ネットフリックスで何気なく検索していると映画「破戒」を見つけた。
この映画は、一年前に公開された島崎藤村の小説「破戒」を映画化したものだ。
一年前にこの映画が公開されたことは全く知らなかった。
早速鑑賞した。
島崎藤村の「破戒」は、私が中学生のころ読んで大変な衝撃を受けたことを思い出した。
部落差別という人間の愚かさを明らかにした小説で、感受性の高かった時期の私は、とても衝撃を受けた。この本は、私の生き方を変えた一冊になったと言っても過言ではない。
映画を観て改めて感動した。
差別は、絶対あってはならないことを強く感じた。
大粒の涙があふれて来た。
どんなに困難であっても前向きに生きていくことを教えてくれる。
人間のあり方を問う感動の作品だ。