日本では当たり前の事だが、こちら南米別院ではお寺に来てお勤めをする方が多い。
つまり私達はお寺にこもっている時間が多い。
日本ではしょっちゅう初めてのお宅に上がってお勤めをしていたから、いつしか慣れっこになっていたが、しばらくそんな環境から離れてみると、初めてのお宅に上がってお勤めをしてお茶を頂いて・・・という行為が当たり前どころか、とっても特別に思えてくる。
長年坊主をやってきたつもりだけど、久しぶりに他所のお宅にあがるとドキドキする。
お寺は「人を迎えるところ」、というのが世の中のお寺の常だろうとおもう。
浄土真宗のように信者のお宅に毎月行くとか、法事の時にいくとかというシステムは他の宗教には少ないと聞きくけども、ここ南米の別院では外に出てお勤めする事より、迎える方が圧倒的に多い。
先日 私が葬儀を勤め、初七日も所謂「外勤」でそのお宅へ行った数日後、その家のお婆ちゃんがお寺にやってきて、49日の予約をしにおいでになった。
事務所にいた私も「この前はどうも」とあいさつをした。
しばらくお話を聞くともなしに聞いていたら、
「次ぎにくるお坊さんは、ポルトガル語の話せる人にして下さい。」
とのこと。「が~ん」軽くショック!
「若い人にも、お話を聞いて欲しいし・・・」
と私のショックをよそに、おばあちゃんは話し続けます。
いつもの私ならあまりのショックに、数日間だけ引きこもりがちになるところですが、ここはブラジル、こんな私もすこし心が広くなったようです。
という訳でもないでしょうが、(*^.^*)
次回は話せるtomozawaさんにお任せするとして今後の課題にきちんと聞いておこうと思い、
「どんな、お話をしたらいいですか?」とお尋ねしたところ。
「なぜ、法事をするのか。 なぜお斎を皆で食べるのか。 亡くなった人が仏様(おばあちゃんは神様と言ってましたが・・・)になるとはどういう事か」
という要望でした。
う~ん もっともです。現在日系の3世4世の方々は日本語が理解出来ない人が増えています、更に仏教ではなくキリスト教に変わる人も増えている中で、お婆ちゃんは仏式での法事を行っているのですから。
お坊さんに法事の意義や大切さを若い人に伝えて欲しいと願うのはもっともな話ですし、そういう要望ある事自体大変嬉しい事です。
わたしはポルトゲスがまだまだなので、法話は日本語だけで済ましてきたのですが、この日を境にお尻に火がつきました。
というのはこの方の法事の日に別院には私しか坊主がいないという事が判明したのです!
が~ん!!
ダブルショック!
ピンチです!!!
引きこもるにも、こもれない状況です。
どうしよ・・・
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つづく