終末期ケアについて  (27)ある息子さんの話 | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。

おはようございます😃

いつも読んでいただきまして
ありがとうございます😊

今日の松山は、やっぱり薄曇りです。

さくら🌸は、満開になりました。

新型コロナウィルス🦠については、
まだ、緊急事態宣言は出ていない様子

私には、なぜここまで引き延ばすのかは、
よくわからないのです。
経済ももちろん大切です。
私は、医療従事者だから、
私には人の命のほうが大切に思えるのです。
命があってこそ、経済も活性化すると考えます。
医療現場は、感染予防対策に使用するマスク、ガウンが底をつき、医療する側がいつ感染してもおかしくない状況になっているのです。
現場の医師、看護師も疲弊していると
聴いています。

在宅の訪問看護もガウンがなく、
100円ショップのレインコートを買い訪問する度に
あたらしい物と交換しているとかー

ニューヨークでは、亡くなった方が多すぎて、
冷凍庫付きのトラックに保管されたり、
広場に袋に入れられたまま置かれていたり
している。

日本もそうなる可能性がこれから起こるかも
しれないのですものね。

必要以外の外出を避け、家に居よう‼️

体力が落ちるからと公園でランニングしたりー
気持ちはわかりますが、
同じ公園に、結構人が集まっているということも
聞きました。

コロナ離婚が増えた🤭という噂ー

なんだかなあ〜



ちょっと、気分を変えてー
保育園のザウルスに兄弟がいると以前、お伝えしました。
それが、この子なんですよ。
大きさも同じくらいー


小人さんのお家に、松ぼっくりがふたつ
子どもたちが遊んだ後なのかなあ〜

5月7日から社会復帰しようと思っています。
環境は変わるわけではないので、
どうなるかわからないけど、
保育園の先生に守られて、
子どもたちに癒されて
一度、戻ってみようと決めました。
一歩前に進まないとね🙃

⭐️あるふたりの息子さん

私が終末期ケアを始めてから、
何気ないことなのですが、おふたりのことが、
ずっとこころの中にあります。

🍀おひとりは、美容師さんです。

 朝一で、おかあさんの面会に来て、
 また夕方、面会に来られていました。
 ほぼ毎日です。
 その日も、朝来られていてー
 でも、昼過ぎに急変、おかあさんの最期に
 間に合わなかったのですよね。

うちの病院は、患者さんが亡くなられたら、
連絡網が回り、病院職員が集まり、
お見送りをするのです。

 病棟からエレベーターに乗って、
 息子さんの横を歩いているとき、
 「朝、来ていたんですよね〜」
 看取れなかったことを後悔されている言葉です。
 私は、
 「ご家族がおられないときを選ばれる方も
  いらっしゃるのですよ。
  本当によく看てあげられましたね。」

 ただ、それだけの言葉かけです。

後で、地域連携室の相談員から

 「息子さん、挨拶に来られて、あの言葉で
  助けられました。」

と言っておられました。と聞いたとき、
側にいて良かった、何気なく言った言葉なのに
少し負担を軽減させてあげることができた。
側にいなかったら、あの言葉を聴けなかったら
ずっと後悔で残ったかもしれない。

だからといって後悔は消えたわけではないと
思うのです、
でも、ほんの少しでも、こころが楽になったのなら
本当に良かった。と思いました。

🍀もうひとりの息子さんの話

 この方も、おかあさんの「自然な見取り」を
 希望されていました。
 おかあさんの看取りは間に合いました。
 男性には珍しく、エンゼルケアの参加を希望
 されました。
 日中でしたので、浴室に行きシャワー浴を
 ご家族と一緒にします。
 長いお風呂介助用のエプロンをつけて、
 スリッパ履いて、身体をきれいにするのです。
 側に立っている私に一言、

 「私の判断は間違っていなかったですか?」

    何かを確認するような感じで言われたのです。

 私は、
 
 「ご立派でしたよ。間違っておりません。」

    息子さんは自分に確認したかったのだろうと
 思います。
 いろんな葛藤があったのでしょう。

 「自分は、親を見捨てたのではないか?
  本当にこれでいいのかー」
 
    ずっと、葛藤されていたのでしょうね。
 でも、質問されたときの表情は
 とてもよかったように思えました。
 多分、誰かに確認してほしかったのだとー

 このおふたりの息子さんから、
 ご家族への寄り添うことの意味を教わりました。
 誰かが息子さんの側にいなかったら、
 この言葉は誰に投げかけられたのでしょうか?

また、長くなりました。
最後まで、読んでいただきまして
        ありがとうございます😊

次回は、緩和ケアとかエンゼルケアの話とか
    家での看取りについてとかー

 私自身も、もう一度、勉強しながら
   お伝えしていけたらなと思っています。