昨年も書いたと思うけれど、ブラジルでは母の日にお墓参りをする。
もちろん現役の母にプレゼントもするのだろうけれど、今は亡き母に孝行するのである。
だから、ブラジルの墓地は花でいっぱいになるらしいし、ここ別院の納骨堂も沢山の花で飾られる。
昨年も感動したけれど、やはり今年も目のあたりにするとその気持ちに打たれる。
ブラジルでの母の日は家族で過ごす習慣があり、お寺での「法事」の件数も少ない。
そのおかげで忙しいはずの日曜日だけども、お昼過ぎに外出をする事が出来た。
そこで念願のマスピ美術館の下で開催されているアンティーク市場に駆けつけた。
(写真はクリックで拡大します)
実は先週の日曜日もたまたま忙しくなく外出した時に、この市場が開催されている事を知った。
次のチャンスには絶対行こうと思っていたら、なんと翌週に幸運が巡ってきた!
マスピ美術館の立地を生かして所狭しとお店が並んでいる。
日本を発つ前に友人と行った東寺の弘法市 を思い出しながら行ってみると
活気具合は似てるけれど、品物がゼンゼン違う!
と当たり前だけど、あらためてそう思う。
バイキングの宝箱に入っているようなコイン
いかにもドラクエで最初に持つタイプっぽい小刀
さらに、鉄の兜
杖
MPがうなぎ登りになりそうなアクセサリー各種!
などなど・・・
と、そう思ってお店の人を眺めると、いかにもそれっぽいので
すごく気分が紅潮してきた。
ほかにも
ジャンバルジャンが盗んだような?銀製の燭台
アンティークの時計やライター
時計の中にカシオのGショックが混ざっているのがなんともアンバランス。
挑戦的な配置である。
お店の人にも
「あなた本物が分かる?何が欲しいの?」
と試されているようだ!
何せ時間がないので足早にお店を回る。
このガラクタたちの中に必ずや伝説の宝が眠っているに違いない!
必ず見付けてやる!という気運がどんどん高まってきて興奮するが、
「いや、ここで、場の雰囲気にのまれてはイケナイ」
と
もう一人の自分がいさめる。
この冷静な眼力がいま必用なのだ!
今こそお宝を手中にするのだ~!!
と
どんどん といっちゃいけない方向へこころが踊る
もう完全に市場の魔法にかかった。
そこに
キラリと光るものが私の眼前に!
ガラスのコップだ。
しかし、わたしは素通りした。
飛びつくのは良くない、相手の思うつぼなのだ!
駆け引き
それは
しすぎてもダメ
かといって
しなさすぎてもいけないのである。
テント周りも二週目でこころに残っていた
そのグラスの前に立った。
グラスは
やはり光っていた!

私は、お店のおじちゃんにポルトガル語で語りかけられるやもしれない恐怖に打ち勝ち、
意を決してグラスを手に取った。
まず底に張ってある値札を読んだ
「300レアイス」18000enn超!
取った時よりも深重にかつしんちょーにグラスを置き、
その場を立ち去った。
3周目
グラスはなお大きく光を放つ!
またグラスを手に取り感触を試した。
ええな~

お店のおっちゃんが、すかさず
「これ、バカラ 」
と言って
もう一つのコップを持ってチ~ンと指で二度はじいた。
いい音がする!
テーブルにおいてある同種のグラスは6つあるので、
「6個全部で300レアイス?」
と尋ねたら
「そうだ」
と頷く!
う~ん!
お金があったら買ってたですね~
本物のバカラかどうかは分からないけど、
本物だったらかなりのお買い得だ。
でも、いまこうやって冷静になってみると
6っつもコップはいらないし、私はグラスをすぐ割る質だし。
買わなくて良かったのかもしれない。
でも6つで300レアイスは破格だし
お寺でみんなで呑む時に使えるし。
次回また彼らに会ったら買うと思う。
お金の踏ん切りがついたら(*゚ー゚)ゞ
行ったのは3時過ぎくらいだったけど、もうちらほら店をしまいかけている。
どうやら4時には閉店しないといけないのかな?
次回は朝からでかけねば。
足早に各店を見て歩き、他の店で光を放っていた
デミタスカップを購入した。
お店のおばさんも品のいい感じでお店に座ってて
それも、良かった。
けっこう売る人の印象って大切だと思った。
坊主も見られているんだろうな~って思う。
おばさんは一つ一つ丁寧に説明して下さる。
(もちろん私が分かる程度で)
上のカップが私も知ってたWEDGWOOD イギリスのもの
下のがPIRKEN HAMMER チェコスロバキヤのもの
こちらは知らなかったけど、いい感じなので買いました。
自分が気に入ればそれでいいとはいうものの・・・。
帰って煮沸した後にさっそくネットで「何でも鑑定団 」を開始!
もちろん私は本物だと思って購入しました。
どうやらお皿の底の刻印(バックスタンプ)で調べるようなのですが
似たマークを探すと
1918-1938年代のものらしい。骨董品とはいえないですねー
ピルケンハンマーについては以上しか調べれなかったです。
次は
これはウェッジウッドのもの
バックスタンプを目印に似たものを探すと
1910年以降のものですが・・・
なんか変なマークまで色々ついてます。心配。
さらに
サンドリンガム(Sandringham)の刻印を調べてみると
それはVictor Skellern(1909-66、WWには1934-1965在籍)
という人のデザインである事が分かりました。
年代が合ってますね
検索してみると
カップの絵柄は
SANDRINGHAM-PINK by WEDGWOOD CHINA [WW SANP] Pattern #: W3510
Description: PINK, YELLOW & BROWN RIBBON
ピンク、イエローのブラウンリボンという事で見事合致しております!
パターン番号(絵柄を番号で表わすらしい)も見事W3510で合ってます。
以上「何でも鑑定団」でした。
最後に
私が買った値段はどちらも定価50レアイスをおまけしてもらって、一つ40レアイスでした。
どうやら本物なら妥当な値段+って感じですね~
おばちゃんは
「あなたとってもいい買い物をしたわ」
っておっしゃってくれました。
私も大満足です!
久しぶりに買い物の楽しさを味わいました。
骨董市ならでわ、のたのしさ。
それはお金持ちでなくても美術館で「どれ買うかな~?」
と美術品と、そしてお店の人と会話をする楽しさです。
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