月山レポの前に、日光白根山の最終レポをしてしまいましょう。
パパさんが一緒でないと、HPにも載らないので、そのままお蔵入りになるという(笑)
そろそろ紅葉の見ごろを迎える頃でもあるので、おでかけの参考になればと思います。
最後に素敵な出会いもありました。
五色沼にそろそろサヨナラして、ロープウエイと菅沼登山口の分岐です。
ここを間違えると丸沼⇔金精峠の交通機関などありませんので、大変なことになってしまいます。
くれぐれもご注意。
湖畔沿いの木道をテクテク。
皆さんはロープウエイの方向に歩いていったようです。
美しい湖面
金色に染まるのは10月はじめごろ、でしょうか。
もういっかい、最後のちゃぷん。
これで本当に日光白根の勇姿とはおさらば、うっそうとした森と、急登のイワイワに入っていきます。
時間は14時をまわり、CTは1時間半ですが、さくら次第では17時になるかもしれません。
やっぱりヘッデンを持ってきて良かった・・・
でも、できればあのイワイワの道を暗い中歩きたくない
昼間から暗い森の中の道。
午後を過ぎるとまるで夕方のようです。
そして胴長短足のさくらには下りることの危険な、段差の大きい急登
少し歩いては抱っこして下ろし。また少し歩いて抱っこ・・・・
の、繰り返し。
こんな道の感じ。
さくらも頑張って歩いてくれてますが、頑張らないで抱っこ待ちしてくれてます。
もう結構来たかな~と思ったけど、あと2kmの表示。え、あと3分の2もある
こりゃ、本気で大変だぁ
残り半分を過ぎた頃、若い男性チームが下りてきました。
結構ゆっくりめ。
リーダーらしき男性は山に慣れていそうなので、きっと他のみんなを案内してこられたのでしょう。
当たってた。職場の方々だったようです(笑)
平らな場所で小休止していたところをを一緒になり、そこでさくら、動かなくなる。
「いつもこうなので、大丈夫ですよ。ダメなら担いで下りますから。」
お話しして、先に歩き始めた一行。
このへんからイワイワが終わり、抱っこしなくても良くなるので、さくらもあきらめて歩き始めてくれる。
しかし、当然のことながらこんなコースに単独女性+わんこが難儀して歩いていたら
超絶心配だったのでしょう。
先ほどのリーダーの男性が、激坂を登り返してこられました。
あれ、忘れ物かな
などと呑気に思っていたら
「大丈夫ですか」
と声をかけてきてくれた。
あれれ、ごめんなさい、すごく心配かけちゃったんだ・・・(まあ、当然か)
「あ、大丈夫です。ヘッデンや他の装備も一応持ってきてるし、この子も歩き始めたんで。」
「そっか、良かった。」
そういや先日、若い単独女性が滑落死された事故があったばかりだし、
私とさくらはいかにも登山してますって感じのひとりと一匹ではないし・・・・
いやはや、心配をかけて本当にすみません・・・・
そんなこんなで、あとはほぼ順調。
先ほどの男性グループの後を追っかけるように下山。
森の中はもう薄暗かったけれど、登山口はまだ晴れている。
終わってみれば16時、CTを30分ほど超えていましたが順調な下りだったと思われます。
しかし、何十回もの抱っこのしすぎか、この後しばらく腕ではなく背中が痛かった・・・
登山口で記念撮影していた男性グループとしばしお話。
親切なリーダーさんは茨城のヤマップユーザー「ゆたろ」さんでした。
後日、レポでその時のことを取り上げてくださっています。⇒ レポ
皆さんにたくさんかわいがっていただきました
「ゆたろ」さん御一行を見送り、私は丸沼高原経由で帰路につきます。
旅館の多い日光湯元の温泉は入れないことも多いし、帰路の根利の道にある「南郷温泉しゃくなげの湯」は
木曜定休日。
「水芭蕉わたすげの湯」もこの日は休館日でした。
ここも閉館17:30ですが、街道沿いだし。
あれ、こちら、公式サイトはなかったんだっけか・・・
⇒ おまけでおじゃるさんのレポ(注:2013年当時のです)
ちょうど、五色沼でお会いしたご夫婦も滑り込みセーフでご一緒でした。
最後は温泉のご主人に見送られて出発。
汗を流しぽかぽか温まって、暗くなった根利の道をゆっくりとドライブ。
もう慣れているので怖くはありませんが、おおまかに言えば赤城と袈裟丸の間を越える山の中の道です。
鹿や野生動物がたくさん往来します。
この日は鹿の親子二組、道端でお食事中でした。
次はいよいよ、さくらと山形 月山の紅葉。
なんと初キャンプです