終末期ケアについて  (76)食に関する苦痛緩和の目標設定とケア②食を楽しめるような援助 | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。


おはようございます😃

今日も、読んでいただきまして
ありがとうございます😊

今日の松山は、曇り☁️のち雨☔️
朝の気温は、19度
日中は、24度ぐらいです。
雨の確率☔️は、60%とのことです。
そろそろ、梅雨入りでしょうか雨くもり


25日東京の発生者数は、8名

25日18:00時点で
全国の感染者数は、16404名(+29名前日比)
退院者数は、13446名(+50名)
亡くなったかたは、830名(+10名)
(毎日新聞)

緊急事態宣言が全面的に解除になりましたね。
だからといって、油断をしてしまったらもともこも
ないことになります。
第二波🌊は必ずやってくると思いますよ。
2週間後がどうなっているかですね。


病院のほたるぶくろが咲きました。


はなちゃん爆笑


⭐️嚥下困難時の食事の工夫
🍀とろみをつける
・生卵や山芋、片栗粉でとろみをつけます。

・汁物にとろみをつけるためには、
 増粘剤(トロミアップAなど)を使用します。
 量を多く使うとベタベタになって、
 逆に飲み込み難くなりますので注意が必要です。
 果汁の多いジュース🍹は、苦味が増すことが
 あります。

🍀のどごしのよい食品や調理法
・お粥、おじや、ゼリー、プリン🍮、
 水ようかん、アイスクリーム🍨、
 茶碗蒸し、豆腐

・カステラやパンは温かい牛乳に浸します。

・和え物は、豆腐、マヨネーズで和えます。


🍀咀しゃくしやすい食品
・骨、小骨のない煮魚や、よく煮込んだ肉類の
 ように簡単に口の中でほぐせる食品を選びます。

・果物の缶詰め🥫やフルーツ、野菜🥦などは
 一口サイズにカットします。


⭐️口腔ケアの方法
🍀口腔内の乾燥
・人工唾液(サリベート)
 保湿・湿潤ジェル(オーラルバランス)
 洗口液(マウスウォッシュ)

🍀口内炎
・含嗽用ハチアズレの使用


⭐️食事を楽しめる援助
①食べたいものを食べたい時間に
・エネルギーや食事量にとらわれることなく、
 食べたいものを好きな時間に食べればよいことを
 伝えます。

・がんの終末期には、食事量をしっかり摂取しても
 悪液質症候群のために
 体重減少をくいとめることは難しい。

・食べる量が少しであっても空腹を感じなければ、
 今、食べている量が必要適正量であると
 いうことを、ご家族に説明します。

・無理に食べるのではなく、患者さんの好みを
 優先して少量ずつでも栄養価の高いものを数回に
 分けて摂取してもらう。
 
②食べること自体を楽しむ
<味覚の変化に合わせる>
☘️常に苦味や金属的な味がする場合
 ・赤みの肉よりは、鶏肉や魚に変えます。
 ・口当たりのよい温泉卵や乳製品をとります。

☘️甘みを感じすぎる場合
 ・口内炎などがなく口内がしみなければ、
  レモン🍋や柑橘系で酸味のある果物🍊や
  酢の物をとります。

☘️何を食べても味気ない場合
 ・味付けを濃くしたり、これまでの好み以外の
  ものを試して、美味しいと感じる
  食品を探します。

<食品の香りや色を楽しむ>
☘️終末期の患者さんは、炊き立ての物の香りを
 強く感じて、食欲が進まないことがあります。
 少し冷ますことにより香りの感じ方を変える
 ことで食べやすくなります。
 
☘️食事は目で楽しむことができます。
 摂取量は少しであっても、色とりどりのお皿に
 小分けして入れます。

☘️終末期の状態で消化液を排液するために
 胃管が入っている場合は、
 食事、排液以外の時は、管を抜いてその間は、
 主治医の許可を得て、
 飴🍬やジュース🥤を飲んで味覚を楽しむと
 いうことも可能です。

☘️寝たきりの状態になった場合は、棒付きの飴🍬
 を準備して、誤嚥しないような配慮を行い、
 最期まで味覚を楽しむということも可能です。

音符病棟に入院されていた患者さんで
 「みかん🍊が食べたい。」と希望された
 患者さんに、ご家族に協力していただいて、
 果汁にして口を湿らせるぐらいですが、
 亡くなられまで続けた経験があります音符

音符アイスクリーム🍨も甘くて口の中で
 溶けますので、最期までほんの少しずつ食べて
 いただいたケースもありました音符

<快適に食事ができる環境を>
☘️終末期は、ベッド🛌で過ごす時間が増えます。
 食事はテーブルで食べたいと希望されることも
 あると思います。
 病院ならサイドテーブル・オーバーテーブルを
 使用して、可能なら患者さん自身で、
 難しいようなら食事介助を行いましょう。
 誤嚥の危険性も高いため、側に寄り添って介助を
 行いましょう。

☘️ひとりで食べるよりは、誰かが側にいることや
 音楽音符むらさき音符を流したりと、雰囲気作りをする
 ことも大切です。

☘️終末期の患者さんの場合は、
 ベッドサイドにポータブルトイレを置いている
 場合も多いと思います。
 換気をしたり、臭気の対策を行いましょう。

虹可能なら最期まで、
 口から食べることができること
 家族にとっても、
「最期まで食べることが
         できた。」
 という想いは
 満足につながります虹

         参考資料

      絵でみるターミナルケア(Gakken)


今日も、長くなりました。
最後まで、読んでいただきまして
ありがとうございます😊

次回は、
 終末期における排泄に関する苦痛と援助に
     ついて、一緒にお勉強しましょうニコニコ

※  ご感想、ご意見、ご質問、
 ご遠慮なくいただけたらと思います。
 手探りでやってますので、ヒントをもらえたり、
 私にも勉強になりありがたいです。