大人のサントラ:『O.S.T. Paris, Texas – Ry Cooder』
ヴィム・ヴェンダース監督が84年に製作した西ドイツ・フランス合作映画で、ロードムービーの金字塔と誉れ高い「パリ、テキサス」
映画は同年、カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞しています。
そのサントラを担当したのがあの「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の仕掛け人でもあるライ・クーダーで、 彼のボトルネック・ギターと、様々な弦楽器 (ギター、バンジョー、ワイゼンボーン、バイオリン、マンドリン) を操るデヴィッド・リンドレー、そしてジム・ディッキンソンのピアノというミニマム編成で、登場人物の心理を余すところなく見事に描写し、映画音楽の常識を覆したとも言われるエポックメイキングな傑作。
長きに渡って、ヒーリング・ミュージックとしても愛聴の1枚でもあり、何度でもいつまでも聴いていられるナイスな1枚!
好き嫌いはあるでしょうが、これからも様々なリスナーに感動を与え続けるであろう、映像・音楽ともに素晴らしい作品の紹介でした☆
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