので、帰りには骨になってしまうでしょう。
本当に、今年最後のモンスター達になると思われます。
振り返ると、後ろから続々と後続の登山者が続きます。
この日は新雪が積もったので、最初に入った男性がラッセルを頑張ってくださいました。
私はその何番目かについて行ったので、とっても楽ちんでした。
前を歩く男性を後ろから失礼してパチリ。
結構急なので、直登のラッセル跡と、トラバースしたラッセル跡の2つがあり、
私も迷わずトラバース道へ続く(笑)
それでも最後に登りあげる時には、こんな感じ
柔らかい雪の上にステップが切ってあったので、実際はここも楽ちんでした。
「ガオーン・・・」
モンスターの哀れな声が聞こえてきそうです。
最後の急登、エビシッポだらけ
三本鎗みたい。風が吹きまくったんでしょうねえ。
真っ白なエビシッポの道を登ると
山頂に着きました~
まだなんとか青空がこの時は残っていたのだけれど、後続の方が次々着く頃には
すっかり曇ってしまったようです。
もうすぐお昼なので、絶景を眺めながらランチにします。
せっかくなので、長老とちびさくらにもモデルさんになってもらって、と。
今日は上越の山々は薄雲がかかって、滝雲のような薄い雲が覆い被さっている尾根もあります。
やっぱり、武尊日和だったのかな?
あっという間に山頂は登山者で大賑わいになりました。
そのほとんどが県外者のようです。
確かに、2時間かそこらで絶景の山頂に立てるお山となれば、人気がでるのは
当たり前なのかもしれません。
ゆっくり休んで、もったいないけどそろそろ引き返します。
帰りもこんな、絶景を眺めながら。
剣ヶ峰に戻る途中、登山道の脇でゆっくりとまた珈琲タイム
名残惜しい眺めです。
剣ヶ峰を下りたら・・・あ、晴れた~
黒いのは埋まった祠です。
無事の下山に感謝をして
なんか、イグルー作った跡がありました。
ここで泊まった人がいるのかね。
光り輝く谷川の山々
雪庇の向こうには川場や沼田の街が見えています。
その向こうにお馴染みの赤城山、うちはその向こうです。
明るいスキー場の音楽が近づいてきます。
あ、リフトが見えてきました。
帰りはリフトで楽々。
登山の後、スキーで下りる方もいるのだそうです。
楽しかった一日、パパさんとさくらの待つお家に帰りましょう。
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