ふるさと帰農研修 8月24日 土壌診断 | 哲爺の気まぐれ日記

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定年を迎えた爺の気まぐれ日記です。
趣味のボウリングや野菜づくりを中心に思いついたことを記録していきます。

今晩の研修のは、「土壌診断」の講義を受けた。

作物の栽培に必要な土作りの基礎を学んだ。

・土を肥やすためには、物理的、化学的、微生物的性質をすべて向上させる必要がある。
・土壌の物理的性質
 ■固相・・・多い土は、隙間が少なく、根の呼吸が阻害される。
 ■液相・・・多い土は、湿害を受けやすい。
 ■気相・・・多い土は、水分不足となる。
・理想的な土とは、
 ■水が適度にたまり、余剰水は、排出される。
 ■酸素が十分存在する。
 ■肥料が保持され、作物が必要なとき少しずつ補給できる。
・そのためには、
 ■土壌が団粒構造になっていることが必要。
 ■団粒構造が出来るタメには、粘土と腐植が必要。

・土壌の微生物の改善
 ■微生物が繁殖するには、腐植の材料である有機物(腐葉土、牛糞堆肥など)が施用されたとき。

・地力の高い土
 ■連作障害が出にくい
 ■肥料の効率が良い
 ■病気が出にくい
 ■倒伏などの被害が軽い

・土壌診断
土壌のPHや腐植、リン、カリ、石灰、クド、マンガンなどの土壌に含まれている化学的な値をはかりその土壌を診断する。
・表面の土から3~5cm以下の土を測定する。
・結果は、2週間くらいかかり、診断料は無料で行っている。

◎今度畑の土を採取し土壌を診断してもらおう。