終末期ケア (440)"ご本人の現状認識を確認しておくことも大切"① | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。

こんばんは😄
今日も、読んでいただきまして
ありがとうございます😊

大切なご家族を亡くした方、
悲しみを乗り越えて、
   笑顔で過ごせますように🍀🙏

がんや難病、その他の病気と闘っている方、
身体もこころも前向きに免疫力をアップさせて
病気をやっつけることができますように🍀🙏


明日の松山のお天気は、晴れ☀️時々曇り☁️
朝は、16度
日中は、27度
雨の確率は、10%とのことです。


27日東京の発生者数は、684名
27日(0:00時点)
全国の感染者数は、731489
           入院者数は、59279名(-1070名)
   重症者数は、1371名(-42名)
   死亡者数は、12640名(+115名)
(毎日新聞)





















うさぎみなさん、こんばんはだぉぅロップイヤー




⭐️基本姿勢と

   コミュニケーション



1)ご本人の現状認識を

  確認しておくことも大切❶


あじさい緩和ケアでは、病状悪化などの

「バッドニュース」を伝えなくてはならない

 場面があります。


あじさい心情への配慮とともに、現状を正しく把握

 できているか、そのつど確認することが

 大切です。



①バッドニュースを伝え
 なくてはならないこともある

緩和ケアの介入時には、すでに病名、病期
 の診断や、インフォームド・コンセントが
 済んでいることが一般的です。

・しかし、その後も病状悪化などバッド
 ニュース伝える機会が何度もあります。

看護師はできるだけ主治医との面談に
 立ち合い、面談後に声をかけるなどして
 サポートします。

バッドニュースを伝えられた方の多くは、
 悲しみ、怒りなどの感情を抱きます。
 スピリチュアルコミュニケーションを前提に
 想いに寄り添うことを心がけてください。


②進行後、治療方針が変わった
ときも、ご本人、ご家族の
    理解度を確かめます

あじさいバッドニュースを聴くときは、
 感情的になりやすく、話の内容を十分理解
 できないものです。

あじさい面談後や翌日以降に声をかけるなどして、
 ご本人やご家族が話の内容をどの程度理解
 されているかを、随時確認しましょう。

あじさい治療方針が大きく変わったときも同じです。


理解度を確認しながら、ご本人・ご家族の
 希望を尊重したケアプランとなるように
 調整していきます。

ご本人は「病名を知りたい」と思っておられ
 る方が多いのですが、知らせたくないと思う
 ご家族も多くおられます。

ご本人が知りたいと思われている場合には、
 ご家族にそのことを伝えて、双方の想いを
 尊重しながら調整をはかります。

・医師の説明で不明な点はなかったかを聞き、
 事態を悪く捉えすぎていないか、抑うつなど
 の問題が生じてないかなども注意します。



 




参考資料

  これならわかる
    はじめての緩和ケア 
      聖路加国際病院 緩和ケア科部長
           林 章敏氏監修 (ナツメ社)


 次回は、
  基本姿勢とコミュニケーション
   "ご本人の現状認識を
      確認しておくことも大切"②
               について

  
       一緒にお勉強しましょうニコニコ


ご感想、ご意見、ご質問、
 ご遠慮なくいただけたらと思います。
 手探りでやってますので、ヒントをもらえたり
 私にも勉強になりありがたいです。