終末期ケアについて  (226) 症状を抱える患者へのサポート21 爪の変化はなぜ起こるのか① | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。

こんばんは😃
今日も、読んでいただきまして
ありがとうございます😊

今日の松山のお天気は、晴れ☀️
朝は、10度
日中は、21度
雨の確率は、0%とのことです。

松山は、今日も一日晴天でした。

24日東京の発生者数は、203名

24日17:45時点で
全国の感染者数は、94706名(+692名前日比)
退院者数は、87765名(+538名)
亡くなったかたは、1705名(+12名)
(毎日新聞)

これから年末年始にかけて、忘年会や家族での新年の会食などが増える。それを控えて分科会が示したのは、以下の5つの場面だ。

・飲酒を伴う懇親会等

・大人数や長時間におよぶ飲食

・マスクなしでの会話

・狭い空間での共同生活

・居場所の切り替わり

飲酒は少人数で深酒を避け、コップや箸の使い回しを避けるといった工夫を呼びかけている。

(BuzzFeed Japan)




いちご🍓の花です。

小さな🍓ですけど、甘いんですよニコニコ



なでしこの花🌸





駆けていく、はなさんの足爆笑

うさぎみなさん、こんばんはだぉぅロップイヤー



⭐️症状を抱える患者へのサポート

1)爪の変化とは
・爪の変化とは、抗がん薬などの影響で爪が薄く
 なる、縦にスジが入る、割れやすくなる、凸凹
 する、色が黒くなる、などのことです。

・ほとんどの場合は、抗がん薬治療が終了すると、
 時間をかけて少しずつもとに戻ります。

・爪が変形したり色が変わることで、日常・社会
 生活に支障が生じたり、心理的な変化を起こして
 生活の質(QOL)の低下につながることも
 あります。



2)爪の変化はなぜ起こるのか

爪の変化を起こすがんの治療としては、主に
 抗がん薬治療があげられます。

・特に爪の変化を生じやすい抗がん薬は、
 フルオロウラシル(5-FU)、タキソテール
 マブリン、アドリアシンなどです。

・変化を生じた爪は、
  もとに戻るまで約半年以上
 と長い時間を要します。

爪は健康のバロメーター
A・・・のどや腸の病気に注意。風邪をひくと長引く傾向にある
B・・・栄養障害。カルシウム等が不足している可能性があります
C・・・血行不良が原因かも。貧血や冷えに注意して下さい
D・・・神経性の疲労が原因になる事も
斑点の量が多い場合は要注意
E・・・縦線は過労、貧血、血行不良のほか、老化現象かも
F・・・横線は栄養不足が原因です
大腸の病気にも注意して下さい
G・・・正常な爪です


3)爪の変化の徴候・症状
・症状としては、
  爪が薄くなる、縦にスジが入る
  ゆがむ、割れやすくなる、
  凸凹する、黒ずむ、などが
 あげられます。








イチョウの構造

爪は、指先の保護や指先の微妙な感覚などにおいて重要な役割を担う上皮組織です。「爪甲(そうこう)」「爪郭(そうかく)」「爪母(そうぼ)」「爪床(そうしょう)」から成り、さらに細分化された名称をもっています。私たちが通常「爪」と呼ぶ部分は爪甲にあたり、爪甲を取り囲む皮膚を爪郭といいます。爪甲は爪母から作られており、爪の根元にある「爪半月」も爪母の一部です。爪床は爪甲の裏側にある皮膚のことで、爪甲に密着しています。


爪の構造


イチョウ一般的な爪のケア
  • クローバー丈夫な爪を育てる

    すでにもろくなった爪を丈夫にすることはできませんが、これから生えてくる爪の質を改善することは可能です。食生活では、栄養バランスのとれた食事を基本としながら、爪のもととなるタンパク質やビタミンA、B、Dの摂取意識します。

    また、健やかな爪を育てるうえでは、食事とあわせて質のよい睡眠やストレスの緩和、規則正しい生活

    大切なポイントになります。

  • クローバー爪の保湿ケアを習慣づける

    乾燥によるトラブルが起きている爪には、保湿ケアが欠かせません。特に手の爪は水仕事などで乾燥しやすいため、爪用の保湿クリームでこまめにうるおいを与えましょう。爪用の補修成分が配合されたタイプや、爪の保護・コーティング機能をもつタイプのクリームを使用するのもよい方法です。

  • クローバー爪の切り方に注意する

    切るときに強い力が加わると、爪がダメージを受けやすくなります。爪を切るのは、入浴後など爪が柔らかくなっているときがおすすめです。左右のバランスをみながら少しずつ切りはじめ、形を整えていきましょう。最後にやすりをかけておくと、見た目がきれいになるだけでなく、爪に物が引っ掛かるのを防げます。手の爪は深爪に注意しながら、指先の肉に合わせて丸く整えましょう。


        参考資料ロート製薬

         秋葉原スキンクリニック院長 堀内 祐紀先生