歴史的な名盤と形容される作品は数多あると思いますが、間違いなくこの『I Want You』もその一枚として、ジャンルを超えて広く認知されていると思います。
リリースは1976年、後期マーヴィンの代表作である『What’s Going On』や『Let’s Get It On』に目がいきがちですが、個人的にはこの作品がNo.1 フェイヴァリット。
当時、モータウンの専属ソングライター兼エンジニアだったLeon Ware(リオン・ウェア)がプロデュースということで、ソウルフルでありながらもセンシュアルな色合いを持ち合わせた、2人のカラーが「これでもか」というくらいにマッチした、アルバムを通して素晴らしいサウンド・スケープを感じることができます。
リオン・ウェアに関しては、このブログで何度も取り上げていますので、興味ある方はミュージック・ジャーニーしてみてください。
そしてジャケット写真は、アーニー・バーンズによるレイト・ルネッサンス様式の象徴的な絵画を引用したもので、こちらも魅力のひとつでしょう。
アルバムから何曲かリンクをつけておきますので、よかったらぜひ聴いてみてください。
中でもマーヴィンが、2番目の妻となるジャニス・ハンターへの愛を謳った表題曲「I Want You」は、ダンス・ミュージック界の重要人物として、数多くのプロデュース、ミキシング、リミックスを行ってきたレジェンド、John Morales(ジョン・モラレス)こと M+M による未発表のリミックスでどうぞ。
これめちゃ、カッコいいですよ
① Title : I Want You (M+M Main Mix)
②Title : All The Way Around
③Title : Soon I’ll Be Loving You Again (Alternate Mix)
今日も見ていただきありがとうございました